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2016/04/29

ウィリ・ギッセルブレッシュトゥ シルヴァーナー 2012

ウィリ・ギッセルブレッシュトゥ  シルヴァーナー 2012
ウィリ・ギッセルブレッシュトゥ シルヴァーナー 2012
W.GISSELBRECHT SYLVANER 2012

フランス:アルザス地方:A.O.C.アルザス
アルコール度:11%
ブドウ品種:シルヴァーナー

リカーランドトップで、税抜き1100円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:弱い
外観の印象:少し落ち着いた印象で、テラテラした輝きとツヤがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>バナナ、熟した果実、キンモクセイ
<香辛料・芳香・化学物質>シナモン、ハチミツ
香りの印象:甘い果実感が中心

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:旨みを伴った
バランス:まろやかな、ねっとりした、溌剌とした
アルコール:やや弱め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
ネクターのような果実感

【評価】
マイルドでねっとりした味わいで充実した果実感があり、カジュアルだけどひとクセあって奥深さも感じる

【供出温度】
8-10度 しっかり冷やしても美味しそうだけど、温度上がってからの個性も楽しめる

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、オレンジがかったイエローで、輝きとツヤがあります。

香りは、バナナや熟した果実、キンモクセイ、シナモンのようなスパイス、ハチミツやカンロ飴、全体的に甘さを感じます。

味わいは、トロ味のある柔らかいアタックから、熟した果実感としっかりした酸味がじわっと広がり、スマートで心地よい印象が続いた後に、苦味とスパイシーな印象が出てきてフィニッシュ。

フルーティでカジュアルなのですが、ニューワールドやグローバル品種には無い個性があって、スイートで色っぽい大人って感じです。

あれ??
グラスが空になると、ちょっと饐えた香りが残って、悪くいうとちょっと雑巾っぽい感じ?
でもさらに時間が経つと、カラメルのような甘さが出てきて香りのバランスを整えますね。

なんだか不思議な印象で、悪臭要素をうまく取り込んで個性にしている、伝統産地の奥深さというか、香りの文化の深さを感じます。
これはニューワールドでは、なかなか真似できませんね。

今日の晩御飯は、カツ丼。
明日は子供が就活なので、カツ丼だそうです。
がんばれ~。

合わせるとワインの繊細さはすべて吹っ飛んで、チューハイ的な合い方になりますね。
でも食事の邪魔をせずに口をサッパリしてくれて、悪くありません。

食事が終わってワインだけになると、だんだん重さが気になってきました。
力が落ちてくるというか、酸味も荒れた感じになってきますね。

あまり力がないワインなので、開けた後は冷えているうちに早めに飲むのがオススメです。

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よりどり12本送料無料 ウィリ ギッセルブレッシュトゥ シルヴァーナ 2012 750ml 白ワイン フランス

※サイトより引用
ウィリ・ギッセルブレッシュトゥは1936年に設立されたフランス・アルザス地方にある家族経営のワイナリーです。
3世代に渡り受け継がれ作られてきた高品質なワインは世界中のワイン愛好家に愛されています。
アルザスのダンバッハ・ラ・ヴィルの最も品質の高い土壌17haを所有し、アルザスワインやクレマンはもちろん、グランクリュ・フランクシュタインやグランクリュ・ミュンヒベルクも生産しています。
ウィリ・ギッセルブレッシュトゥでは、家族経営らしく収穫は全て手作業で行い、選別は熟練の作業員が厳しく行うため、17haの畑を所有していますが、生産量は少なめ。
醸造も昔ながらの手法を取り入れ、特には目新しい事はしていませんが、地道で真面目なドメーヌの気質がよく現れた、とっても素直なワインを造ります。
アルザスで最も古くから生産される品種の一つであるシルヴァーナは、軽快で柔らかな味わいが存分に楽しめるワインです。
サラダやシーフードによく合います。
アカシアや青リンゴ、グレープフルーツ、白桃のアロマがあり、新鮮な果実の味わいを楽しめます。
フレッシュでフルーティな口当たり、さっぱりとライトで飲みやすい白ワインです。

2016/02/06

ポール・ブルケール リースリング 2014

ポール・ブルケール リースリング 2014
ポール・ブルケール リースリング 2014
Paul Bruckert Riesling 2014

フランス:アルザス地方:A.O.C.アルザス
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:リースリング100%

ドン・キホーテで、税抜き1280円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:弱い
外観の印象:色付きが弱い、若々しい

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>レモン、グレープフルーツ、柑橘系、針葉樹
<香辛料・芳香・化学物質>白い小石のようなミネラル
香りの印象:やや閉じた印象、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:しっかりした、爽やか
苦味:旨みを伴った
バランス:スリムな、ちょっとひっかかりがある
アルコール:やや弱め
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
酸っぱい梨のような感じ

【評価】
ライトでフレッシュ、甘みがあって飲みやすいが、酸が立ってて収斂性がある

【供出温度】
8-10度 軽いけど旨みもあるのであまり冷やし過ぎない方が良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、若々しいグリーンがかったレモンイエローで、輝きもあります。

香りは、レモンやグレープフルーツのような柑橘系、小石のようなミネラル、ちょっとクリーム、針葉樹のようなグリーン香などがあります。

味わいは、ライトなアタックから、フレッシュな柑橘系のフルーツ感と甘みが広がるものの、収斂性のある酸味がブレーキをかけて、ややえぐ味の残るフィニッシュ。

ちょっとクセがあって個性的と考えるか、品質感が悪いと考えるか、人によって評価が分かれそうですが、飲み進むとどうなるでしょう。

今日の晩御飯は自家製の餃子。
ニンニク控えめ、野菜多めです。

醤油とお酢とラー油のつけダレだと、酸っぱさがケンカしてまったくアウト。
やはりこのワイン酸っぱいです。

レモンを搾って美味しいような食事、フライ系とか唐揚げとかが良さそうですね。

おつまみのバナナチップスは、デザート的に合います。
ビーフジャーキーはワインが完全に負けて消えてしまいました。

飲み進むとどんどん酸っぱくなってきました。
やはりこのワイン、アウトですね。

人に例えると、ちょっとクセがあるけど良い人かなと思ってたら、結局やっぱりダメ人間だったみたいな。
乾いた痩せた印象で、ブレードランナーに出てきたガフ役のエドワード・ジェームズ・オルモスをイメージしました。

酸化が進んでる印象で、クリーンさも無くて、オールドタイプのワインみたいですね。
少し奥深さみたいなものは感じるのですが、リピートすることは無いでしょう。

■楽天ショップへのリンク

ポール・ブルケール リースリング 750ml

※サイトより引用

アルザス・アンマーシュヴィアの農家として、葡萄栽培をスタート。父から子へと脈々と伝統が受け継がれ、現当主で7代目を数えます。綺麗に通った酸味が心地よく、うまみがあるバランスの良いワインです。

2015/01/01

マルセル・ダイス リースリング 2011

マルセル・ダイス リースリング 2011
マルセル・ダイス リースリング 2011
Marcel Deiss Riesling 2011

フランス:アルザス地方:A.O.C.アルザス
アルコール度:13%
ブドウ品種:リースリング

リカーランドトップで、税抜き3315円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:オレンジがかった、ゴールドに近いイエロー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:色付きが良い、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>カリン、熟した果実
<花・植物>菩提樹、杉
<香辛・芳香>ミネラル、紅茶、カンロ飴
<化学物質>ちょっとセメダイン?
香りの印象:開いている、華やかな印象

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:スムーズな、やわらかな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:スリムな、まろやか
アルコール:やや強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
少し熟した甘い果実感

【評価】
おだやかで優しく甘みのある味わいで、複雑性のある華やかな余韻が残る

【供出温度】
11-14度 華やかな芳香があるので、ちょっと温度高めで楽しむのが良さそう

【グラス】
中庸、大ぶり

【総評】
外観は、濃いめの黄金色に近い、オレンジがかったイエローで、輝きもあります。

香りは、カリンや熟した果実、菩提樹のようなグリーン系のフローラルと、杉のようなグリーン系のハーブ香、ちょっと紅茶や、カンロ飴のような甘い印象もあり、とても華やかな印象です。

味わいは、ソフトでやさしいアタックから、甘みがじわっと広がり、穏やかながらちょっと酸化した印象の個性的があり、えぐ味のあるフィニッシュ。

マルセル・ダイスは、アルザス・ブランがとても良かったので期待していた1本です。
確かに美味しいのですが、ちょっと酸化した印象とえぐ味が強く、第一印象はちょっと微妙。

期待感が強すぎたかも。
もうちょっと飲み進んでみます。

前回のアルザス・ブランと同様に、甘みがこのワインのポイントで、さらに香りはとても華やか、複雑性があります。
コストパフォーマンスはともかく、普通に美味しいワインであることは間違いありません。

今日は元旦なので、ブリの刺し身、ブリの塩焼き、コハダ、おせち料理。
このワイン、普通に刺し身に合います。

コハダは、酢締めの酸味が強くてさすがにイマイチ。
あとワインの天敵「かずのこ」には合わなかったですが、あとはほとんど大丈夫でした。

ちょっと甘い感じが日本酒に通じるものがあるんですね。
和食に合わせやすいワインです。

カミさんに価格感を聞いたら、1890円くらい。
3300円くらいと伝えると「それは高い。後味の炭酸のようピリピリするような感じが、があまり好きじゃない。」との評価。

確かにいわゆる高いワインっぽさはあまりないかもしれません。
後味もややえぐ味が残る感じですね。

間違いなく美味しいのですが、3000円を超えると考えるとコストパフォーマンスは微妙かも。

とはいえ、チャーミングな果実感とか個性的なハーブの印象とか、マルセル・ダイスのワインはまた飲んでみたいと思わせる魅力を持ってますよね。
カミさんが嫌いな後味のピリピリ感みたいなものも、逆に魅力のひとつかもしれません。

チャンスがあったら、また飲んでみたいと思います。

■関連リンク

マルセル・ダイス アルザス・ブラン 2011

■楽天ショップへのリンク

アルザス・リースリング[2011]年・蔵出し限定品・ドメーヌ・マルセル・ダイス・自然派・ビオディナミ・エコセール&AB公式認定ワインAlsace Riesling [2011] Domaine Marcel Deiss AOC Alsace Riesling

※サイトより引用
アルザス辛口白ワイン愛好家大注目!最高評価!アルザス辛口リースリング100%ファン大注目!
ロバート・パーカー満点5つ星★★★★★生産者であり(しかも“世界の最高級品と同等”のアルザス・ベストワインにマルセル・ダイスの5つのワインが選ばれています)ゴーミヨ誌も5つ星を付け、クラスマンでは最高評価の★★★3つ星(トリプルスター・3つ星はマルセル・ダイスとヴァインバックとズィント・ウンブレヒトの3人だけ)クラスマンをして「敬意を表すべきドメーヌ…“忘我の境”があなたに訪れるだろう」と言わしめ大絶賛させた大人気ドメーヌによる、特にリースリングとゲヴュルツに向くと言われるあの人気畑サン・イポリットの酸がきりっと立ち、しっかりとした構造のテロワールと、ヘブランのたっぷりとした果実味とフィネス・エレガントの両立と言う、それぞれのテロワールのブレンドにより巨大なスケールとなった名作!アルザス・リースリングの真骨頂!究極アルザス・リースリングがグッドヴィンテージ[2011]年で、しかも現地のセラー数ヶ月前の蔵出しで現地エ少量入荷!

ダイスのリースリングは2005年ヴィンテージ以降、従来は別々に商品化されていたサン・イポリットとベブランハイムをブレンドして一本化することになりました。それぞれのテロワールのブレンドにより、より一層複雑に、巨大なスケールとなった名作です。辛口。
サン・イポリット・・・1.8ha。平均樹齢25年。砂質、花崗岩質主体の軽めの乾燥土壌。酸がきりりと立ちしっかりとした構造を持つワインを生むテロワールで、特にリースリングとゲヴュルツトラミネールに向きます。花崗岩に由来する、塩辛くさえ感じる酸とミネラルも特徴的。
ベブランハイム・・・2ha。平均樹齢20年。古代には海岸だったというこの畑は、500~600メートルに及ぶ海洋微生物と砂礫質層が基盤で、表土は軽い石灰岩質。この土壌から、水捌けと保熱性が良く、高い酸と豊かなコクが得られます。たっぷりとした果実味とフィネス、エレガンスの両立。レモン、白桃、パイナップルなどを同時に想起させます。

2014/01/04

マルセル・ダイス アルザス・ブラン 2011

マルセル・ダイス アルザス・ブラン 2011
マルセル・ダイス アルザス・ブラン 2011
MARCEL DEISS ALSACE 2011

フランス:アルザス地方:AOCアルザス
アルコール度:13%
ブドウ品種:ピノ・ブラン、リースリング、ゲヴュルツトラミネールが70%、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ミュスカ、シルヴァネールが30%

リカーランドトップで、2690円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:ややオレンジがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:オレンジがかった独特な色合い、輝きとツヤがある。

【香り】
豊かさ:やや弱い
特徴:石灰のようなミネラル、柑橘系、オレンジ、カリン、揮発性のある爽やかなハーブ、グリーン系のスパイス
香りの印象:クリーンで爽やか、清々しい香り

【味わい】
アタック:ソフトで優しい、残糖の甘みがある
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:爽やか、きりりとした
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、爽やか、厚みがある
アルコール:強め
余韻:少し長く続く

【フレーヴァー】
濃縮感のあるフルーツ感

【評価】
優しい味わいで、爽やかさもあるが、濃縮感と力強さも持っている

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、特徴的なオレンジがかった色調で、ギラギラとした輝きを持っていて、濃縮感を感じます。

香りは、まずミネラルの印象があり、そこから複雑なフルーツ香が多層に重なっています。
カリン、オレンジ、柑橘系、パイナップルなどのいろいろなフルーツの香りがあって、すっきりしたハーブの印象と、オリエンタルスパイスのような個性的な印象、時間が経つとカラメルの印象も出てきました。

味わいは、穏やかで優しく、ほんのり甘みのある、しあわせ感の強い口当たりで、「うまっ!」って感じ。
酸味も穏やかながらしっかりと締めてくれるので、甘みが嫌な感じにならないでしょうね。
その後にアルコールの熱さみたいなものが出てきて、しっかり力強さを感じますが、フィニッシュはジューシー。
ややアルコールがやや浮いている感じがありますが、時間が経つと馴染んできそうです。

マルセル・ダイスのワインを私が評価するのもおこがましいのですが、あちこちで高い評価をもらっているだけの説得力を持っているワインですね。
つべこべ言わずに、飲めば分かる的な、ワイン自信が強い説得力を持っている感じです。

最近のワインの中では、結構甘めに仕上がっているのですが、その甘さがものすごく効果的。
最初に甘みにグッとつかまれて、その後を酸味とかフルーツ感が引き継いで、すっきりしたフィニッシュに持っていくので、他のワインではなかなか真似できない味の構成になっています。

後味に、軽く苦味とえぐ味が残りますが、それも爽やかさを感じる要素の一つになっているみたいですね。

まさに味わうというよりは、体験するワインのタイプですね。
とてもいいです、しあわせーって感じで、「あー、美味しいー!」って叫びたくなりますね。

人に贈りたいワイン、No.1かも。

今日の晩御飯は、キムチ鍋。
白菜、豆腐、豚肉、キムチ、しめじ等々、入ってます。

このワイン、食事の邪魔をせず、しかも馴染んで、実に良く合うのですが、この料理だとワインの良さがまったく活きません。

ワインの甘みが和食にも合いそうなので、家庭料理にも合うのではないでしょうか。

豚の角煮とか、焼き鳥のタレとか、ブリの照焼あたりでしょうか。
意外とちらし寿司とか。
酢飯に合いそうな気もします。

カミさんに飲ませたら、最近飲んだワインの中で一番美味しいと高評価。
価格は2000円くらい、とほぼ正解。

我が家的にはマルセル・ダイスはリピートしたいブランドになりました。
このワインも食事を変えて飲んでみたいし、他のワインも飲みたいですね。

ちょっと高いですが。。。

■関連リンク

マルセル・ダイス リースリング 2011

■楽天ショップへのリンク

【自然派】アルザス・ブラン[2011]マルセル・ダイス 税込 2,814 円

※サイトより引用
地元ベルグハイムの各品種畑区画のブレンド。ピノ・ブラン、リースリング、ゲヴェルツトラミネールが70%、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ミュスカ、シルヴァネールが30%。平均樹齢20年。辛口。「最も安い(この)ワインですら、他のドメーヌの最高価格品よりは上という驚異的な品質」(ワイナート田中克幸氏)
地元の7品種混植畑50%+ダイスの全プルミエクリュ15年未満のぶどう50%
とにかく凄いです!!!!実際ドメーヌを訪れた時に、“僕が最も感動したワイン”で、その艶美な香りは『えっ?これグランクリュなの?』と思うほど華やか!!ギューーっと詰りに詰った凝縮しまくりの果実味と、力強さと洗練さを兼ね備えた酸味が印象的な、とても高貴な味わいに驚かされました!ハッキリ言って!!この《スタンダード・キュヴェ》!!他のドメーヌの《グラン・クリュ》よりも、そのクオリティーは“数段上”で、『グラン・クリュです』と言っても何の疑いも持たない、レベル!!その、世界屈指の超ハイレベルのワインがなんとこのお値段であることには、驚かれること間違いありません!!
注)このワインを、スタンダードのアルザスと思って“サラダ”や“和食”に合わせると、ワインが遥かに勝ってしまうのでご注意下さい(実体験(苦笑))シャルドネ感覚で“鶏肉”などしっかりしたお料理との相性が好ましいです。

2013/01/14

ドメーヌ・ヴィリー・ギッセルブレヒト シルヴァーナー 2010 (ブラインドテイスティング:当てる)

ドメーヌ・ヴィリー・ギッセルブレヒト シルヴァーナー 2010
(1)ソーヴィニヨン・ブラン88%、セミヨン12%(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:09)\2680
(2)シルヴァーナー(仏:アルザス地方:AOCアルザス:10)\1280
(3)トロンテス100%(アルゼンチン:サンファン州:11)\1260
(4)シャルドネ(豪:南オーストラリア州:11)\788
(5)シャルドネ(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\780

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:ベージュっぽい、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや薄い
粘性:弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:少し熟成感がある、輝きが強め

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:やや生臭い、カリン、過熟した果実、グリーン系のハーブ
香りの印象:弱くて、やや傷んだイメージがある

【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:刺激的、シヤープ
バランス:ドライでスリム
苦味:爽やかさを与える
アルコール:やや弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュ)

【評価】
スリムでシンプル

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【判定】
ややオレンジがかった色調。
南の産地か、少し熟成した印象。
この中ではシャルドネの2本が候補。

香りはとても弱く、やや傷んだ果実が混ざっているような、過熟した印象や生臭系の要素がある。
品質が悪そうなイメージ。

重い、熟した果実感はかすかにあって、この中ではシャルドネか。

味わいは、スリムでシャープ。

ちょっとトゲトゲした印象の酸味。
バランスも良くない。
管理が悪かったようなイメージもある。

果実感が中心で、梨の芯のような、キツメの酸味がある。
ひょっとすると、マロラクティック発酵を行ってない?
そうなると、シルヴァーナーも候補になってくる。

う~ん、このフレッシュで強めの酸味はドイツワインのような印象もある。
味わいも香りもかなり個性的で、シャルドネじゃないかも。

ファイナルアンサーで、シルヴァーナー
で、ピンポン

最初はちょっと傷んだようなイメージでしたが、だんだん落ち着いてきました。

【総評】
ドメーヌ・ヴィリー・ギッセルブレヒト シルヴァーナー 2010
Domaine Willy Gisselbrecht Sylvaner 2010

フランス:アルザス地方:AOCアルザス
アルコール度:11%
ブドウ品種:シルヴァーナー

町田の蔵家さんで、1280円で購入。

クラシックなテイストですね。
ちょっと飲みにくさを持っているけど、個性があります。

ドイツのラインヘッセンとフランケンが主要産地で、日本ではどちらかというとマイナー品種ですが、ドイツ、オーストリア、スイス、フランス、クロアチアなど広い範囲で栽培されています。

最初は印象が良くなかったのですが、だんだん良くなってきました。
すっきりとした酸、クールな飲み口、爽やかさが良い感じ。
ただ、後味にひっかかるようなエグ味が残るのが気になるポイントです。

でもワインだけで、美味しくて、グイグイ飲めるタイプ。
心地良い辛口ですね。
軽い中にも、ちょっとシュール・リーのような、旨みというかコクみたいなものを感じます。

今日の晩御飯は、炊き込みご飯と豚汁。
このワイン、ワインらしい味わいなので、和食には合いにくいみたい。

パルミジャーノのチーズに合わせても、なんだかしっくりこない。
ナッツに合わせても、なんか馴染まない。

何があうんでしょうね。
これはなかなか難しいかも。

飲み進むと、最初の印象から大分印象が変わってきました。
ベースもしっかりした、良いワインです。

ちゃんとした料理に合わせたくなります。
ハーブを使った白身魚のグリル、とかかな?

ドイツ系の品種なので、ドイツ料理が合いそうですね。
意外とソーセージとかにも合うかも。

だんだん美味しくなってきて、とても良い感じ。
このワイン、オススメです。

■楽天ショップへのリンク

アルザス・リースリング[2010]年・マコン・グラン・ヴァン・コンクール金賞受賞酒・ドメーヌ・ヴィリー・ギッセルブレヒト元詰・AOCアルザス・リースリングALSACE Riesling [2010] Willy GISSELBRECHT (Willy Gisselbrecht) AOC Alsace Macon Grands Vins Medaille d'Or

※サイトより引用
フランス・アルザス辛口白ワイン愛好家大注目!アルザス・シルヴァネール100%ファン大注目!ワインスペクテーター誌大注目!2011年版のフランスワイン権威本“アシェット・ガイド誌”でも星付大注目!2012年版のアシェット・ガイド誌でもWスターで(リースリング・エノテーク)高評価!1936年設立の、フランス アルザス地方ダンバッハ・ラ・ヴィルに最高品質の土壌を17ha所有する、家族経営の生産者!現オーナーで3代目!そのほとんどがフランス現地のワイン愛好家と一部の国のワイン愛好家への輸出に限られているため、日本では比較的珍しい造り手のひとり!この2010年のシルヴァネール(フランス、アルザスの主要7品種のひとつ)は、フレッシュな酸と特有のアロマ!が特長!色調は輝きのあるグリーン!フローラルで柑橘系のアロマ、やや胡椒のニュアンスも感じられる。フレッシュでクリスプな酸と調和の取れた柑橘系の果実味。魚介類やサラダ、キッシュなどとの相性バッチリ!のアルザス・シルヴァーナーが、ゴールドメダル受賞種で、限定極少量入荷!
シルヴァーナーはアルザス、ドイツで広く栽培されているシルヴァーナー(シルヴァネールとも呼ぶ)は、フレッシュな酸が特徴的。ボディは細身だが、特有のアロマを持ち、清清しく、飾らない料理と合わせたくなる自然体なワインを生んでくれる地品種。
色調は輝きのあるグリーン。フローラルで柑橘系のアロマ、やや胡椒のニュアンスも感じられる。フレッシュでクリスプな酸と調和の取れた柑橘系の果実味。魚介類やサラダ、キッシュなどと合わせたい。

2010/05/02

アーサー・メッツ ピノ・グリ 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)ピノ・グリ(仏:アルザス地方:ヴァン・ダルザスAC:07)\1280
(2)シャルドネ(フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュAC:08)\1280
(3)インゾリア(伊:シチリア州:シチリアIGT:08)\1040
(4)グルナッシュ・ブラン、マルサンヌ、ルーサンヌ(仏:ラングドック・ルーション地方:コスティエール・ド・ニームAC:08)\920

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

アーサー・メッツ ピノ・グリ 2007
【外観】
すこしベージュがかった、淡いイエロー。
色合いは薄く、グレーっぽい。
若々しさがあるが、色合いはちょっとベージュがかっている。
輝きが強く、硬質な輝きがある。
粘性は中庸で細い脚が見られる。

【香り】
熟した印象の果実香。
ヴェジェタルな青っぽい香り。
グリーン系のスパイス。
グラスを回すとチーズのような醗酵香。
小石のようなミネラル。
香りは厚みがあり豊か。

【味わい】
残糖を多く感じる、中辛口くらい。
かなり甘さの印象が強い。
酸味はフレッシュな果実のような強さ。
果汁が混ざっているような印象をうける。
ボディは細身だが、甘さのせいか肉付きがいい感じもある。
アルコール度は低め。
後味には苦味が残り、ややエグ味もある。
余韻は短い。

【判定】
淡くてグレーっぽい、ちょっと特殊な色合いんのある外観からは、ちょっと変わった品種のイメージ。
インゾリアやピノ・グリ?

香りは、厚みのある果実香ながら、少し特徴のある要素が混ざる。
ヴェジェタルなスパイスというか、茎っぽい感じというか。
シャルドネやグルナッシュ・ブランでは無さそう。

味わいは、甘い。
中辛口くらいの、かなり残糖を残したタイプ。
この、甘さと酸味がバランスを取る感じは、ドイツやアルザスの印象。
さらにアルコール度は低くて、このあたりもアルザスっぽい。

ピノ・グリの特徴は把握してないが、何となくそれっぽい感じ。

ファイナルアンサーで、ピノ・グリ
で、ピンポン

品種当てじゃなくて、産地当てでした。

【総評】
アーサー・メッツ ピノ・グリ 2007
Arthur Metz Pinot Gris 2007

フランス:アルザス地方:ヴァン・ダルザスAC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・グリ

リカーランドトップで、1280円で購入。

最初は甘いかな~って思いましたが、酸味とのバランスが良くて、スッキリしているので、結構グラスが進みます。

飲み進んでも、温度が上がっても、スッキリとした印象は変わりません。

今日の晩御飯は手巻き寿司。

刺身と合わせてもそんなに違和感がありません。

ほんのり甘いワインって、和食に良く合うんですよね。

酢飯でも意外とOK。

カミさんに感想を聞いたら、「ちょっと甘いけど、バランスがよくて美味しい、1480円。」
アルザスってだけで、最低でもそれくらいはするイメージがありますね。

とても手軽でカジュアルなアルザスワインではないでしょうか。

バランスよくスッキリした味わいが、甘さのあるワインを飲まない人にも受け入れられると思います。

最近は、低価格のワインも多様化して、いろいろなタイプのワインが増えてますね。
そのうち、1000円の貴腐ワインとか出るんじゃないでしょうか。

たまには甘いワインも美味しいですよね。

このワイン、ディナーよりは、休日のランチくらいがちょうどいい感じ。
サンドイッチとか、とっても合いそうですね~。
ピクニックに持っていって、芝生の上で楽しみたいタイプでしょうか。

2010/01/24

ドメーヌ・ヴィテコーレ・デ・ラ・ヴィユ・デ・コルマール ヴァン・ダルザス ゲヴュルツトラミネール 2004(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)ゲヴュルツトラミネール(仏:アルザス地方:アルザスAC:04)\2280
(2)セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、ミュスカデル(仏:ボルドー地方:アントル・ドゥー・メールAC:06)\2080
(3)コルテーゼ(伊:ピエモンテ州:ガーヴィDOCG:08)\1750
(4)マルヴァジーア トレッビアーノ ソーヴィニヨン(伊:ラツィオ州:フラスカーティD.O.C.:08)\1080

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
ドメーヌ・ヴィテコーレ・デ・ラ・ヴィユ・デ・コルマール ヴァン・ダルザス ゲヴュルツトラミネール 2004
【外観】
濃く輝きの強い黄金色。
ほんのりオレンジがかっていて、わずかに熟成感がある。
濃い黄色で、輝きは強い。
粘性は強く、脚が長い間残る。
少しムラのある色合い。

【香り】
強いライチ香。
白い花の香りや、パイナップルのような印象もある。
グラスを回すと、ライチ香が落ち着き、モモや柑橘系の香りが出てくる。
どちらにせよ、フルーツ香が主体。
スパイシーな印象もある。

【味わい】
かなり残糖を感じる、中辛口くらいの、甘辛度。
なめらかでネクターのような口当たりだが、アルコール度は強い。
酸味は穏やか、後味はアルコール度が強いせいか、やや乾く印象がある。
甘さも後に残る。
嫌な甘さでは無いが、トータルの印象はデザートワイン。
ワインとしては上質。
余韻も長い。

【判定】
黄金色の外観からは、ゲヴュルツトラミネールが候補。
香りは、ライチ香。
ゲヴュルツトラミネール以外でこんな香りのある品種は知らない。
味わいも残糖が多く、デザートワインのような濃厚な印象。
他に選択肢が無い。

ファイナルアンサーで、ゲヴュルツトラミネール
で、ピンポン

さすがにゲヴュルツトラミネールは外しようがないですね。

【総評】
ドメーヌ・ヴィテコーレ・デ・ラ・ヴィユ・デ・コルマール ヴァン・ダルザス ゲヴュルツトラミネール 2004
Domaine Viticole de la Ville de Colmar Vin d'Alsace Gewurztraminer 2004

フランス:アルザス地方:アルザスAC
アルコール度:13%
ブドウ品種:ゲヴュルツトラミネール

町田の蔵家さんで、2280円で購入。

こってりとした蜜のような甘さを感じる、上質な味わいのゲヴュルツトラミネールです。
口当たりはなめらか、夢のような味わい、って感じ?

いわゆる甘口ワインでは無く、中辛口くらいだと思うのですが、全体の印象はすっかり甘口デザートワイン。

たまにはいいですね、こういった上質な甘いワイン。

飲み口は甘いのですが、後味がすっきりとしてるので上質な感じがするんですね。

いやいや、飲みば飲むほど美味しいです、このワイン。
アルザスワインの真価を垣間見た感じがします。

とても優しくて、包容力があって、人を幸せにする味わい。

しかも意外と、合わせる食事の幅も広そう。

最初に合わせたのが、唐辛子の入ったアメリカのチーズ、ペッパー・ジャック。
とにかくこのチーズ、チリペッパーの辛さが強いのですが、優しい甘さが包み込んでくれます。

今日の晩御飯は豆腐と鶏肉のハンバーグ。
これはまた違うタイプの合い方をします。

ペッパージャックは暴れる辛さをなだめるような合い方、豆腐のハンバーグは静かに語り合うような合い方。

ものすごく懐が深いワインですね。
しかもそのまま飲んでも完璧。

とはいえ・・・家庭料理の和食にはやっぱり合わせにくいです。
ワインの香りが強すぎるんですね。

逆にパンには良く合います。
焼きたてのパンなんて最高。

ゲヴュルツトラミネールってこんなに奥深い品種だったのかー、って思うワインです。
美味しいアルザスのワイン、もっと飲みたいですねー。
でも高いんですよね、アルザスのワインって・・・

ワインの美味しさの幅広さを感じさせてくれる、おすすめの1本です。

2008/06/21

ヴァン・ダルザス リースリング ヴィエイユ・ヴィーニュ 2005(ブラインドテイスティング:外す)

・ソーヴィニヨン・ブラン(インド)\1764
・リースリング(仏:アルザス)\1680
・シャルドネ(仏:シャブリ)\1680
・シュナン・ブラン(インド)\1449

の4本の中から1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ヴァン・ダルザス リースリング ヴィエイユ・ヴィーニュ 2005 ボトル ラベル
【外観】
やや淡い中庸な黄色。
少しグレーがかっていてほんのりオレンジ。
粘性は中庸で脚が多く現れる。

【香り】
少し熟した果実香。
カリン、なし。
少し白い花の香りとハーブ。
リンゴっぽい酸化のニュアンスもある。

【味わい】
酸味がしっかりとした、ちょっと収斂性を感じるアタック。
すっぱい感じ。
ボディは薄めで、後味に酸が強く残る。

【判定】
色合いでは何となく、シュナン・ブランっぽい?
独特なグレーがかって、オレンジっぽい。
香りは独特な熟した果実香だが、やや熟成している印象。
何となく、酸化のすすんでいるリンゴのニュアンスがある。
これは出来の悪いボルドーで良く感じる印象。
今回の中で行くと、シャブリが一番仲間っぽい。
味わいは酸味が強く収斂性がある。
これはまずい時のシャブリの味かも。

ファイナルアンサーで、シャルドネ
で、ブー

ペトロール香が無いので外していた、リースリングでした。

【総評】
ヴァン・ダルザス リースリング ヴィエイユ・ヴィーニュ 2005
Vin d'Alsace RIESLING Vieilles Vignes 2005 RIBEAUVILLE

フランス:アルザス地方:アルザスAC(リボーヴィレ)
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:リースリング
※生産者不明

リカーランドトップで、1680円で購入。

ちょっと過熟したイメージ。
収斂性があって、後味が悪くて、とっつきにくいワインです。

3年目という時期が悪かったんでしょうかね。

だんだんペトロール香が強くなってきました。
最初からこれくらい香ると間違えなかったのに、残念。(言い訳)

飲み進んで分かったのですが、このワイン古風な味わいなんですね。
チーズを合わせると美味しくなってきました。

ちょっと癖のあるワインですが、個性とスタイルがしっかりとしてます。

最近はまろやかでフレッシュなワインが多くなってきましたが、昔は酸っぱくてキツイワインが結構ありましたよね。

舌が慣れてくると割とおいしいです、これ。
おすすめはしませんけど。

2008/03/16

ロレンツ・リースリング レゼルブ 2005(ブラインドテイスティング:外す)

・ソーヴィニヨン・ブラン62%、セミヨン38%(ボルドー)\2310
・リースリング(フランス:アルザス)\1680
・シャルドネ(仏:ヴァン・ド・ペイ・デ・コトー・ド・ラルデッシュ)\1040

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ロレンツ・リースリング レゼルブ 2005 ボトル ラベル
【外観】
やや濃い、中庸な黄色。
艶っぽさを感じる。
少し熟しているような色合いで、ほんのりオレンジっぽさを感じる。
粘性も中庸くらいか。

【香り】
相変わらず、花粉症で鼻がきかない。
カリンのようなやや熟した印象の果実香が主体。
他の印象はほとんど分からない。

【味わい】
軽くて、フルーティで、力の無い印象。
コンパクトな味わいで、やや樽の影響も感じる。

【判定】
外観はやや濃い目の黄色なので、ボルドーとオーストラリアが候補。
フルーツはちょっと熟した感じと、蜜のような印象もある。
どちらかというとシャルドネよりはセミヨン系。
ただ、飲み口が明らかに力が無く、今回のボルドーの価格帯では無い感じ。
これでボルドーだったら、ちょっと悲しい。
ところが、何度か飲むと樽の影響を感じる酸味の感じや、全体の雰囲気が、樽の悪い影響を受けた、外れのボルドーワインの感じ。

ファイナルアンサーで、ボルドー
で、ブー

リースリングでした・・

【総評】
ロレンツ・リースリング レゼルブ 2005
Gustave Lorentz Riesling Reserve 2005

フランス:アルザス地方:アルザスAC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:リースリング

ジャスコで、1680円で購入。

ネタばれしてみると、確かにリースリングっぽい。
鼻が利かないのが致命的だけど、これはいわゆるペトロール香のしないリースリングかも。

第一印象はあまり良くなかったんですが、飲み進むと結構良いですね。

しかし、今日は特に花粉がひどく、こんな状態で評価されるワインもかわいそうなので、感想なしとしよう。

2007/07/07

ポール・ジャングランジェ アルザス・リースリング 2004(ブラインドテイスティング:当てる)

・シャルドネ(ムルソー)\4180
・ソーヴィニヨン・ブラン(NZ ウィザーヒルズ)\2620
・リースリング(アルザス)\2035

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

ポール・ジャングランジェ アルザス・リースリング 2004 ボトル ラベル
【外観】
澄んだ
健全な
中庸な色合い
緑色を帯びた
輝きのある
若々しい外観
粘性は中程度
艶のある

【香り】
爽やかな
上品な香り
フルーティ
パイナップル
ミネラルのニュアンス
火打ち石

【味わい】
新鮮なアタック
若々しい酸味
シャープな酸味
セック
収斂性のある
やや甘い
わずかな苦味
シャープなアタック
バランスのとれた
現在飲み頃の
余韻は7~8秒

アルコール度:つけ忘れ ×→12%
収穫年:2005年? ×→2004年
引用温度;10℃?
相性のいい料理:平目のカルパッチョ 香草風味 ×→キッシュ・ロレーヌ

【判定】
中庸な黄色にやや輝きを感じる。
粘性はそこそこだがそれほど強くはない。
香りはまず、フルーティでパイナップルを感じる南国系のフルーツ。
樽の影響はほぼ感じない。
グラスを回すと、時々ふっとペトロール香のような煙っぽい感じがある。
味わいは酸味が強烈で、やや甘さを感じる。
ボディは厚みが無く、シャープな印象。
ムルソーは外れて、ソーヴィニヨン・ブランとリースリングだが、ペトロール香、飲んだときに感じる甘み、強烈な酸味でほぼリースリング。

ファイナルアンサーで、リースリング
で、ピンポン

かすかにしか立ってこないペトロール香を嗅ぎ当てたのが勝因かな。

【反省点】
■外観で余計な項目
・輝きのある →いつも迷うけど、輝きの基準が分からない

■香りで不足の項目
・森林 →グリーンっぽいやつには入れた方がいいかも、今回もあり
・青リンゴ →今まですべて入っている、今回もあり
・洋梨 →いままですべて入っている、パイナップルじゃなくてこっちか?
・柑橘系が主体の →いままですべて入っている、ああーそうかも
・ハーブ香 →いままですべて入っている、今回もあり

■香りで余計な項目
・火打ち石 →ペトロール香のつもりで入れたが過去入った事がない、入れない方が良さそう
・パイナップル →ドイツのリースリングは入っているが、アルザスは入ってない、確かに今回は違うかも

■味わいで不足の項目
・豊かな酸味 →いままですべて入っている、入れた方が良い

■味わいで余計な項目
・収斂性のある →いままで入って事なし、入れない方がいいだろう
・シャープな酸味 →いままで入った事なし、「しなやか」と「豊か」で対応?
・シャープなアタック →いままでは「なめらか」と「心地よい」
・わずかな苦味 →今までに入った事なし、今回も不要だろう

ポール・ジャングランジェ アルザス・リースリング 2004
Paul Ginglinger ALSACE RIESLING 2004
■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/midoriya/573432/530005/530975/

※サイトより引用
とてもドライで、まっすぐでピュアな構造。フローラルで、柑橘系のアロマ。クリーンですっと伸びる、軽やかな味わい。甲殻類や、牡蠣、クリーム系ソースの魚料理と合いそう。残糖ゼロ。
■ 平均樹齢 : 30 年
■ 土壌 : 粘土石灰質
■ 栽培面積 : 1.70 ha
■ 収量 : 65 hl/ha
■ 生産量 : 7,000 本
■ 醸造 : 大樽醗酵 & 熟成8ヶ月

全体的には好印象。
やや甘さを感じさせつつ、酸味がしっかりと締めている。
あと味もすっきりとしていて、ペトロール香も最小限に抑えている。
万人受けしそうなワインですね。
合う料理はキッシュ・ロレーヌってことですが、確かにそういったものに合いそうな感じ。
フルーツの香りが強いので、和食関連はちょっと合わないかな。

2007/06/24

ピエール スパー アルザス リースリング 2004(ブラインドテイスティング:外す)

・ソーヴィニヨン・ブラン(サンセール:ドメーヌ・エチエンヌ・ドールニー)\1575
・リースリング(アルザス:ピエール スパー:ハーフ)\1365
・シャルドネ(リュリーモンバレ98:ハーフ)\980
・グルナッシュ・ブラン、ユニ・ブラン(ヴァン・ド・ペイ・ドック グランザルブル:ハーフ)\520

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

ピエール スパー アルザス リースリング 2004 ボトル ラベル
【外観】
澄んだ
濃い色合い
輝きのある
粘性は強い

【香り】
濃縮感のある
フルーティ
カリン
バニラ
ハーブ香

【味わい】
新鮮なアタック
豊かな酸味
シャープな酸味
セック
バランスのとれた
現在飲み頃の
余韻は6秒以下

アルコール度:12.5%?
収穫年:2005年?
飲用温度:10度?

【判定】
濃い黄色に、熟した果実のようなフルーツ主体の香り。
ソーヴィニヨン・ブランやリースリングのヴァラエタルアロマは感じられないので、シャルドネかグルナッシュに絞られる。
味わいはやや収斂性のある酸味が強い味わいで、ボディはあまり厚くない。
そうなるとやはりグルナッシュか。

ファイナルアンサーで、グルナッシュ
で、ブー

なんとリースリングでした。

【反省点】
リースリングと分かると、フローラルな香りが立ってくる。
華やかさと、フローラルな香りを感じないと、ペトロール香だけでは判断が難しいかもしれない。
でも試験本番で恐らくグルナッシュは出ないので、この方面だとリースリングになるのかな?
白い花に白っぽい石のようなミネラル香。
両側に白い花が咲いている、石が敷いてある道、季節は5月って感じかな。
全体に爽やかさを感じる香りが特徴か。

Pierre Sparr Alsace Riesling 2004
ピエール スパー アルザス リースリング 2004

熟した果実味でグルナッシュと間違えてしまったが、じっくり味わうと非常に上品で繊細なワイン。

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/kitaya-wine/769390/769404/#643603

※サイトより引用
メーカーのスパー家は、1680年からの古い一族で上質なアルザスワインの醸造を代々行ってきており、近代的醸造設備と250万リットルの発酵槽を備え200万ボトルをストックし、醸造の全工程がコンピューターで管理されています。
輝きのある、レモンイエロー色。
清らかなすんなりとした酸味があり、若々しい。
余韻もスッキリ! 

2007/04/29

トリンバック リースリング 2003(ブラインドテイスティング:当てる)

・リースリング(アルザス トリンバック)\2079
・グルナッシュ・ブラン(ローヌ ラ シャス デュ パプ)\1150
・シャルドネ(ヴァン・ド・ペイ コント・ロダニアン)\1190
・セミヨン/ソーヴィニヨン・ブラン(ボルドー ドゥルト)\880

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
中庸な黄色
輝きを感じる
粘度はそこそこ、12.5%くらいか

【香り】
ミネラル香
白い花の香り
フルーツ香は梨くらい
グラスを回すと、ペトロール香
化石化した鉱物香ってやつですね

【味わい】
特徴のある酸味
やや甘さを感じる
フレッシュなあと味
余韻はそれほど長くない5秒くらい

【判定】
最初はフルーツ香主体の香りと、ややグリーンっぽさを感じて、ソーヴィニヨン・ブランかともちょと思うが、フルーツが梨からモモくらいで、やや白い花という全体的にややフレッシュでフルーティな印象で、ローヌに傾く。
でも特徴のある東洋的なスパイスの印象と、極めつけはペトロール香。
ようやく来た、フレッシュな石油の香り?
これは間違いないだろう。

ファイナルアンサーで、リースリング
で、ピンポン

7連敗はまぬがれました。

【総評】
石油香が気になりだすと、ちょっと飲み物としてどうなの?ってくらい感じる。
でも、ワインとしての完成度は高い。

トリンバック リースリング 2003
TRIMBACH RIESLING 2003

http://www.winegrocery.com/shop/A123/JYP2RYXwE/syolist/235
※サイトより引用
リックヴィール村のブドウ栽培農家として、1626年にその歴史の始まりを刻むトリンバック家が、現在のリボヴィレ村に移り、ワイン醸造業者としての名声を博すようになったのは19世紀末。フレデリック・エミール・トリンバックの時代になってからです。彼は 1898年、ブリュッセルで行われた国際品評会にワインを出品し、最高位の賞を受けました。今日なお、フレデリック・エミールのイニシャルが社名に冠されているのは、そのような理由からです。
また、フレデリック・エミールの名前は同社上級レベルのワインにも用いられ、リースリング・キュヴェ・フレデリック・エミールとなっています。F. E. トリンバック社は現在14ヘクタールの自社畑を所有し、近隣の優秀な栽培農家からブドウを購入しつつ、年間8万ケースのワインを造っています。生産量の 80パーセントは海外に輸出され、とくにアメリカ市場において、全アルザス・ワインの3分の1のシェアを占めています。
リースリングは、“アルザス・ワインの王”と呼ばれ、シャルドネと並び、世界で最も関心を集める最も洗練された白ぶどうです。トリンバック社のリースリングは、典型的なアルザス・リースリングの味わいを色濃く出しておりフランス国内の一流レストランをはじめ、世界中で愛飲されているワインです。熟した感じと酸味とミネラルな味わいとバランス良く、長く余韻が残ります。若々しさが美味しいワインですが、5~7年間熟成が楽しめます。マリネしたり、焼いたり、ソースと合わせた魚料理とよく合います。


■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/kobusiya/428768/430213/489195/#438070

※サイトより引用
1626年創業の家族経営の醸造元です。
トリンバック社のワインが一躍有名になったのは1898年です。
当時の当主フレデリック・エミール・トリンバックがブリュッセルの国際見本市にワインを出品し、数数の賞を受賞したのです。
この偉業を讃え、現在でも社名にはフレデリック・エミールのイニシャルが残されています。

■ついでに、クロ・サン・チューヌ
http://www.rakuten.co.jp/kobusiya/428768/430213/489195/#722157

リースリングの最高峰ですね~。
一度は飲んでやるぞ!

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