2014/07/30

フィンカ・ラ・エスコンディダ シャルドネ 2013

フィンカ・ラ・エスコンディダ シャルドネ 2013
フィンカ・ラ・エスコンディダ シャルドネ 2013
FINCA LA ESCONDIDA CHARDONNAY 2013

アルゼンチン:クージョ地方
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

セブンイレブンで、税込み500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若さのある、色づきはやや弱い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>カリン、パイナップル
<花・植物>蜂蜜、アカシア
<香辛・芳香>バタークリーム、シロップ、ミネラル、青っぽいハーブ
<化学物質>なし
香りの印象:開いている、第1アロマも第2アロマもある

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:シャープな、強い
苦味:コク(深み)を与える
バランス:シンプルながら、厚みがある
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
柑橘系のフルーツ

【評価】
温度低めで飲み始めたせいか、口当たりはやや荒く、厚みはあるがアルコールがやや浮いている印象

【供出温度】
11-14度 厚みがあり、アルコール度も高めなので、あまり冷やさない方が美味しいのでは

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、グリーンがかったやや淡い色調で、輝きがあります。

香りは、南国系の果実感、バターやクリームの印象、ミネラル、白い花や蜜、全体的に複雑性と厚みがあります。

味わいは、強めでやや荒い口当たりから、強めの酸味がひろがり、その後を強めのアルコールが支えて、フィニッシュまでちょっと長めに続きます。

温度低めで飲み始めたせいか、やや口当たりが荒いものの、全体的な造りは悪くない感じ。
もうちょっと温度が上がってくると印象が変わってきそうです。

今日は、コンビニパスタのボンゴレビアンコ。
やや香りが強いですが、しっかりした酸味が魚介系パスタを活かしてくれます。
バランス的にもちょうどよい感じ。
最終的にはワインが勝ち気味ながら、バランスも悪くありません。

香りがやや強めでアロマティックなので、和食には合わせにくそう。
食事に合わせるのにちょっと気をつかいそうですね。
コンビニ食とか冷凍食品とかによく合いそう。

全体的にやや荒っぽい印象もあるものの、コストパフォーマンスは良いと思います。

消費税が上がって、純粋なワンコイン(500円)がなくなってきてるので、消費税込みで500円で買えるというのは貴重な存在ですね。
しかもコンビニで買えるし。

平日というよりは金曜日の夜にしっかり飲みたいタイプですね。
合わせるのは手軽なコンビニ弁当やスーパーのお惣菜、冷凍食品でしょうか。

ラフでカジュアル、気軽に楽しめるワインだと思います。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2014/07/29

ミュゼ・ドゥ・ヴァン 松本平ブラッククイーン 2012

ミュゼ・ドゥ・ヴァン 松本平ブラッククイーン 2012
ミュゼ・ドゥ・ヴァン 松本平ブラッククイーン 2012
Musee du Vin BlackQueen 2012

日本:長野県松本平産
アルコール度:12%
ブドウ品種:ブラッククイーン100%

ヤオコーで、税抜き1400円で購入。

【外観】
清澄度:たぶん澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫色フチの、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色づきが良い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>カシス、ブルーベリー
<花・植物>すみれ、ヴェジェタル
<香辛・芳香>肉、イースト香、黒胡椒、ジビエ
<化学物質>なし
香りの印象:第2アロマが強め、開いている、華やか

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:緻密、ヴィロードのような
バランス:やわらかな、心地良い、まろやかな
アルコール度:やや強め
余韻:短め

【フレーヴァー】
チャーミングな果実感

【評価】
華やかで強い香り、穏やかな飲みくちで、心地良い果実感があり、とてもバランスが良い

【供出温度】
10-13度、14-17度 バランスが良いので、温度低めでも、やや高めでもどちらもいけそう

【グラス】
中庸、やや大ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい印象の青味の強い紫のフチをした、ほぼ黒に近い濃さで、輝きもあります。

香りは、スミレのような華やかな印象があって、カシスやブルーベリーの果実感、パンのようなイースト香やヴェジェタルな印象など、華やかで複雑で、さらに個性的。

味わいは、穏やかな飲みくちから、芳香と果実感が口に広がり、残糖の甘みが心地よく、しっかりした酸味と穏やかなタンニンで、幸せ感のあるフィニッシュに続きます。

マイナーな日本の固有品種だし、価格的にも安めなので、全然期待せずに開けたのですが、完全にやられた感じ。
この品質のワインがこの価格で売られてるってのは、日本ワインも随分変わってきた感じがしますね。
グローバルワインと対等に戦えるコストパフォーマンスだと思います。

このワインなんかすごいですね。
なんでしょうね~、いや、美味しい。

力のないローカル品種で造ったワインって思ってた私が馬鹿でした。
平日に開けるんじゃなかった、とちょっと後悔。

でも平日に開けたのにはわけがあります。
今日は土用の丑の日、うなぎなんですね~。

なので、日本ワインと合わせたかったのですが、このワイン、なかなか期待できそうです。

と、思いきや、実際に合わせてみると、これは合わない。。。
うなぎが生臭くなりますね~。
ワインは酸っぱくなります。

ただ、食事と一緒に合わせるのではなく、食べ終わってから飲む、にすると、口をさっぱししてくれる、という点では合うけど、ワインの良さがまったく活きません。
もうちょっと軽いワインを想像して開けたのですが、思いの外濃かったので、うなぎとはイマイチみたいですね。

赤ワインと相性のいい枝豆に合わせてみましたが、このワイン、イマイチ合いません。
なんでしょうね、食事に合わせると急にジュースっぽい感じになってしまうんですよね??
おつまみのピスタチオは、悪くありませんが、バッチリ合うって感じでありません。

いい人なんだけど、深く付き合う友人がなかなかできない、今一歩踏み込めないひと、みたいな感じ?
なんか、食事との距離感があります。

生っぽい果実味が強いんですね。
食事とは合わせにくいタイプかも。

だんだん、生ぶどうっぽい、日本ワインらしい印象が出てきました。
一生懸命頑張ってきたけど、だんだん力尽きてきた、みたいな感じでしょうか。
やはり、山葡萄っぽい感じの、ローカル品種って印象ですが、それはそれで悪くありません。

とはいえ、これだけジュースっぽくなってくると、あまりオススメは出来ないかも。
最初はとても良かったのですが。

でもこういうワインに頑張って欲しいですね。応援したい感じ。
日本ワインとしては、コストパフォーマンスが高くて、品種が個性的、という点ではオススメです。

シーンとしては、パーティワインでしょうか。
話題性はあると思いますね。

■楽天ショップへのリンク

ミュゼ・ドゥ・ヴァン 松本平ブラッククイーン 720ml現行ヴィンテージ

※サイトより引用
株式会社アルプスは、昭和2年に北アルプスの麓、信州塩尻市で創業され、以来、地元産ぶどうにこだわってワインづくりに勤しんでいます。
原料は、県内17支部約400軒の農家と契約を結び、常に新鮮なぶどうを吟味して使用しています。
ワイン王国【超特選ベストバイワイン5つ星★★★★★】獲得ワイン
国産ワインもレベルがグングン上がってきていますよ!
長野県松本平産ブラッククイーン100%使用
長野県原産地呼称管理委員会認定
フレンチオーク樽(新樽70%、旧樽30%)にて16ヶ月熟成させた濃紫色の深い色合い、凝縮された果実味そして適度な渋みが特徴のバランスの良い赤ワインです。
◆容量:720ml コルク栓
◆アルコール度数:12度
■関連リンク(ヤオコーのワイン)

2014/07/27

セップドール メルロー レゼルヴ 2012

セップドール メルロー レゼルヴ 2012
セップドール メルロー レゼルヴ 2012
LE CEP D'OR MERLOT RESERVE 2012

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー

グルメシティで、税込み980円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った?
輝き:やや強め
色調:若々しい紫色のフチの、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色づきが良い、液面に艶がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>カシス、ブルーベリー
<花・植物>バラ
<香辛・芳香>チョコレート、カラメル、シナモン
<化学物質>エーテル、ちょっとカビっぽい?
香りの印象:開いている、第2アロマが強め?

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:キメ細かい、強め
バランス:流れるような、強さがある
アルコール度:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ドライでシンプル、アルコールの強さがあり、乾く印象

【供出温度】
14-17度 アルコール度が高めなので、温度高めが良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫色のフチをした、ほぼ黒に近い濃い色調で、ツヤと輝きがあります。

香りは、ミネラルとフローラルに、ちょっとケミカルで微妙にカビっぽさあって、でも傷んでる感じではなく、カシスやカラメルのような甘い印象もあります。

味わいは、強めでドライなアタックから、ほとんど膨らまないストレートなボディで、アルコール度が強く、後味はやや乾く印象。

全体的にとても素直な印象で、優等生タイプ。
個性もないけど、欠点も少ない感じですね。

ワインとしてはしっかりしてるので、合わせる料理で、印象が変わりそうです。
時間が経つと、また印象が変わってくるかもしれません。

ただ、こういったプライベートブランドのワインって、ラベルデザインが決定的に悪くて、なかなか手が出ませんね。
このワインのラベルデザインも、とても褒められたものではありません。
1000円近いと、週末に夫婦で飲むくらいの価格感ですが、このラベルは選ばないよね、って思っちゃいますね~。
美味しそうじゃないし。

でもこのワイン、ラベルとは印象が違い、そこそこいけますね。
温度高めでも、素直な飲みくちで、スーッと飲めますが、ややダレた感じも出てきたのでちょっと冷やすことにしました。

今日の晩御飯は、カレードリア。
このワイン、素直な感じで、良く合います。

おつまみのピスタチオは、苦味がケンカしてダメみたい。
ハニーローストピーナッツもちょっと合わないですね。

素直な印象で悪くないのですが、やや単調で、飲み飽きてくるタイプかも。
あまり温度が上がり過ぎない方がいいですね。ちょっとひんやりしてるくらいが美味しいみたいです。

悪くないけど、面白みがないので、リピートしないタイプかな~。
最後までちょっと薬っぽい、ややカビっぽい?感じも少し気になりました。

■ラベルの記述
セップドールとは、フランス語で「黄金のブドウの幹」という意味です。赤いフルーツにヴァニラのアロマを感じます。ベリー系の果実味が味わい深いワインです。
ワイン醸造家 トマ・ランクレ氏 フランスの銘醸地、ブルゴーニュ地方に生まれ育つ。ワインの世界で働くことを夢見て、モンペリエ大学で醸造学を学ぶ。現在、主に南フランスやローヌ地方のワインを担当。「南フランスの太陽を感じるワインです!ぜひお楽しみください。」
南フランス、ラングドック・ルーシヨン地方はフランス最大のワイン産地です。地中海からの風、太陽に恵まれた大地で育ったブドウからは、果実味豊かなワインが生まれます。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2014/07/26

シャトー・メルシャン アンサンブル ももいろ 2012

シャトー・メルシャン アンサンブル ももいろ 2012
シャトー・メルシャン アンサンブル ももいろ 2012
Chateau Mercian ENSEMBLE MOMOIRO 2012

日本:山梨県:甲州市
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー、マスカット・ベーリーA

ヤオコーで、税抜き1,505円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:赤味の強い、濃いロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若い、色づきが良い

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:
<果実>赤い果実、木苺
<花・植物>グリーン系のハーブ
<香辛・芳香>石灰のようなミネラル
<化学物質>ちょっとヨードのような印象
香りの印象:やや控えめ、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:柔らかな、優しい
タンニン分:ロゼとしてはやや強めに感じる
バランス:やわらかいが、芯がしっかりしている
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
軽めで優しい飲みくちだが、アルコールがしっかりしていて芯が強い感じ

【供出温度】
7度以下、8-10度 軽めのロゼなので冷やしてサッパリ飲むのがいいが、意外としっかりしているので、やや温度高めでも問題なさそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、赤味の強いアセロラジュースのような色調で、ロゼとしてはやや濃い、クラレットくらいの印象。

香りは、チャーミングな果実香と石灰のようなミネラル香があって、時間とともに甘いカラメルのような印象が出てきます。

味わいは、軽めのやさしい口当たりで、じわっと果実感が広がりますが、そのあとにしっかりしたアルコールの印象があってやや辛い印象でフィニッシュ。

思ったより強めの印象の、しっかりしたロゼですね。
国産のロゼの中ではかなり強い方ではないでしょうか。

というか、アルコールの印象が強くて辛いんですよね。
ちょっとバランスがよくない?

休日の夕方に、リゾート気分で冷やしたロゼをいただく、というシチュエーションにはイマイチかも。
香りが弱いせいですかね、ちょっと地味で固い感じで、いまいち華やかさがありません。

まあ、時間が経つと変わってくるかもしれません。

今日の晩御飯は、オイルサーディンのパスタ。
ロゼワインにはイマイチ合わないメニューですが、このワイン、ロゼにしてはやや強めで赤ワイン寄りなのでさらに合いません。

おつまみで、ピスタチオに合わせてみても、何かちょっと馴染まない感じ。

ちょっと強めだけど、香り弱めなので、和食の豚肉とかに合うのかな?
とんかつとか生姜焼き、角煮も合いそうな気がします。

カミさんの意見は、可もなく不可もなし。

一般的なロゼの基準で考えると、コストパフォーマンスはイマイチですが、日本ワインのロゼで、1500円くらいで買えるのは貴重ですね。

最後まで、やや地味で固い印象が続きましたが、温度高めだとさらにその傾向が強いですね。
やはりちょっと冷やした方が美味しく飲めそうです。

■楽天ショップへのリンク

【シャトー・メルシャン】アンサンブル ももいろ メルロー 750ml 日本のワイン ロゼ

※サイトより引用
長野県桔梗ヶ原地区のメルロー品種から生まれる『桔梗ヶ原メルロー』『長野メルロー』などの醸造過程で(※)セニエから得られた果汁を発酵させ、フレッシュさとアロマを保つようにステンレスタンクで貯蔵し、厳寒の1月に瓶詰めします。
毎年4月桜の花の咲く頃、勝沼ワイナリー周辺は桃の花が咲き桃源郷のようになりますが、その桃の花の色に近づけるため、山梨県産マスカット・ベリーA品種で造られた赤ワイン原酒をブレンドし、ももいろの辛口ロゼワインに仕上げました。
(※セニエとは「血抜き」の意で、赤ワイン造りの行程で、ブドウを除梗・破砕し、発酵槽に入れ、短時間のマセラシオンの後、一部の果汁を引き抜くこと。)
◆産地:長野県
◆ブドウ品種:メルロ、マスカットベリーA
■関連リンク(ヤオコーのワイン)

2014/07/24

バロン・ロメロ 赤 NV

バロン・ロメロ 赤 NV
バロン・ロメロ 赤 NV
BARON ROMERO RED NV

スペイン:カスティーリャ・イ・レオン地方:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:12%
ブドウ品種:テンプラニーリョ

まいばすけっとで、税込410円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:若々しい紫色の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>赤い果実、木苺、ドライフルーツ
<花・植物>ヴェジェタル、ドライフラワー
<香辛・芳香>赤身の肉、血液、鉄さび
<化学物質>硫黄
香りの印象:ややケミカルな印象が強め

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:サラサラした、収斂性がある
バランス:軽めながら、酸味とタンニンが強めで、やや荒い印象
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ドライなフルーツ感

【評価】
軽めでシンプル、酸味と渋みが強い、荒っぽいまとまり

【供出温度】
8-10度 全体的に荒っぽいので、冷やして飲んだほうがごまかせそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい色調の、やや透明感のある、深いルビー色。

香りは、赤い果実、硫黄や薬箱のようなケミカル臭、ややグリーン系の野菜やハーブの印象があります。

味わいは、軽めながら、酸味と渋みが強く、全体にギクシャクした印象。
ただ、このワインの個性みたいで、品質が悪いわけではなさそうです。

第一印象はイマイチだけど、価格を考えるとまあ悪くないかな。
バサバサした荒っぽい味わいも、個性ととらえると、こういうのもありかなって感じ。

今日の晩御飯は、コンビニの野菜カレー。
トマト味強めでひき肉が入ってます。

このワイン、野菜カレーくらいでちょうど良く合いますね。
ちょっと水代わり、みたいな合い方になりますけど。

合わせるタイミングによりますが、食べ終わりに飲むと、ややワインのそっけなさが食事の余韻を台無しにしてしまう感じがありました。
食事がちょっと美味しくなくなるような感じですが、他のメニューだとまた違うかもしれませんね。

おつまみの、ガーリックトーストチップスには、ワインが負けながらも、よく合いました。

まあ、この価格ならOKでしょうか。
オススメできるほどではないが、まあ個人的には納得出来る感じです。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2014/07/21

重畳 2012 甲州Ca910

重畳 2012 甲州Ca910
重畳 2012 甲州Ca910
CHOUJOU 2012 KOSHU Ca910

日本:山梨:甲州市勝沼町
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:甲州

リカーランドトップで、1390円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、無色に近いレモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:やや強い
外観の印象:若い、軽い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>リンゴ、メロン、スイカ
<花・植物>ヴェジェタル、白い花
<香辛・芳香>酵母、エーテル、酒粕
<化学物質>なし
香りの印象:開いている、酵母の印象が強い、シュール・リーのような印象

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:やさしい、スムーズな
苦味:旨みをともなった
バランス:スリムな、まろやかな
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フレッシュでおだやかなフルーツ感

【評価】
軽めでやさしい口当たりで、日本酒のような旨みを持っている

【供出温度】
7度以下、8-10度 あまり冷やさない方がこのワインの良さを味わえるのだけど、冷やして飲むとそれはそれで美味しそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、ややグリーンがかった淡いイエローで、甲州によくあるピンク色はあまり感じません。

香りは、酵母やシュール・リーのような印象が強く、甘酒や酒粕のような独特な香りに、軽いハーブやフローラルが重なり、さらに木樽のニュアンスも入ってきます。
かなり複雑で面白い香りだけど、ちょっとワインらしくない感じ。

味わいは、軽めで穏やかな口当たりから、じわっと甘みと旨み、フルーツ感が広がり、長めに余韻を残しながら、アルコールの印象を残してフィニッシュ。

完全なブラインドで飲んだら、新ジャンルの日本酒ですか?って答えそう。

日本酒が海外で受けているので、こういうタイプのワインも海外で受けそうですね。
明らかに、日本のアイデンティティを感じるタイプです。

ワインだけで飲んでると、ほんとに日本酒飲んでるような気分になってきます。
もちろん、日本酒よりは甘みもあるしフルーツ感も強めなのですが、飲み終わりの感じが日本酒っぽいですね。

今日の晩御飯は、鯛とカンパチの刺し身、アジのたたき、トマト。
鯛の刺し身が一番よく合って、カンパチもそこそこ問題なし、アジのたたきは普通のワインだとやや青臭さに勝てませんが、このワインは無難にこなします。
さすが日本ワイン、しっかり刺し身に合わせてきますね。
多分、この酵母の印象が合う要因でしょうか。

でも、この中で一番いいと思ったのは、トマト。
このワイン、夏野菜とかにとても良く合いそうです。

もろきゅうとか、茄子の田楽とか、みょうがをのせた冷奴とか、野菜と合わせたいですね。
きっと美味しいと思いますよ~。

ふつうに枝豆にもぴったり合いそう。
季節が違うけど、たけのこの天ぷらなんてよく合いそう。

ワインとしてどうなの?って感じはややあるものの、新しいチャレンジをして、どんどん進化している日本ワインをやはり応援してあげたくなりますね。

このワインは、ワインと日本酒の中間的な存在で、料理によってはびっくりするくらいハマるんじゃないかって思います。
和食の料理屋さんで飲んでみたいですね。

家で飲むときは、季節感のある、シンプルな和食と一緒がいいですね。
1000円台前半の甲州としては、コストパフォーマンスが高いと思います。

■楽天ショップへのリンク

【 重畳 】大和葡萄酒/[甲州ワイン][白ワイン][国産ワイン][日本ワイン][山梨 ワイン]

※サイトより引用
重畳とは、幾重にも重なることを意味し、これは大和葡萄酒の長い歴史と共に甲州種に着目し、長年研究を重ねた意味も込めてつけられたものです。
甲州葡萄を樽熟成し、ほのかなオーク香と程よい酸味のある、バランスの良いワインに仕上げました。
※2012年物がSakura Japan Women’s Wine Awards 2014 銀賞受賞!
大和葡萄酒さんでは、日本古来の葡萄品種を大切にし、その日本最古の品種である「甲州種」の可能性を最大限に引き出したワイン造りを今なお挑戦し続けています。
その甲州種の中でも、日本最古の樹であろうといわれている「甲龍(樹齢約130年)」と「三森甲州(樹齢約100)」、「竜眼(樹齢約90年)」の管理と枝分けからワインを造る権利を唯一もち、その樹から生まれるワインには「甲州ワイン」の歴史を感じ取ることができるでしょう。
それは結果としても表れ、日本でのワインコンクールでの金賞・銀賞の受賞はもちろんのこと、その味は様々な世界のワインコンテストでも認められています!!
樹齢約130年の甲龍から生まれる白ワイン「甲龍」。その甲龍より枝分けした葡萄のみから造られる「リュギースパーク古代甲州」。
今まさに世界へと挑戦を続ける日本のワインを、その舌でぜひ一度確かめていただきたいです。

2014/07/20

アフター・ビフォー ヴィオニエ 2012

アフター・ビフォー ヴィオニエ 2012
アフター・ビフォー ヴィオニエ 2012
AFTER-BE FOR VIOGNIER 2012

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ヴィオニエ

タカムラの通販で、5本セット4608円、1本あたり922円で購入。
参考価格は、1029円

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:オレンジがかった、黄金色に近いイエロー
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>パイナップル、バナナ、ライチ、マスカット
<花・植物>アカシア
<香辛・芳香>紅茶、バター、グリーン系のハーブ
<化学物質>なし
香りの印象:開いている、第一アロマが強め、アロマティック

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:爽やかな、やわらかな
苦味:かなり強め
バランス:溌剌とした、厚みのある
アルコール:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
濃縮感のあるフルーツ感

【評価】
アロマティックで果実香が強いが、飲みくちはドライで辛め。

【供出温度】
8-10度 アルコール度強めで、苦味が強く辛いので、やや温度高めの方が飲みやすいかも

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、オレンジ色の強い、やや黄金色に近い濃い目のイエローで、輝きも強めです。

香りは、アロマティックで南国系の果実香が中心で、そこにフローラルや、紅茶っぽいハーブ、バターなどが重なり、複雑で華やかな香り。

味わいは、やや強めのアタックから、ややふっくらと厚みのあるボディで、しっかりした酸味と、その後かなり強烈な苦味が支配的になり、そのまま、グレープフルーツのような印象でフィニッシュ。

いかにもヴィオニエらしいまとまりですが、ちょっと後味が苦すぎるのが気になるポイントでしょうか。

今日の晩御飯は、鶏のソテー、味付けは和風ステーキソース。
バランス的にはよく合うのですが、ワインの苦味がやはりちょっと気になりますね。

苦味を加えて美味しくなる料理が合いそうですが・・・なんでしょうね。

ワインに厚みがあるので、魚介系よりは肉系の方が合いそうな気がします。
ソーセージとかベーコンとか、カレー味のメニューにも良いかも。
あとはチーズ系で、パスタとかピザとか。

このワイン、香りが華やかなので、食事が終わってワインだけになっても、問題なく飲めます。
後味の苦味の強さだけ気になるのですが、グレープフルーツっぽい感じなので、好みによるかもですね。

香りの強さがあるので、食事と合わせるよりはみんなでワイワイ飲むときのパーティワインかもしれません。
1000円程度だったら、コストパフォーマンスは高いと思います。

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※サイトより引用
桃や白い花のような、ふくらみのある香り高さの中に、チャーミングな印象を感じさせる香りと味わいにも、程よいコクと香り高さがありつつ、アクセントとなるほろ苦いニュアンスが、全体の味わいの豊かさをより確かなものにしています。ワインだけでも、食事とも楽しみたい、万能な魅力の美味しさです。「ラングドック・ルーシヨン・ワイン・コンクール2013」金賞受賞!
南仏/豊かな香りと味わいの中口・辛口
品種:ヴィオニエ

2014/07/19

ギョーム・オーレル カベルネ・ソーヴィニヨン 2012

ギョーム・オーレル カベルネ・ソーヴィニヨン 2012
ギョーム・オーレル カベルネ・ソーヴィニヨン 2012
Guillaume Aurele Cabernet Sauvignon 2012

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

タカムラの通販で、5本セット4608円、1本あたり922円で購入。
参考価格は、1029円

【外観】
清澄度:濃くて分からないが、やや濁った印象
輝き:強め
色調:若々しい青味の強い紫色のフチの、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色づきが良い、かなり濃い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カシス、黒い果実、エーテル、シナモン、ジャム、黒胡椒、チョコレート
香りの印象:開いている、第1アロマが強め、濃縮感がある

【味わい】
アタック:強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:はっきりした、強め
タンニン分:強い、やや粗い。収斂性がある
バランス:力強い、固い
アルコール度:強い
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
力強く、固く、辛い

【供出温度】
15-18度 アルコール度もタンニンも強いので、温度高めじゃないとキツく感じる

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい青味の強い紫色をフチをした、ほとんど黒に近い色調で、輝きと液面の艶があります。

香りは、濃縮感のある果実香が中心で、カシスやジャムのような印象、スパイス香も強く、黒胡椒のような鼻を突く感じやシナモンのようなスパイス、カラメルやチョコレートのような印象も少しあります。

味わいは、強くて辛いアタックで、ボディは膨らまず、かすかに果実感があるものの、そのあとに強烈なタンニンが来て、そうとう渋くて辛い感じのままフィニッシュ。

熱を出して2日ほど寝込んでいたので、味覚がだいぶ軟弱になっているとはいえ、このワインはそうとう強くてキツイ感じ。
なにも病み上がりのリハビリで、こういうタイプのワインに当たらなくても・・・

体が慣れてくるのと、ワインが落ち着いてきたら、ちょっと飲みやすくなってくるかも。

カミさんの感想は、「甘くて、ザラザラしてる」だそうです。
アルコール度が高いときに、辛いと感じるか、甘いと感じるか、人によってまったく違いますね。
確かに、残糖もやや多めなので、アルコールに強い人は甘さの方を感じるのかも。

今日の晩御飯は、ビーフカツ。
赤ワインやにんにく、すり下ろした玉ねぎなどに漬け込んだビーフをカツにしたもの。
カミさんのボーナスが出たので、今日はごちそうです。

このワイン、肉に当たると、ガチンコでぶつかり合うような合い方をします。
ふんどしだけの裸の男たちが祭りをしてる感じ?

マリアージュって感じはまったくないですね。
お祭りか、ケンカ。

でもまあ、バランスとしては悪くありません。

ワインが主張が強すぎるので、合わせる料理が難しそう。
やっぱりバーベキューとか焼き肉でしょうか?

カミさん指摘の「甘さ」も飲み進むとぐんぐん出てきて、さらに食事に合わせにくい感じになってきました。

「漢達(おとこたち)の肉祭り」って感じのパーティに合いそうですね。
一昔前のチリカベって感じもします。
病み上がりだったので、さらに強く感じたかもしれませんが。

ちょっと扱いにくい印象もありますが、1000円くらいのワインと考えると、コストパフォーマンスは高めではないでしょうか。

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※サイトより引用
カシス、ほのかなスモークや杉、若干のタールのような印象の香りが、やや低めの重心で、落ち着きをもって広がります。
味わいは、ツヤのある質感の果実味に、甘香ばしい印象が重なり、香ばしさのあるタンニンと引き締め役となるタンニンが、程よいメリハリを生み出しています。ちゃんと飲み応えはありつつも、飲み心地の良い美味しさに、金賞受賞の実力を感じます!
南仏/飲み応えと集中力のある中重口・やや渋口[品種]カベルネ・ソーヴィニヨン
パリ農業コンクール2012金賞(2011)
IGP国際コンクール2013金賞(2012)

2014/07/14

バロン・ロメロ 白 NV

バロン・ロメロ 白 NV
バロン・ロメロ 白 NV
BARON ROMERO WHITE NV

スペイン:カスティーリャ・イ・レオン地方:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:アイレン

まいばすけっとで、税込410円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、淡いイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色づきが弱い

【香り】
豊かさ:弱い
特徴:ミネラル、ナシのような白い実の果実、やや硝煙、香りが弱く要素が分からない
香りの印象:弱い、醸造由来の香りが強め?

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:爽やかな、ちょっと痩せた
苦味:やや当たりの強い苦味
バランス:痩せた印象で、ややギスギスしている
アルコール:弱め
余韻:苦味が余韻に残る

【フレーヴァー】
かすかに柑橘系?

【評価】
ライトでフレッシュ、シンプルな味わいながら、嫌味がなくスッキリとしている

【供出温度】
7度以下、8-10度 ライトでボリューム感が皆無なので、冷やして飲んだほうが美味しいと思う

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、若々しいグリーンがかった色調ながら、淡くグレーっぽく、輝きは少しあります。

香りは極端に弱く、ミネラルと、柑橘系や白い実の果実、スモーキーな印象。

味わいは、ライトでシンプル、ボリューム感は無くスッキリした味わいで、やや余韻を残しながらフィニッシュ。

超軽いんですけど、バランスが良く、マイナス要素が少ないので、価格なりの納得感がありますね。
ただ、飲み始めて頭が痛くなってきたのが、ちょっと気になるポイント。
もう少し飲み進んでみよう。

このワイン、あまりに軽いので、冷やすとチューハイのようにどんどん飲んでしまいます。

今日の晩御飯は、冷凍食品の、鮭とブロッコリーの濃厚クリームソースパスタ。
このワイン、冷凍食品に気兼ねなく合わせられる感じがいいですね。

ちょっとレモンを絞るような、さわやか系の合い方で、悪くありません。
お惣菜で買ってきた、卵入りポテサラにはイマイチ合いませんでした。

チューハイっぽい、軽くてカジュアル、フレッシュな飲みくちなので、家庭料理には合わせやすそう。
ワインらしさはイマイチですが、コストパフォーマンスは高だと思います。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2014/07/13

ギョーム・オーレル シラー 2012

ギョーム・オーレル シラー 2012
ギョーム・オーレル シラー 2012
Guillaume Aurele Syrah 2012

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラー

タカムラの通販で、5本セット4608円、1本あたり922円で購入。
参考価格は、1029円

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい、青味の強い紫色のフチでほぼ黒に近い印象の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色づきが良い、深い透明感と輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カシス、黒い果実、ユーカリオイルのような揮発性のあるハーブ、赤身の肉、ヴェジェタル、シナモン
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:きめ細やか、サラサラした
バランス:心地よい、流れるような、強い
アルコール度:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
口当たりはマイルドで、優しいフルーツ感があるが、アルコールがかなり強く、後味はからからに乾く印象。

【供出温度】
11-14度 アルコールが強いので、温度高めの方がマイルドになりそうだけど、全体的なバランスはちょっと冷やしたい印象

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい青味の強い紫色のフチで、ほぼ黒に近い色調、深い透明感と美しい輝きがあります。

香りは、カシスのような黒い果実香に、揮発性のあるユーカリオイルやシナモン、黒胡椒を思わせるスパイス、やや青っぽいヴェジェタルな印象も少し。

味わいは、ソフトで優しい口当たり、優しいフルーツ感があるものの、アルコール度が高くドライで、あまり膨らまず、カラカラに乾くような印象でフィニッシュ。

全体的にとてもマイルドでジェントルにできているのに、ちょっとアルコールの辛さが邪魔をするような印象ですね。
でも時間が経つと変わってくるかもしれません。

今日の晩御飯は、ハッシュドビーフライス。
合わせてみると、バランスもよくて、うまく馴染む感じ。
ワインの辛さも気にならなくなります。
食事にうまくフルーツ感を加える感じで、後味をサッパリしてくれますね。

ワインだけでも、スッキリ飲みやすく、問題ありませんが、ちょっと辛めなので、何か食べ物が欲しくなるタイプでしょうか。
シラーって、ほんのり甘い味わいのものが多いのですが、このワインはかなりドライです。

つまみに唐揚げとか欲しいかも。
焼き鳥のタレとかも良さそう。

時間が経つと、最初に感じた、アルコールの強さも馴染んで気にならなくなってきました。
1000円くらいだったらコストパフォーマンスは高めだと思います。


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※サイトより引用
ドライハーブや肉、ブラックベリーなどを思わせる香りが、程よい集中力を伴って感じられます。味わいにも、ふくよかな果実味に、酸味とスパイシーで旨みを伴うタンニンが真ん中に感じられ、余韻には、紫の花や果実の芳ばしい印象が心地よく残ります。肉料理やチーズなどと楽しめば、更に美味しく飲めそうです。
南仏/スパイシー&メリハリのある中口・やや渋口
品種:シラー
IGP国際コンクール2013金賞

2014/07/10

テッレ・デル・サレ 白 NV

テッレ・デル・サレ 白 NV
テッレ・デル・サレ 白 NV
TERRE DEL SALE BIANCO NV

イタリア:地理的表示無し
アルコール度:11%
ブドウ品種:トレッビアーノ主体

ヤオコーで、税抜き499円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:わずかにオレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若さがあるが、ややオレンジがかっているのが気になる

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:ミネラル、ハーブ、やや硝煙、ちょっと麝香?、やや石油香
香りの印象:開いている、独特なミネラル香

【味わい】
アタック:かなり弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:強め、締まるような収斂性を感じる
苦味:弱め
バランス:力のない、頼りない
アルコール:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
水っぽいミネラル感

【評価】
水っぽいくらい軽いが、マイルドで穏やかな味わい。

【供出温度】
7度以下、8-10度 やや温度高めだと水っぽさが強調されるが、マイルドさは出る

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、ややオレンジがかった中庸なイエローで、輝きは弱めです。

香りは、硫黄の影響かミネラル感が中心で、ちょっと石油香や麝香のような印象があって、ちょっと独特ですね。

味わいは、同じシリーズの赤と同じく、超ライト、でもちょっと旨み成分のような印象があり、まったく膨らまないけど、マイルドでやさしい飲みくちです。

あまり褒められた感じでもないけど、いいところもある、って感じでしょうか。
飲み進むと変わってくるかも。

今日の晩御飯は、自家製オムライス。
卵はとろとろじゃなくて、薄くてしっかり包んでるタイプ。

合わせると、「まあ、なんでもいいんじゃない。」って感じの投げやりな合い方をしますが、でも悪くないですね。
家庭料理にわりと合わせやすいタイプかも。

ナッツに合わせるとワインが負けるくらい軽いですが、でも悪くない。
水っぽいけど、何となく味わいがあって、家庭料理にも合わせやすそう、という良さはありますが、ワインとしては水っぽすぎるかな。

オススメできる感じではないかも。

■関連リンク(ヤオコーのワイン)

2014/07/08

テッレ・デル・サレ 赤 NV

テッレ・デル・サレ 赤 NV
テッレ・デル・サレ 赤 NV
TERRE DEL SALE ROSSO NV

イタリア:地理的表示無し
アルコール度:11%
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ主体

ヤオコーで、税抜き499円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った印象
輝き:弱め
色調:若さはあるが、やや地味な色調の、濃いめのガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:少し濁った印象で、鈍調な外観

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:なめし革、やや腐臭、醤油、濡れた猫、鳥小屋、ドライフルーツ、腐葉土
香りの印象:第2アロマが強め、個性的で悪臭成分を多く感じる

【味わい】
アタック:かなり軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):軽い
酸味:弱め、刺々しい
タンニン分:軽め、弱い
バランス:軽すぎて水っぽい
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
水っぽい

【評価】
水で割ったような軽さで、後味も水っぽい

【供出温度】
7度以下 あまりに水っぽくて冷やさないの飲めない感じ

【グラス】
小ぶり というかワイングラスでなくていい

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、やや濁りを感じる暗い色調に、輝きも弱めの鈍調な印象です。
(見た目ちょっと濁った印象があるけど、実際には濁ってなさそうですね)

香りは、軽い腐臭や、動物系の悪臭成分が感じられて、かなりマニアックな印象ですが、傷んでるような感じではありません。

味わいは、軽すぎて水っぽいアタックから、ちょっと酸味があって、すぐフィニッシュ、後味も水っぽいですね。

これは完全にアウトですね。
こんなに水っぽい赤は初めてかも。
ホントに水で割ってる?って感じ。

あー、これ白も一緒に買っちゃいましたが、ちょっと後悔。

飲めば飲むほど、とほほ・・って感じです。

今日の晩御飯は、白いご飯の上にレタスと鶏の照り焼きが乗った丼。
合わせるとワインが消え去り、酸っぱい水を飲んでるような感じで、合わないだけじゃなくて料理がまずくなります。

食事を飲み込んでからワインを飲むと、ちょっと口をさっぱりしてくれて、ちょっと活きる感じ。
ちょうど、黒酢を水で薄めて飲んでるような感覚ですね。

冷やしたこのワインをカミさんに飲んでもらったら、う~ん・・と考えこんで、ただ濃いだけ?という感想。
この水っぽいくらいのワインを濃いと感じるのは、冷やしたことでタンニンが強めに出たからかもしれません。

確かに冷蔵庫でしっかり冷やすと、ちょっと締まった感じになってきます。
水っぽい後味は変わらないけど、一口目の印象がちょっと違いますね。

冷蔵庫でしっかり冷やして、カクテルのような感覚で飲めば大丈夫かも。
おつまみのミックスナッツに合わせると、何となく飲めてしまいますね。

何となく素直な感じで、いいところもあるのですが、なにしろ水っぽい。
リピートすることはなさそう。

■関連リンク(ヤオコーのワイン)

2014/07/06

サントス&サントス アデガ・ド・モレイロ 赤 NV

サントス&サントス アデガ・ド・モレイロ 赤 NV
サントス&サントス アデガ・ド・モレイロ 赤 NV
ADEGA DO MOLEIRO TINTO NV

ポルトガル:リスボア地方
アルコール度:13%
ブドウ品種:シラー 40%、カラドック 30%、アラゴネス 30%

バッコスの通販で、6本セット5600円、1本あたり933円で購入。
参考価格は、756円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しいが、黒っぽい紫色のフチの、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色づきが良い、深い透明感がある、輝きが強い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:黒い果実、なめし革、赤身の肉、血液、鉄サビ、グリーン系ハーブ、少しセメダイン
香りの印象:開いてる、揮発性の強い印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:緻密で、サラサラした
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
残り香が弱い、若干スパイシー

【評価】
スッキリドライでシンプルな味わいながら、独特の個性を持っている

【供出温度】
8-10度、11-14度 スッキリした味わいでボリューム感がないので、温度低めの方が良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいがやや黒っぽい色調で、深い透明感と底光りするような美しい輝きがあり、液面もつやつやしています。

香りは、ちょっと酸っぱい黒い果実に、動物香や血液、そこに揮発性のあるエーテルというかセメダインのような印象があります。
時間が経つと、さらに変わってきそうな感じ。

味わいは、見た目より軽いアタックで、スマートでシンプル、スッキリした印象で、優しく力強い酸味が広がり、ちょっと収斂性のあるタンニンがキュット締めて、ジューシーな印象で、スッキリしたフィニッシュ。

全体的にとても良いですね。
ポルトガルらしい、ローカル品種の個性があるのか、スッキリした飲みやすい印象の中に、独特の個性を感じます。

やや酸化熟成が進みかけてるような印象というか、独特なスパイス感というか。

今日の晩御飯は、スペアリブの煮込み。
お醤油とお砂糖ベースの甘辛ダレに、にんにく、生姜、赤ワインの味付け。

そのままだとワインの香りが浮いてしまいます。
辛子をつけると、バランスは合うけど、微妙にずれる感じ。

スパイスを変えるとぴったり合いそうですね。
洋がらしのマスタードだともうちょっと合いそうな感じ。

おみやげのメロンパンがあったので合わせてみると、意外と破綻しません。
メロンパンの強い香りに、このワインの個性的な味わいが負けないんですね。

ワインだけになると、サバサバしてちょっとそっけない感じになるけど、じわっと果実感と甘みと旨みもあって、人によって評価が変わりそう。

カミさんに感想を聞くと、「ちょっと甘い、デザートとかに合いそう。」という評価。

気になるポイントがまったく違いますが、悪くない、という部分では同じでした。

人によって好みは違うかと思いますが、個性的なポルトガルのワインは、なかなかおすすめです。

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アデガ・ド・モレイロ 赤 750ml 【ポルトガル】【 お酒】

※サイトより引用
サントス&サントス
リーズナブルかつ高品質なワイン造りを目指したアルマンド・ドス・サントス氏とアディーリオ・ドス・サントス氏という二人の兄弟によって、1977年に創立された家族経営のワイナリー。ポルトガルワインの中でも重要な土地である、リスボア地方のトッレ・ヴェドラスに位置します。
原産国 ポルトガル 地方 リスボア
品質分類・原産地呼称 ヴィーニョ
品種 シラー 40%/カラドック 30%/アラゴネス 30%
醸造・熟成 醗酵:ステンレス・タンク
ALC度数 12.33 % キャップ仕様 スクリューキャップ
種類 赤ワイン 色 赤
味わい ミディアムボディ 飲み頃温度 15℃
「風車」を意味するモレイロ。ブドウ本来の新鮮な果実味とほのかな甘み、柔らかな口当たりを楽しめるコストパフォーマンスに優れた赤ワイン。
ブドウ本来の新鮮な果実味とほのかな甘み、柔らかな口当たり。

2014/07/05

モンテス・クラシック・シリーズ シャルドネ 2012

モンテス・クラシック・シリーズ シャルドネ 2012
モンテス・クラシック・シリーズ シャルドネ 2012
MONTES CLASSIC SERIES CHARDONNAY 2012

チリ:D.O.セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シャルドネ100%

フェリシティーの通販で、5本セット5,054円、1本あたり1,011円で購入。
参考価格は1025円

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:ほんのりオレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:強い
外観の印象:若々しいがちょっとオレンジがかっているのが気になる

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:ミネラル、熟した果実、白い実の果実、南国系の果実、花の蜜、クリーム、白い花、時間が経つと樽香が出てくる
香りの印象:開いている、第一アロマが強め、木樽のニュアンス

【味わい】
アタック:強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:強い、シャープ
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、厚みのある
アルコール:強め
余韻:少し長めに続く

【フレーヴァー】
リンゴのような果実感と、スパイス

【評価】
厚みがあり力強い口当たり、ドライでクラシックな味わい

【供出温度】
11-14度 温度低めでも十分美味しいが、温度高めの方が本領発揮すると思われる

【グラス】
中庸、大ぶり

【総評】
外観は、若々しい色調ながら、ややオレンジがかっていて、輝きは強めです。

香りは、最初にミネラル、熟した果実や白い実や南国系の果実、その後クリームや蜜の印象で、さらに時間が経つと樽香が出てきます。

味わいは、当たりの強いアタックから、強い酸味とフレッシュだけど抑えめのフルーツ感が広がり、しっかりした強いボディでやや辛め、じわっと旨みが染みて、ジューシーで味わい深いフィニッシュ。

さすがにモンテスのワイン。
なんというか、文句のつけようがありません。

クラシックシリーズという名前の通り、やや辛めで大人な印象の硬派な味わいで、伝統産地を思わせるまとまりですね。

モンテスのワインって、完全なブラインドで飲んだらブルゴーニュに間違えるのでは、といつも思ってしまいます。

それにしても、このワイン、辛いですね。特に後味がとてもドライです。
1000円代前半のワインで、これだけアルコール度が高くて破綻のないものは珍しいですね。

時間が経つと、ちょっと香りに難ありな感じ?
ちょっと、傷んだ系の香りがフッと香ったり、時間が経つと生臭香が出てきたりしますが、決定的にダメって感じではありません。
まあ、この価格なので、それくらいはしょうがない、というか十分コストパフォーマンスは高いと思います。

ちょっと文句を言ってみたものの、やっぱり美味しいですね、このワイン。

今日の晩御飯は厚切り肉の豚肉の生姜焼き。
ご飯にはよく合うメニューですが、ワインにはイマイチ。

このワイン合わせると、かなり距離感を置いた感じになります。
食事の邪魔をする感じではないですが、馴染みもしません。

家庭料理に合わせるのはちょっと難しいタイプかもしれませんね。

ミックスナッツに合わせると、アーモンドとカシューナッツはOK、ジャイアントコーンは塩気がケンカしてイマイチ、ピーナッツはワインが勝ち気味、って感じ。

カミさんに感想を聞いたら、ミネラル感が強くて、グレープフルーツみたいな印象があって、悪くないけど、ちょっと水っぽい、という感想でした。

ちょっと辛くて伝統的な味わいが、ニューワールドタイプを期待するとやや違うと思う人もいるかもしれませんが、安定感があって、コストパフォーマンスが高いのではないでしょうか。

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Montes Classic Series Chardonnay [現行VT] / モンテス クラシック・シリーズ シャルドネ [CL][白][R]

※サイトより引用
チリ最高峰のワインを造り出す、チリを代表するワインメーカー、モンテス社が生み出すハイコスパ・デイリーワイン!
モンテス社は、1988年チリのワイン・シーンをリードする4人の専門家によって設立されました。世界中を渡り歩いて修行した社長兼醸造責任者であるアウレリオ・モンテス氏、ワイン・ビジネスのスペシャリストであるダグラス・ムライ氏、財務を担当するアルフレド・ヴィダウレ氏、そしてワイナリーを所有するペドロ・グランデ氏。各人の持つ技術と経験を結集して造り上げたのが、チリのプレミアム・ワイン「モンテス」です。
モンテスはアルファシリーズやクラシックシリーズなど、お好みに合わせて選べる充実のラインナップを揃えています。クラシックシリーズは、モンテスにおいて最もスタンダードで人気のシリーズ。1本1,300円程度という価格ながら、厳選された手摘みのブドウをアメリカンオーク樽で熟成させています。フィルターは1回軽くかける程度。これは「余計な手を入れ過ぎることで果実のうまみを壊さないように」という愛情から生まれたもの。他のシリーズと比較すると、今すぐ飲んで美味しいのが魅力です。同じような価格帯のワインと比べると、モンテスのクオリティの高さは明らか。スタンダードなこのキュヴェに、モンテスの魅力がすべて凝縮されています。
クラシック・シャルドネはグレープフルーツやハーブなどのさわやかな香り。味わいはバニラやバターを思わせるクリーミーなニュアンスがあります。アルファシリーズのシャルドネに比べると、ややスッキリとしており、フレッシュな果実味をストレートに出したスタイルです。
2006年はワイン専門誌『ワイン王国41号』の5人のソムリエによるブラインドテイスティング 『2000円以下のお値打ちスペイン・チリ・アルゼンチンワインはこれ!』にて超特選ベストバイワイン★★★★★に選ばれました!!
「さわやかな果実味が口中を満たすはつらつとした印象のチリワイン」 「チリ中央のクリコ・ヴァレー産のシャルドネを用いたこの白ワインは、口に含むとグレープフルーツ、フレッシュハーヴなどのさわやかな香りが広がり、フレッシュでキレのある酸味が口いっぱいに広がる。余韻も長く、アフターには火打石などのミネラル香が感じられ、エレガントな印象も。魚介類との相性が良く、生ガキやエビ、白身魚などと合わせると、 素材の持つ旨味を存分に感じることができる」(記事抜粋) 上質なチリワインのスタンダードと言える白ワインです。チリのNO.1ブランド「モンテス」の実力を是非お試しください。
■関連リンク(モンテスのワイン)

2014/07/04

マクギガン メルロー 2013 500ml

マクギガン メルロー 2013 500ml
マクギガン メルロー 2013 500ml
McGuigan Merlot 2013 500ml

オーストラリア:サウス・イースタン・オーストラリア
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:メルロー

セブンイレブンで、500mlボトル798円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:若いがやや落ち着いたルージュの、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若い、透明感がある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:ややケミカル、薬箱、赤い果実、針葉樹、グリーン系ハーブ、ちょっと丁字
香りの印象:第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:フレッシュ、爽やか
タンニン分:軽めでサラサラした
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ややスパイシー

【評価】
軽めでフレッシュな口当たりながらエレガントなイメージ

【供出温度】
8-10度、11-14度 軽めでタンニンも弱めなので冷やした方が美味しく飲めそうだが、素性は良いので、やや温度高めでもいけそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若さがあるものの、ちょっと落ち着いた色調で、透明感があり、輝きは弱めで大人しい印象です。

香りは、最初ケミカルで薬箱っぽい印象があって、そのあとは南仏のガリーグとも違う、ちょっと甘いヴァニラのような個性的なハーブ香、そのあとにキャラメルのような甘い香りに変わってきます。
なんだか、完全にキャラメルって感じの香りですね。

味わいは、軽めのアタックから、フレッシュな酸味が広がり、すっきりとした味わいで、流れるようにフィニッシュ。
後味は軽くタンニンが残って、えぐ味も残るものの、ジューシーな印象もあります。

軽めでスッキリしてて、フレッシュで、エレガントさもありますね。
個性的なキャラメル香がこれからどう影響するか分かりませんが、第一印象は好印象です。

ただ、このワインあまり冷やすとジュースっぽくなりすぎるので要注意ですね。

今日の晩御飯は、コンビニのミートソースパスタ。
いまいちフィットしないんだけど、合わせた方が美味しく食べられます。
フルーツのソースを加えたような感じでしょうか。

食事が終わって、ストリングチーズスモーク味に合わせると、飲み会的な感じでOK。

このワイン、500mlボトルなのですが、フルボトル換算にすると、1200円。
そういう意味ではコストパフォーマンスはいまいち?

でも500mlは平日飲むには絶妙な量で、ハーフじゃ物足りない、フルボトルでは多すぎる、という貴兄にぴったりです。
500mlボトル、もっと増えませんかね~。

飲み進むと、ちょっとジュースっぽい部分が気になってきました。
個人的にはあまりタイプじゃないけど、フレッシュフルーティでジューシーなワインが好きな人にはいいのではないでしょうか。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2014/07/02

カマレロ カベルネ・ソーヴィニヨン 2013

カマレロ カベルネ・ソーヴィニヨン 2013
カマレロ カベルネ・ソーヴィニヨン 2013
CAMARERO CABERNET SAUVIGNON 2013

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

リカーランドトップで、550円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:若々しいが黒っぽい紫色のフチの、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:色づきが良い、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:スミレ、硫黄、なめし革、血液、黒い果実、シナモン、グリーン系のハーブ
香りの印象:第1アロマが強め、やや閉じ気味?

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:やわらかな、はっきりした
タンニン分:軽め、後味に少し残る
バランス:まろやかな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
チャーミングな果実感

【評価】
フレッシュでフルーティ。軽めのボディながらバランスがよく、ワインらしい味わいもある。

【供出温度】
8-10度、11-14度 軽めでフルーティなので冷やしても美味しく飲めそうだけど、意外と温度高めでも悪くない

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫色のフチで、ほぼ黒に近い濃さ、深い透明感があって、輝きが弱めの大人しい印象です。

香りは弱めで、最初にスミレの香りがふっと出てきたけど、その後硫黄や、ケミカルななめし革、血液、黒い果実に、ミントやハッカのようなハーブ香があります。

味わいは、軽めのマイルドな口当たりから、じわっと果実感が広がり、柔らかい酸とタンニンが支えて、穏やかな印象でフィニッシュまで続きます。
全体に軽めながら、バランスがとても良い印象ですね。

ワインだけでスイスイのめて、第一印象はとても良く、ニューワールドらしいけど、ちょっと力の抜けた、穏やかなまとまりです。

今日の晩御飯は、塩味ベースの、鶏肉とじゃがいもの炒めもの。
ワインが軽めなので、悪くない取り合わせ。
ただタンニンが行き場が無い感じで、もうちょっと脂分が欲しくなります。

食事が終わって、堅揚げポテトわさび味、に合わせると、案の定合いません。
このお菓子、塩辛すぎますね。
合うとしたら、日本酒かな。

ただ、こういった無茶な組み合わせでもそんなに文句を言わないのが、このワインの良い所。

結局ワインだけになっても、問題なし。
何もなくても飲めますね。

最終的にちょっとジュースっぽい感じがやや気になったものの、ワンコインの中では非常にバランスが良い1本だと思います。
買って損はないと思います。

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ヴィニェドス・デ・アギーレ カマレロ カベルネ・ソーヴィニヨン 2013 750ml (ワイン) 【sc】 【02P11Aug14】 【楽ギフ_包装】【楽ギフ_のし】

※サイトより引用
ヴィニェドス・デ・アギーレ社は、チリの首都サンティアゴから南に285km、アンデス山脈と太平洋に挟まれたマウレ・ヴァレーの中ほどのヴィラアレグレに位置しています。太平洋から80kmのセントラルヴァレーにあり、平均気温15~18℃の地中海性気候で、冬季に雨が多く、夏季は乾燥し、昼夜の寒暖の差が大きいという葡萄栽培に適した気候です。土壌は砂質ロームと砂層で構成された火山灰土壌で、上質な葡萄を産出するその畑の面積は330ヘクタール以上にわたります。
完全な家族経営のワイナリーで、チリで有名なワインメーカーであるセルジオ・コレア・ウンドラーガ氏の指導の下、クオリティの高いワイン造りを目指しています。発酵はステンレスタンクで行い、上質なフレンチオークの樽でほのかな樽香を加えます。すべての製品は、自社畑の葡萄を使用し、自社で瓶詰しています。
カマレロとはスペイン語でウエイターのこと。ウエイターに扮したチャーミングな「河童」がラベルデザインになっているコスパの高い赤ワイン。
フルーティーな香りと、スパイスの香りを感じる事が出来ます。甘くやわらかいタンニンと、果実味の味わいがしっかりと余韻に感じられます。

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