2006/11/26

ブラインド・テイスティング シャルドネ(チリ) 外す

・ヴィオニエ(ニュージーランド)
・ガヴィ(ピエモンテ)
・ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ(トスカーナ)
・シャルドネ(チリ)
・シャルドネ(ヴァン・ド・ペイ・オック)
・ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ(チリ)
・ソーヴィニヨン・ブラン主体(ジェ・ド・シャトー・ギロー)

の7本のうちから1本空けてもらいブラインドテイスティング。

【外観】
淡い黄色。
ややグレーがかっている感じ。
やや粘性あり。

【香り】
フルーツの印象が強い印象。
やや蜜のような感じもあり。
ミネラルのニュアンスも感じる。
どちらかというとフレッシュで北のニュアンスを感じる。
樽の印象は薄い。
ヴィオニエ、って感じではないし、ジェ・ド・シャトー・ギローでも無さそう。
シャルドネのイメージでもないし、じゃあ、イタリア、って感じ。
やや、チリのソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネが候補に残る。

【味わい】
酸味はそれほど強くない。
印象的な、苦味が残る後味。
やや、納得できない部分も残るが、イタリアの他に近いものは無いかも。
ガヴィか、ヴェルナッチャかは勘しかない。

ファイナルアンサーで「ガヴィ」
で、「ブー」

なんと答えはチリのシャルドネでした。

【反省点】
シャルドネは外しまくりです。
でも今回はホントにイメージできなかった。
時間をおくと樽のニュアンスや、シャルドネっぽいフルーティさ、が出てくるが、この後味の苦味、はあまりシャルドネのポイントではないかも。

シャルドネのポイントはいろいろ考えられるけど、リンゴから梨くらいまでのぶれない果実実というのが判定のポイントなのか。

今回もミネラルのニュアンスを感じたので、フルーツの範囲とミネラル香の複合的な判断だろうか。

2006/11/25

ブラインド・テイスティング マルベック(アルゼンチン) 外す

・シュペートブルグンダー(ドイツ)
・カベルネ・ソーヴィニヨン(ラングドック)
・グルナッシュ主体(ヴァケイラス)
・シラーズ(オーストラリア)
・メルロー(ヴァンドペイ)
・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(チリ)
・マルベック(アルゼンチン)
の7本のうちから1本空けてもらってブラインドテイスティング
相当困難なテイスティングが予想される

【外観】
紫がかった、濃い色合い。
わずかに透明感はある。
第三世界のカベルネといったイメージか。
カルメネールやマルベックはもっと濃いかなー。
グラスのふちに色素が残るので、割と普及価格帯のワインが予想される。
カベルネ・ソーヴィニヨン(フランス)
シラーズ(オーストラリア)
メルロ(フランス)
が候補になる。

【香り】
ボリューム感のある香り。
ユーカリオイルのようなミント香。
スモーキーな香り。
フルーツはそれほど濃縮感のないレベルで、
ブラックチェリーからカシス。
方向性としては花の香りも感じる華やかな印象。
グリーンっぽい印象もある。
カベルネ・ソーヴィニヨンが候補として浮上。

【味わい】
なめらかなアタック。
酸味や渋みもおとなしい。
全体的ににまろやかな印象。
カベルネじゃないか、と判断がゆらぐ。
シラーズとカベルネと迷うところ。
飲み口のまろやかさがフランスというよりはオーストラリアか。

ファイナルアンサーで「シラーズ、オーストラリア」
で、「ブー」

答えはマルベック、アルゼンチンでした。
SANTA ANA MALBEC 2005 サンタ・アナ・マルベック 2005
輸入業者:アサヒビール株式会社
アルコール度 13.5%
http://www.asahibeer.co.jp/products/wine/brand/santa-ana/GB885.html
※確か佐藤陽一ソムリエ推薦というコピーがPOPに入っていた

【反省点】
マルベックをシラーズに間違えたのはまだ許される??
カルメネールとマルベックと一緒くたに考えているが、
もっと濃くて、たっぷりのジャムのような香り、という先入観があった。
このワインはやや洗練されているか。
ラベルの表記「美しいルビー色。スパイシーな余韻が楽しめるコクのある味わいです。
干したプラムやローズマリー、コーヒーの香りも魅力的です。」
ローズマリーが、ミントぽいグリーンの香り、なんでしょうね。
大変評価が良いみたいですが、我が家的にはグラスのフチに残る色素でちょっと興ざめ。
でも大変良く出来たワインであることは間違いないですね。

2006/11/23

ブラインド・テイスティング キャンティクラシコ 外す

・カベルネ・ソーヴィニヨン(ボルドー)
・シラーズ(オーストラリア)
・コート・デュ・ローヌ
・キャンティクラシコ

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
明るい。
単調な色調。
紫の強い、若々しい外観。
アルコール度はそこそこありそう。
明るさはピノノアールほどではなく、明るめのボルドー、といった感じ。
キャンティの可能性が強いか。
複数の品種が混ざっているコート・デュ・ローヌは恐らく違うのではないか。

【香り】
ボリュームのある香り。
硫黄の匂いがなかなか取れず、はっきりしないが、
ボルドーっぽい、華やかな印象。
花の香りや、ハーブっぽい香り。
コート・デュ・ローヌの香りの深みのようなものは感じない。
シラーのようなやや動物っぽいハーブ香のような印象はある。
ボルドーか、オーストラリアのシラーズか。
香りのボリューム感がある時点でキャンティはやや外れる。

【味わい】
ボディがやや薄く、酸味が強く、収斂性のある後味。
ボルドーでほぼ固まる。

ファイナルアンサーでカベルネ・ソーヴィニヨン(ボルドー)
で、ブー。

答えはキャンティクラシコだった・・

【反省点】
キャンティの特徴
・色は明るい
・色の複雑味はない
・香りの傾向は華やかな方向
・香りにあまり複雑味を感じない
・余韻がまりない
・飲み進んでも印象が変わらない

Powl Bocuse Syrah 2004 ポール・ボキューズ シラー 2004

Powl Bocuse Syrah 2004
ポール・ボキューズ シラー 2004

11月12日に空けたメルローと同じワインメーカーのシラー。

12日のコメントではとってもフツーな赤ワイン、という印象だったが、
シラーはやや違っているようだ。

【外観】
紫が強い
濃い色調で、透明感はあまりない
というところは同じだか、メルローよりは濃い印象。

グラスに残るジャンプ・あしに色素が残る、
というところも同じ。

外観はメルローよりやや濃いというのが特徴。

【香り】
メルロのときはジャムのような濃縮感と書いてあるが、
シラーはどちらかというと、割とフレッシュなフルーツの印象。
イチゴやチェリーといったところか。
ややグリーンのニュアンスがあるせいかもしれない。

それより特徴的なのがスパイスの香り。

一般的には黒コショウと言われているが、
ユーカリオイルやミントのような揮発性のある香りと
茎のようなグリーンっぽい印象が入り交ざった感じ。
そこにやや動物的な香りが混ざる。

複雑でメルロのときとは大きく違うようだ。

【味わい】
メルロのときの味わいは記録してないが、
非常にスムーズで、さわやか。

余韻は長くないが、切れのいい後味。

酸味やタンニンのバランスも良く、よくまとまっている。

ミディアムボディのお手本、って感じ。

【まとめ】

このメーカーのメルロは、それほど良い印象が無かったが、シラーはいい。

これがシラーの人気なのか、それともこのメーカーがいいのか。

ミディアムボディですっきりとまとまっているのに、香りに複雑味を感じる、
そんな風にまとまるのもシラーの特徴なのか。

他の安いシラーも確認したくなってきた。

【後記】

ひょっとしたらシラーの特徴は、黒コショウじゃなくて、このミントのようなニュアンスではないか?

2006/11/19

ブラインド・テイスティング ピノノアール(ニュージーランド) 当てる

・ピノノアール(ニュージーランド)
・コート・デュ・ローヌ
・キャンティ
の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング。
実はレバノンのカベルネ・ソーヴィニヨンというものあったが、空けてみたら酒石らしきもので封がされて出てこない状態になっていて、テイスティングの候補に入れるのを断念。

【外観】
極端に明るいルビー色、色の濃いロゼくらい?
これはもう、ピノノアールでしょう。
とほぼ決まり。
でもキャンティを一応候補に残す。
粘性はほどほど、13%くらいか。

【香り】
硫黄の匂いが取れず、他の香りを塞いでいる。
ピノノアール独特のなめし革のような香りを探すが、みつけられず。
香りの強さはそこそこある。

【味わい】
ライトボディで、なめらか、溶けたタンニン。
酸味もほどほどにある。渋みは残らず、塩味もない。
スムーズで飲みやすくおとなしい印象。
良く出来たワイン、優等生、といった感じ。
キャンティは、もう少し苦味や塩味などがあったような気がする。

ファイナルアンサーで「ピノノアール」
で、「ピンポン」

ピノノアールはほとんど外さないけど、
時々ある、濃い色のピノノアールになると分からないかもね。

硫黄の香りが取れると、やや複雑な印象が強くなり、
なめし革の香りもしてくる。

■Babich East Coast Pinot Noir 2004 バビッチ ピノ ノアール 2004
ラベルのコメント:
チェリーを思わせる果実香の中にほのかなスパイシーな香り、エレガントな味わいが特徴のワインです。トマトソースのパスタ、チキンの赤ワイン煮込み等と良く合います。

2006/11/18

ブラインド・テイスティング シャルドネ(シャブリ) 外す

・シャルドネ(シャブリ)
・ヴィオニエ(ニュージーランド)
・ガヴィ
・ドイツ(シルヴァーナ)
の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
やや黄色味のある、やや淡い色
少し熟成した感じ
ジャンプはそこそこあって、アルコール度がややありそう。
13%くらいか

【香り】
フルーツのシロップ漬けのような甘いフルーツの香り
でも果実が熟したようなイメージではない
ミネラル香も感じる
フルーツの感じではヴィオニエ?
ミネラルもやや感じるが、シャルドネって感じではない

【味わい】
酸味がやや弱く、ボディもかるい、余韻も短い
苦味や塩味などはあまり感じないので、ここの時点でガヴィはまず無いか
ペトロール香もほとんど感じないのでドイツワインも外す
シャルドネは外してあるので、ヴィオニエしかないが、
う~ん、って感じ
ヴィオニエのイメージがはっきり固まってないので、あくまで消去法

ファイナルアンサーで「ヴィオニエ」
で、「ブー」

なんとびっくり、シャブリでした。
シャルドネの正解率低すぎ・・・・

【反省点】

今回シャルドネを外したポイントとしては
・香りがフルーティでややシロップ漬けのような甘さを感じた
・発酵臭があまり感じられなかった
・酸味が頼りなかった
・ボディが頼りなかった

ネタばらし後に感じた事
・甘いフルーツなんだけど、ベースはリンゴのようなやや青く硬いフルーツの印象
・樽の影響でヴァニラ香がまざってシロップのような印象になっているようだ
・最初にも感じたがミネラルのニュアンスも感じる
・香りにくすんだ感じや澱んだイメージがない
・アルコール度は12.5%だが強い印象、香りにやや影響を与えているような

なんにしろ、シャルドネが分からないと・・・ダメです。

2006/11/12

ブラインド・テイスティング メルロ(フランス) 当てる

・メルロ(フランス)
・シラー(フランス)
・カベルネ・ソーヴィニヨン+メルロ(チリ)
・マルベック(アルゼンチン)
※メルロとシラーは同じ作り手

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

品種の個性が近い場合が多いので、
かなり困難なテイスティングと予想される

【外観】
紫が強い。
濃い色調で、透明感はあまりないが、わずかな透明感は感じられる。
第三世界のワインはほとんど透明感の無いものが多いので、フランスかな、と予想。
しかしながら、グラスに残るジャンプ・あしに色素が残る。
安いワインにありがちで、タンニンが良く溶け込んでいないために起こる現象だと思うが、これで、一気に第三世界の方に傾く。

【香り】
ジャムのようなやや濃縮感のある香り。
でも香りは強くない。
グラスを回してもほとんど香りも変わらず、つかみどころがない。
いわゆるフツーの安い赤ワイン、ってイメージ。
スタンダードな感じ。
つかみどころがないので、判断に迷っていたが、樽香が非常に少ない事に着目。
恐らく、チリとアルゼンチンは樽香が強いので、じゃあフランスの2本か?
このスムーズで当たり前な感じはシラーというよりはメルロ?

ファイナルアンサーは「メルロ(フランス)」
で、「ピンポン」

すごい、昨日から3連勝です!!

【まとめ】
今回のテイスティングはすべて1000円前後の安いワイン。
品種本来が持っている香りが出し切れてなく、これがメルローというものでは無いと思います。
ただ安いなりにエッジが出るとすると、メルローはいわゆるフツーのワイン、というイメージでしょうか。
突出した個性を感じない、という個性。
違うかな?

2006/11/11

ブラインド・テイスティング カベルネ・ソーヴィニヨン(アメリカ) 当てる

・カベルネ・ソーヴィニヨン(アメリカ)
・コート・デュ・ローヌ
・キャンティ
・ピノノアール(ニュージーランド)

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング。

副鼻腔炎、中耳炎の鼻づまり状態でのテイスティング。

【外観】
濃い、紫がかった色。
タンニンはきれいに溶けて、透明感もある。

【香り】
スパイシーさやグリーンのニュアンスを感じる。
フルーツはブラックチェリーからカシス。
まだ若い印象。
動物的な香りや、なめし革のような香りはなし。

【味わい】
辛い、甘みはあまり感じない。
タンニンや渋みは弱く、おとなしい印象。
やや苦味が強い。
消去法でピノノアールとローヌは消える。
キャンティでもない。
となると、カベルネ・ソーヴィニヨンしかないじゃん。

ファイナルアンサーは「カベルネ・ソーヴィニヨン(アメリカ)」
で、「ピンポン」

【まとめ】
鼻が詰まっている方が調子がいいみたい・・・

アメリカのカベルネはスパイシーで黒コショウのような香りがある。
シラーに近い印象があるが、グリーンっぽい感じなどがちょっと違うのかな?
気のせいか、ソーヴィニヨン・ブランのグリーンぽさもあるような。

ブラインドテイスティング ソーヴィニヨン・ブラン(ニュージーランド) 当てる

・シャブリ
・ヴィオニエ(ニュージーランド)
・ソーヴィニヨン・ブラン(ニュージーランド)
・ガヴィ
の4本のうちから1本空けてもらい、ブラインドテイスティング

副鼻腔炎から中耳炎になって、抗生剤をのんでいる。
鼻づまりの状態で、やっても意味ないんじゃない、って状態でのテイスティング。

【外観】
ややグリーンがかった、淡い色合い。
粘度は高く、アルコール度は高そう。

【香り】
フルーツの強い香り。
熟した、やや痛んだくらいの果実香。
ちょっとハチミツのような印象もあり、シャブリとソーヴィニヨン・ブランを外してみる。
とはいえ、果実香はあまりあてにならないので、やや保留。

【味わい】
酸味が強い。
北の印象。
ふくらみはそれほど無い。
やや苦味のようなものは感じるが、塩味はあまり感じない。
ヴィオニエは違うだろうから、となると残ったのはガヴィ?
でもイタリアの印象でもないような気がする。

【再び香り】
空気に触れさせて、ゆっくり嗅いでいくと、藁のような、スモーキーな香りを感じる。
ソーヴィニヨン・ブランの独特の香り。
そういえばニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランはフルーツの香りが強かったような記憶あり。

ファイナルアンサーは「ソーヴィニヨン・ブラン」
で、「ピンポン」

白ワイン当てたのは久しぶりだー。

【反省点】

フルーツの香りはあまり品種をあてる軸にはならないような気がする。
ソーヴィニヨン・ブラン単品だと正解率が結構上がったようだ。

熟したフルーツとタバコの香りが混ざったような、スモーキーでやや退廃的な印象。
これが私のソーヴィニヨン・ブラン感。

2006/11/05

ドイツワインの特徴

ドイツワインの散歩道さんから引用
http://www.geocities.jp/himmelswein/index.html

【白ワイン用品種 味香の特徴】

■リースリング
芳香性,フルーティーなブーケ(芳香),豊かな酸味をもち,
ボディはひきしまり,長期熟成に耐えることができる。

■シルヴァーナー
中性的なブーケ(芳香),軽い酸味,豊かなこく,新しいうちの方が美味しい。

■ミュラー・トゥルガウ(リヴァーナー)
花のようなブーケ(芳香),リースリングより柔らかい酸味,わずかなマスカットの風味,新鮮で若いうちに飲むのが最適。

■ルーレンダー
濃い黄金色。まろやかな酸味,蜂蜜のような甘い香り。
厚みがありしっかりとした味わい。

■ケルナー
繊細でほのかなマスカットのブーケ,リースリングに似た独特の鋭い酸味。

■ショイレーベ
クロフサスグリ,カシスにも似たこくのあるブーケ。独特の酸味。

■ゲヴュルツトラミナー
アロマが豊富でスパイシーな品種は,酸度の比較的少ないタイプの高品質ワインを生み出し,素晴らしいバラの芳香を放ちます。

 

【赤ワイン用品種 味香の特徴】

■シュペートブルグンダー
黄色味をおびた赤色。赤い果実(例えばイチゴ,さくらんぼ,木苺やカシス)の芳香。アーモンドの香が感じられることもある。豊かなこく,力強さがある。

■ドルンフェルダー
深い紫をおびた赤色。フルーティーなアロマを最大限に生かしたスタイルはスミノザクラ(さくらんぼの一種)や木苺,ニワトコの芳香が感じられる。木樽をもちいて造った場合,よりタンニンが強調され、味わいの濃厚なタイプのワインになる。

■ポルトギーザー
淡い色調の赤。イチゴや木苺の上品な香り,豊かな風味,軽く柔らかい口あたり,さわやかな酸味で非常に飲み易い。

■レンベルガー
濃く黒味をおびた赤色。木苺やプラム,カシスのアロマ。比較的ライトでフルーティーな赤ワインから,エキスとタンニンが豊富で,コクと厚みがある赤ワインまで幅広いタイプのワインが造られている。

■トロリンガー
香り豊か,さわやか,果実の風味,心地よい酸味,豊かな味わい。

リヴァーナー RIVANER

リヴァーナー種は、ルクセンブルグやモーゼルで呼ばれている
ミュラートゥルガウ種のこと。

ブラインドテイスティング ボルドー(ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン) 外す

・ボルドー(ソーヴィニヨン・ブラン/セミヨン)
・ヴァン・ド・ペイ(シャルドネ)
・ドイツ(シルヴァーナ)
の3本のうちから1本を空けてもらいブラインドテイスティング

【外観】
やや薄めの黄色。
グリーンはほとんど感じない。
粘度は低く、シルヴァーナかな、と予想。

【香り】
フルーツの香りは洋ナシ、青りんごのライン。
ミネラルのニュアンスに、シャルドネ独特の発酵臭。
でもここでシャルドネと決め付けると痛い目にあうので、
ソーヴィニヨン・ブランの、藁や青い香りを探す。
ドイツワイン独特の種の部分の香りや重油香を感じないので、
この段階で、シルヴァーナは外す。
いくら嗅いでも、シャルドネとしか考えられず。

【味わい】
酸味が弱い。
まろやかだけど、頼りないアタック。
価格は低いことが予想される。
シャルドネはダイエーオリジナルの680円くらいのもので、
ボルドー白も1000円を切る価格なのでどちらも考えられる。

ダイエーオリジナルのシャルドネは以前ミント香が印象的な青い果実のようなワインだったが、2005年になってから滑らかなネクターのような印象になった。
ちょっとボディが頼りなく、印象が違うが、シャルドネに決める。

ファイナルアンサーで「我が家のワインシャルドネ」
で、「ブー」
答えは、ボルドー、ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンでした。

白ワインの勝率、悪すぎ・・・

【反省点】

先日飲んだボルドー白と印象が違いすぎ。
ブドウ品種は同じく、ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンなのに、方やペトロール香、方やシャルドネのようなミネラル香。
って、この二つの根っこは同じかな?

ソーヴィニヨン・ブラン単品での印象はつかんだが、セミヨンが混ざってくると混乱する。

しかし。

これだけブラインドテイスティングやっても、全然分からないってことは、やはり才能ないかもねー。

2006/11/04

ブラインドテイスティング ボルドー(メルロ) 外す

・ヴィニャマイポ(カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ)
・ボルドー(メルロ60%)
・マルベック(アルゼンチン)
のうちから、1本を空けてもらいブラインドテイスティング

【外観】
やや透明感のある、濃い色調。

【香り】
濃縮されたフルーツの香り。
やや樽のニュアンスにスパイスの香り。
果実の香りが強いので、マルベックでは、という感想。

【味わい】
ソフトなアタック。
酸味も渋みもソフトな印象。
果実味が強くふくらみのある感じ、でボルドータイプをはずす。

ファイナルアンサーで「マルベック」
で、「ブー」

応えは、ボルドーでした。

【反省点】
メルロの印象
ジャムのような果実味。
スパイシーな印象が割とある。
動物のような印象もあり、今回のものは花のような香りが乏しく、
やや硬派な印象。
マルベックやカルメネールなどとの違いは、やや透明感のある感じと、やや香りに複雑みがある事でしょうか。

ブラインドテイスティング ヴーヴレ 当てる

・シャブリ
・ヴーヴレ
・ソーヴィニヨン・ブラン
の3本のうちから1本空けてもらってブラインド・テイスティング。

【外観】
や、コルクが浮いてる。
これでスクリューキャップのシャブリが消える。
やや淡い黄色。

【香り】
熟したフルーツの香り。
ハチミツのような印象。
やや燻製の香り。
フルーツ系の香りでは明らかにシュナンブラン。
でもややスモーキーな香りがあり、ソーヴィニヨン・ブランも外せない。

【味わい】
あー、甘い。
シュナンブラン以外になし。

ファイナルアンサーは「ヴーヴレ」。
で、「ピンポン」。

これはねー。
外しようがない、というかヴーヴレって甘いのね。

ブラインドテイスティング ボルドー(セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン) 外す

・シャルドネ(ヴァン・ド・ペイ)
・セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン(ボルドー)
・シルヴァーナ(ドイツ)
のうちの1本を空けてもらいブラインドテイスティング

【外観】
やや明るい黄色。
グリーンのニュアンスはなし。

【香り】
いきなり、強い重油香。
で、もう決定。
これだけ強い重油香がするのはドイツワインに違いない。
先日飲んだ「Black Tower(RIVANER)」も同じような香りがしたし。

ここで、ファイナルアンサー「シルヴァーナ」

で、ブー。

応えは「セミヨンとソーヴィニヨン・ブラン」でした。
とほほ。

【味わい】
やや甘い感じがして、飲んでからでも間違えていたかも。

【反省点】
リースリングなどに感じられる重油香(ペトロール香)。
セミヨンなども同じような香りがある場合があるみたい。
香りで早とちりする事が多いが、飲み口で最初の判断が揺らぐのもどうかと思うし。

ブラインドテイスティングって難しい・・

ブラインドテイスティング ボルドー(メルロ) 外す

・ボルドー(メルロ主体)
・モンダヴィ(カベルネ・ソーヴィニヨン)
・コート・デュ・ローヌ
・キャンティ
の4つのうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
濃い、透明感の無い、やや紫がかった色。
カベルネ・ソーヴィニヨンか、シラーのイメージ。
色調は単調、まだ若い感じ。

【香り】
まず、ジャムのような濃縮感のあるフルーツの香り。
次にはタバコのような燻した、樽香。
樽香に覆われていまいち分からないがスパイスのようなニュアンスがあるが、
ちょっと動物のような香り。
ボルドータイプじゃないと判断。

【味わい】
辛口で、収斂性が強い。
なめらかさはあまり感じない。
フランスのワインと判断し、ここでローヌに決定。

ファイナルアンサーは、「コート・デュ・ローヌ」
で、「ブー」

正解は、ボルドー(メルロ)でした。

【反省点】
いまだにボルドータイプが分かっていない。
メルロも分かってない。

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