2015/01/20

モンテマール ロゼ 2012 (2回目)

モンテマール ロゼ 2012
モンテマール ロゼ 2012
MONTEMAR ROSE 2012

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、カルメネール、ソーヴィニヨン・ブラン

グルメシティで、543円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかったサーモンピンクの、淡いロゼ
濃淡:淡い
粘性:やや強め
外観の印象:色付きが弱い

【香り】
豊かさ:弱め、ちょっと鼻を突く印象
特徴:
<果実>酸味の強い赤い果実、柑橘系
<花・植物>ヴェジェタル
<香辛・芳香>グリーン系のハーブ
<化学物質>硫黄、アルコール香
香りの印象:弱めだが、アルコール香が強め

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:シャープな、ちょっと酸っぱい感じ
タンニン分:弱めだが、ちょっと収斂性がある
バランス:酸っぱくて、締まる印象
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
柑橘系のフルーツ

【評価】
爽やかで酸味の強い、白ワインベースの味わい

【供出温度】
7度以下、8-10度 酸味が強烈なのでしっかり冷やして飲んだほうが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
このワイン、2012年は2回目なのですが、完全に白ワインベースの味わいですね。

ソーヴィニヨン・ブランが使っているので、白ワインと赤ワイン、あるいはロゼを混ぜて造った、ニューワールドタイプのロゼであることは間違いないのですが、白ワイン比率が高くて、目隠して飲んだら完全に白ワインだと思うでしょうね。

外観は、オレンジがかったサーモンピンクの、淡いロゼで、少し輝きがあります。

香りは、最初硫黄とアルコール、その後酸味の強い赤い果実、柑橘系、硫黄由来のミネラル感があって、グリーン系の印象もあります。

味わいは、酸味の強い、すっぱいアタックで、ほぼ酸味に支配された状態で、えぐ味と収斂性のある短めのフィニッシュ。

白ワインの味わいが強くて、ロゼらしさが少ないですね。
ちょっと攻撃的な酸味がまた白ワインっぽさを強調しています。

でもまあ、そんなに悪くないかも。意外といけますね。

今日の晩御飯は、自家製のシュウマイと、鯖の味噌煮。
鯖の味噌煮はワインに大敵で、ロゼや赤にはまったく合わないメニューですが、このワインは白ワインに近い味わいなので、意外と平気みたい。

シュウマイは豚肉の甘みとちょっとロゼっぽい感じが、じわっと良く合いました。
醤油とか辛子は控えめにしないと、ワインが持っていかれます。

大根のマヨネースであえたサラダも、何も考えないで合う感じ。
ピスタチオは、やや苦味がケンカします。

このワイン、ちょっと無意思で、ちょっとアホっぽい印象があります。

ロゼとしてはどうなの?って感じはあるものの、ワンコインのワインとしてはそこそこ問題ないと思います。
ただリピートしたいか、と言われるとちょっと微妙かも。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


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