ファロス・テンプラニーリョ 2014 ボデガ・クラシカ
PHAROS Tempranillo 2013 Bodega Classica
スペイン:北部地方:D.O.Ca.リオハ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:テンプラニーリョ
ワイナリー和泉屋の通販で6本セット8,640 円(送料別)、1本あたり1,440円で購入。
参考価格は、1,749円
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若さのある紫がかった、濃いルビー
濃淡:やや明るい
粘性:やや強め
外観の印象:若さのある、やや透明感がある
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ジャム、干しぶどう、ヴェジェタル、タバコ
<香辛料・芳香・化学物質>肉、なめし革、ちょっとケミカル
香りの印象:酸化熟成の段階にある、第2アロマが強め
【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:なめらか、優しい
タンニン分:シルキーな、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような、バランスが良い
アルコール度:やや弱め(に感じる)
余韻:長めに続く
【フレーヴァー】
チャーミングな果実感
【評価】
まろやかで優しい味わいながら、スッキリした品のあるまとまり
【供出温度】
14-16度 冷えていても美味しいけど、少し温度が上がった方がバランスが良い
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、若さのある紫がかった透明感のあるルビーで、美しい輝きがあります。
香りはややケミカルな印象で、ジャムや干しぶどう、ヴェジェタル、なめし革、肉、タバコなど、テンプラニーリョ独特な暗い印象があります。
味わいは、ライトでマイルドなアタックから、上品な果実感と甘み、優しい酸味がじわっと時間をかけて広がり、すーっとクールな印象の後、シルキーなタンニンと軽いえぐ味が出てきて、乾く感じでフィニッシュ。
とても上品で優しい味わいの中に、良いワインに感じるクールさがあってタンニンも効果的で、後味にはじわっと旨みが残りますね。
これは良いワインですね。
いままで飲んだテンプラニーリョで一番いいかも。
香りが若干良くないのが、2000円を超えない感じなのでしょうか。
上質なカジュアルワインで、とてもスタイルの良い人がユニクロ着てるような感じ?
今日の晩御飯は、フツーのルーの「豚肉カレー」と「キャベツのスープ」。
このワイン、世界観がまったく合いません。
穏やかなので、最初はニコニコ合わせてくれる感じですが、だんだんワインと食事が乖離してきますね。
これはダメだ・・・
果実感があってカジュアルなので、合わせる食事が難しのかも。
ガパオライスとか、スパイシーでちょっと甘いタイ料理は意外といいかもしれません。
オニオンベースのステーキソースとかには良く合いそうです。
カミさんの感想は、「ジュースっぽくて生っぽい、780円くらい。」という感想。
ちょっと温度が低かったのもありますが、たしかに軽くてジュースっぽいので、人によってはとても安く感じるかも。
じわっと沁みる美味しさと、七色に変化するような独特な個性があるのですが、温度が上がってこないと出てきませんね。
冷やしすぎて飲まないように注意が必要です。
ちょっと高いけど、また飲んでみたいワインです。
■楽天ショップへのリンク
ファロス・テンプラニーリョ [2014] ボデガ・クラシカ【あす楽対応】
※サイトより引用
このファロス・シリーズのなんと言っても素晴らしいところはリオハ地区で最も素晴らしいテンプラニーリョが育つエリアと言われるサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ村の葡萄だけで造られていると言うこと。
このエリアはザ・ワイン・アドヴォケイトが満点をつけたワイン、コンタドールのベンハミン・ロメオが拠を構えたり、ベガ・シシリアとロスチャイルド一族とのジョイント・ベンチャーもこのエリアの土地を購入し、ワイン造りを行います。
このファロス・シリーズが造られる畑は若い樹で40年、中には百年を超える古樹もあり平均で70~80年と言われています。
備考
収穫:手摘み
熟成:3~4ヶ月樽熟
サン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ村に植えられる樹齢50~70年の古樹を使用。
フレッシュ感のある果実味を楽しめる味わい。
ワイナリー和泉屋さんへのリンク
http://www.wizumiya.co.jp/item/11366.html