2017/01/09

ナバレグア ボデガス・ロベカソペ 2013

ナバレグア ボデガス・ロベカソペ 2013

ナバレグア ボデガス・ロベカソペ 2013
Navalegua 2013

スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州
アルコール度:14.5%
ブドウ品種:ガルナッチャ

ワイナリー和泉屋の通販で6本セット8,640 円(送料別)、1本あたり1,440円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しいが少し黒っぽい色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若い、若い状態をやや抜けている、良く熟した

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ジャム、プルーン、干しぶどう、少し腐葉土
<香辛料・芳香・化学物質>オリエンタルスパイス、カラメル
香りの印象:熟成感が現れている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:収斂性がある、強め
バランス:スマートな、固い、渇いた
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
軽めでスッキリした味わいながら、甘み少なめのドライで、しっかりしたタンニンがあり辛い後味

【供出温度】
14-16度 タンニンがしっかりしているので、冷えていると辛く感じる

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若さがあるものの黒っぽい色調の濃いルビーで、底光りする輝きがあります。

香りは、シェリーやポートワインのような加熱された果実、ジャムやプルーンや干しぶどう、オリエンタルスパイス、カラメル、ちょっと土っぽい感じなど、シンプルで素直な印象。

味わいは、軽めのアタックから、スッキリした果実感と爽やかな酸味がじわっと広がり、甘み控えめのドライで、スマートなボディが長めに続いたあとに収斂性のある強いタンニンが出てきて、辛く乾く印象でフィニッシュ。

チャーミングなファーストインプレッションから、しっかりした底力を見せる強いタンニンで締めてくる、それでいて全体のバランスは良い、高級カジュアルという印象のまとまりですね。

強いタンニンに慣れてくると、じわっと残る果実感がとても心地よい事に気がつきます。
辛いんだけど、またグラスに手が伸びるんですね。
これは良いワインです。

アルコール度は、12.5%くらいかなと思ったら、なんと14.5%!
明日仕事なのに大丈夫だろうか・・ これ、絶対飲み過ぎるパターンです。

ワイナリー和泉屋さんはスペインワインのスペシャリストですが、スーパーで売っている安いスペインワインとはまったくジャンルが違いますね。

安いスペインワインを飲む機会が多くて、あまり美味しくないものも多く、スペインワイン自体のブランドは低く見られていますが、こういった、キレイで力強いワインを飲むとスペインワインのイメージも変わるんだと思います。

ただ、独特なシェリーっぽい感じというか、果実感が重いので、そこは好き嫌いが分かれそうです。

今日の晩御飯は、自家製の「油淋鶏」。
ネギの味が強い中華なので、赤ワインには合わせにくいメニューです。
このワインを合わせてみると、力関係では対等で渡り合いますが、方向性がまったく違うのでフィットしません。

軽めながらも、ベースがしっかりしていて香りも強いので、家庭料理に合わせるのは大変ですね。
チーズハンバーグ、焼肉、塩コショウのステーキなど、シンプルな肉料理がいいのかもしれません。

おつまみの「ドライフルーツ」はピッタリと合いました。
温度が低いと果実感が控えめですが、温度が上がってくるとポートワイン的な果実感が出てて、ドライフルーツに良く合いますね。

価格の印象としては、1500円から2000円くらいでしょうか。
チャーミングでしっかりとしたベースのある、魅力のあるワインだと思います。

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●3●デイリーorウィークリー用に美味しいワイン3本セット

※サイトより引用
基本的にはレストランアイテム。現行はすでに2014ヴィンテージですが僕が寝かせておいた2013年ヴィンテージをセットに組みました。
世界遺産に登録される古都トレド、そのトレド近郊に拠を構えるボデガス・ロベカソペのワイン。
トレドNo.1ワインであるシリエスの弟的なワインです。
ボデガが所有する畑の中から特に素晴らしい葡萄を収穫し醸した上級キュヴェ。特に古樹の木から収穫されたものを使用。
5つの畑から収穫されたガルナッチャから造ったワインの中から素晴らしい樽だけをセレクトし、ブレンドしたワインがこのシリエスになります。
そしてそれ以外のワインはナバレグアとなります。
もちろんシリエスと同じ素晴らしいガルナッチャから造られます。

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