UNIAO TINTO NV
ポルトガル:ベイラス地方:テラス・ド・ダン
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ティンタ・ロリス、ジャエン、ティンタ・ピニェイラ
メルカード・ポルトガルの通販で、5本セット4800円、1本あたり960円で購入。
参考価格は、1080円。
【外観】
清澄度:少し濁った印象
輝き:強め
色調:若々しさのある、紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、深い透明感と輝きがある
【香り】
豊かさ:少し鼻を突く印象
特徴:
<果実>黒い果実
<花・植物>茎っぽいグリーン香
<香辛・芳香>なめし革、血液
<化学物質>硫黄、ケミカル、還元的?
香りの印象:ケミカルで閉じた印象
【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し多めの残糖の甘み
酸味:やさしい、はっきりした
タンニン分:サラサラした、弱め
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
チャーミングな果実感だが、ちょっと腐臭のような戻り香がある?
【評価】
ライトでカジュアル、甘み強めのフルーティな味わいながら、戻り香がちょっと悪い?
【供出温度】
10-13度 タンニン弱めで、香りにちょっと難があるタイプなので冷やして飲んだほうがいい?
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
アフターフレーバーが良くないが、ひょっとしたらデキャンタージュしたら香りが飛ぶかも
【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いルビーで、深い透明感と輝きがあります。
香りは最初閉じた印象で、硫黄やケミカル、なめし革や血液、茎っぽいグリーン香などがあり、あまり良くありませんが、時間が経つと甘い果実香やカラメルの印象などが出てきました。
味わいは、ライトで甘みのあるアタックから、カジュアルでチャーミングな果実感と優しい酸味が広がり、タンニン弱めの優しい味わいで穏やかにフィニッシュ。
あれ?ちょっと腐臭のような戻り香がある?
ちょっと気持ち悪いけど、もう少し飲み進んでみよう。
飲みくちはとてもカジュアルで、甘みがあって、ちょっとジュースっぽいけど、ベタベタした感じはなくて、クールで上品な印象。
ちょっと強めの甘みも、個性としてとらえられると美味しいと思います。
最初に感じた腐臭のような戻り香はだんだん無くなってきました。
気のせいだったかな?
ただ、香りはあまり良くなってきません。
今日の晩御飯は、ホールトマトを使ったハヤシライス。
どちらかというとトマトシチューって感じで。ガーリックライスにかけていただきました。
トマトの味わいが強いメニューですが、ワインの甘いカジュアルな味わいがよく合いました。
ニューワールドのようなジュースっぽさでは無いんですね。
そういえば、最近の赤ワインって、ちょっと甘みがあるタイプがちょっと流行りっぽい気がします。
食事が終わってガーリックラスクとチェダーチーズに合わせると、これはまたバッチリ。
ほんのり甘いので、ワインだけでも美味しく飲めますね。
ニューワールドの甘みとまた違う、素直で美味しい甘みなんですよね。
ちょっとポートワインにつながるような印象でしょうか。
人に例えると、ピュアで純真キャピキャピしてて、ただ純真で明るい女の子、みたいな感じです。
良いワインではないでしょうか。
■楽天ショップへのリンク
【よりどり6本以上送料無料】ウニオン・ティント【赤】【ダン】750ml【RCP】
※サイトより引用
若いブドウの果実味がたまらない!!!
店長ヒロノのおすすめコメント!!
この値段でも、決してシャバシャバでないところがスゴイ!!
作家 壇一雄が≪同じ名前≫であることから愛飲したといわれるダン地方の赤ワイン。若いブドウの甘味と、ダン地方の特色でもあるしっかりした酸味が、しっかりとした味わいのワインに仕上げています。酸味、果実味、ボリュームのバランスが素晴らしい!当店ワインスペシャリストのカルロスも大絶賛!ダン地方の協同組合UDACAで作られるデイリーワイン。