(2)シルヴァーナー(仏:アルザス地方:AOCアルザス:10)\1280
(3)トロンテス100%(アルゼンチン:サンファン州:11)\1260
(4)シャルドネ(豪:南オーストラリア州:11)\788
(5)シャルドネ(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\780
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:ベージュっぽい、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや薄い
粘性:弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:少し熟成感がある、輝きが強め
【香り】
豊かさ:弱め
特徴:やや生臭い、カリン、過熟した果実、グリーン系のハーブ
香りの印象:弱くて、やや傷んだイメージがある
【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:刺激的、シヤープ
バランス:ドライでスリム
苦味:爽やかさを与える
アルコール:やや弱め
余韻:やや短い
【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュ)
【評価】
スリムでシンプル
【供出温度】
8-10度
【グラス】
小ぶり
【判定】
ややオレンジがかった色調。
南の産地か、少し熟成した印象。
この中ではシャルドネの2本が候補。
香りはとても弱く、やや傷んだ果実が混ざっているような、過熟した印象や生臭系の要素がある。
品質が悪そうなイメージ。
重い、熟した果実感はかすかにあって、この中ではシャルドネか。
味わいは、スリムでシャープ。
ちょっとトゲトゲした印象の酸味。
バランスも良くない。
管理が悪かったようなイメージもある。
果実感が中心で、梨の芯のような、キツメの酸味がある。
ひょっとすると、マロラクティック発酵を行ってない?
そうなると、シルヴァーナーも候補になってくる。
う~ん、このフレッシュで強めの酸味はドイツワインのような印象もある。
味わいも香りもかなり個性的で、シャルドネじゃないかも。
ファイナルアンサーで、シルヴァーナー
で、ピンポン
最初はちょっと傷んだようなイメージでしたが、だんだん落ち着いてきました。
【総評】
ドメーヌ・ヴィリー・ギッセルブレヒト シルヴァーナー 2010
Domaine Willy Gisselbrecht Sylvaner 2010
フランス:アルザス地方:AOCアルザス
アルコール度:11%
ブドウ品種:シルヴァーナー
町田の蔵家さんで、1280円で購入。
クラシックなテイストですね。
ちょっと飲みにくさを持っているけど、個性があります。
ドイツのラインヘッセンとフランケンが主要産地で、日本ではどちらかというとマイナー品種ですが、ドイツ、オーストリア、スイス、フランス、クロアチアなど広い範囲で栽培されています。
最初は印象が良くなかったのですが、だんだん良くなってきました。
すっきりとした酸、クールな飲み口、爽やかさが良い感じ。
ただ、後味にひっかかるようなエグ味が残るのが気になるポイントです。
でもワインだけで、美味しくて、グイグイ飲めるタイプ。
心地良い辛口ですね。
軽い中にも、ちょっとシュール・リーのような、旨みというかコクみたいなものを感じます。
今日の晩御飯は、炊き込みご飯と豚汁。
このワイン、ワインらしい味わいなので、和食には合いにくいみたい。
パルミジャーノのチーズに合わせても、なんだかしっくりこない。
ナッツに合わせても、なんか馴染まない。
何があうんでしょうね。
これはなかなか難しいかも。
飲み進むと、最初の印象から大分印象が変わってきました。
ベースもしっかりした、良いワインです。
ちゃんとした料理に合わせたくなります。
ハーブを使った白身魚のグリル、とかかな?
ドイツ系の品種なので、ドイツ料理が合いそうですね。
意外とソーセージとかにも合うかも。
だんだん美味しくなってきて、とても良い感じ。
このワイン、オススメです。
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アルザス・リースリング[2010]年・マコン・グラン・ヴァン・コンクール金賞受賞酒・ドメーヌ・ヴィリー・ギッセルブレヒト元詰・AOCアルザス・リースリングALSACE Riesling [2010] Willy GISSELBRECHT (Willy Gisselbrecht) AOC Alsace Macon Grands Vins Medaille d'Or
※サイトより引用
フランス・アルザス辛口白ワイン愛好家大注目!アルザス・シルヴァネール100%ファン大注目!ワインスペクテーター誌大注目!2011年版のフランスワイン権威本“アシェット・ガイド誌”でも星付大注目!2012年版のアシェット・ガイド誌でもWスターで(リースリング・エノテーク)高評価!1936年設立の、フランス アルザス地方ダンバッハ・ラ・ヴィルに最高品質の土壌を17ha所有する、家族経営の生産者!現オーナーで3代目!そのほとんどがフランス現地のワイン愛好家と一部の国のワイン愛好家への輸出に限られているため、日本では比較的珍しい造り手のひとり!この2010年のシルヴァネール(フランス、アルザスの主要7品種のひとつ)は、フレッシュな酸と特有のアロマ!が特長!色調は輝きのあるグリーン!フローラルで柑橘系のアロマ、やや胡椒のニュアンスも感じられる。フレッシュでクリスプな酸と調和の取れた柑橘系の果実味。魚介類やサラダ、キッシュなどとの相性バッチリ!のアルザス・シルヴァーナーが、ゴールドメダル受賞種で、限定極少量入荷!
シルヴァーナーはアルザス、ドイツで広く栽培されているシルヴァーナー(シルヴァネールとも呼ぶ)は、フレッシュな酸が特徴的。ボディは細身だが、特有のアロマを持ち、清清しく、飾らない料理と合わせたくなる自然体なワインを生んでくれる地品種。
色調は輝きのあるグリーン。フローラルで柑橘系のアロマ、やや胡椒のニュアンスも感じられる。フレッシュでクリスプな酸と調和の取れた柑橘系の果実味。魚介類やサラダ、キッシュなどと合わせたい。
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