2015/01/25

コアラ・ランチ カベルネ&グルナッシュ 2013

コアラ・ランチ カベルネ&グルナッシュ 2013
コアラ・ランチ カベルネ&グルナッシュ 2013
KOALA RANCH CABERNET GRENACHE 2013

オーストラリア:地理的表示無し
アルコール度:14%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、グルナッシュ

グルメシティで、1166円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫色のフチをした、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強い
外観の印象:色付きが良い、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>黒い果実、ドライフルーツ
<花・植物>茎っぽいグリーン香
<香辛・芳香>なめし革
<化学物質>やや還元的?
香りの印象:やや閉じた印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘みとアルコールの甘みがある
酸味:やわらかな、はっきりした
タンニン分:サラサラした、やや収斂性がある
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
チャーミングな赤い果実、ややジュースぽさもある

【評価】
ライトでフルーティ、残糖の甘みがチャーミングながら、クールな印象でスッキリとまとまっている

【供出温度】
10-13度 フルーティでカジュアルなまとまりなのでやや温度低めの方が良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫色のフチの濃いガーネットで、深い透明感があり、底光りするような輝きがあります。

香りは、やや閉じた印象でケミカル、なめし革の印象や、茎っぽいグリーン香など、あまり良くありません。

味わいは、ライトでスッキリしたアタックから、チャーミングな甘みのある果実感が広がり、ヒンヤリしたクールな印象で、流れるようなスマートなフィニッシュ。

かなりジュースっぽい、残糖の甘みと果実感強めのニューワールド的なまとまりですが、ベタベタした感じがなく、スッキリとスマート、クールにまとまっていて第一印象は良いですね。

ワインだけでも実に飲みやすくて、食事がまったくいらない感じです。
残糖の甘みと果実感が強いので、合わせる食事のイメージもイマイチわきません。

今日の晩御飯は、自家製の油淋鶏(ユーリンチー)。
お酢が入ってるのでワインとは相性が難しいメニューですが、このワインおおらかでフレンドリーな印象なので、料理をあまり拒絶しません。
ただまあ、ピッタリ合うわけではありませんね。

おつまみで、ナッツチョコレートに合わせてみると、渋みが強くなってダメでした。
食べ物が無くても美味しいというか、邪魔なものが無い方が安心して飲めますね。

ただ、あまりにジュースっぽいので、しっかりしたワインが好きな人には向いてなさそう。

最近はこういった角が取れてて飲みやすくてフルーティな赤も多くなってきてますが、ワインらしさや個性の加え方で深みや面白みが出てきます。
このワインはちょっとジュース寄りかな。

カミさんに感想を聞いたら、「ちょっと水っぽい、680円くらい。ハヤシライスとかオムライスに合いそう。これ、メルロー?」とのこと。

なんだかんだで、1本空きそうな勢いなので、決してマズイわけではないですが、ワインとしてはやや微妙。
コストパフォーマンスはイマイチで、印象としては800円くらいでしょうか。

人に例えると、チャーミングで明るくて元気な小柄な若い女性、って感じ?

カジュアルに気軽にフルーティなワインを楽しみたいという人には良いのではないでしょうか。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


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