2017/07/29

ジェイコブス・クリーク クラシック ソーヴィニヨン・ブラン 2016

ジェイコブス・クリーク クラシック ソーヴィニヨン・ブラン 2016

ジェイコブス・クリーク クラシック ソーヴィニヨン・ブラン 2016
Jacob's Creek Classic Sauvignon Blanc 2016

オーストラリア:サウス・イースタン・オーストラリア
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

セブンイレブンで、998円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、ほぼグレーに近いレモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色づきが弱い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>レモン、柑橘系、青りんご、青草香、ミント
<香辛料・芳香・化学物質>ちょっと石油香、ミネラル
香りの印象:若々しい、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、やさしい
苦味:旨みをともなった
バランス:スリムな、まろやかな
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
柑橘系のフルーツ

【評価】
フルーティでジューシー、すっきり爽やかなまとまり

【供出温度】
8-10度 しっかり冷やして飲んだ方が良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは弱め。

香りは、爽やかな柑橘系、青りんご、青草香、ちょっと石油香に近いミネラル、ミントのようなハーブ、など爽やか。

味わいは、ライトなアタックから、スッキリした果実感と程よい甘み、やさしい酸味が爽やかに広がり、細身のボディでもしっかり旨みがあって、軽い苦味とえぐ味が出てきて、ジューシーなフィニッシュ。

さすがに安定感のあるジェイコブス・クリーク、期待した通りの味がしますね。
しっかり冷やして夏の昼間から飲みたい味わい。

なるほど。
セブンイレブンで日ごろ見かけないジェイコブス・クリークがあると思ったら、夏場にピッタリだからですね。

ライトで、爽やかで、フレッシュでジューシー。
ワインだけで、どんどん飲んでしまいますー。

今日の晩御飯は自家製の「ハンバーガー」。
パンズはナッツ入りのマフィンで、ソースはちょっとエスニック。

こってり系のバーガーじゃないので、わりと相性が良かったのですが、ワインの甘さとフルーツ感が強めに出てきますね。
食事と合わせると、果実感と甘みが強めに出るので、カジュアルな食事が良さそうです。

おつまみの「砂肝塩焼き」には、塩気が強すぎてワインとは合いません。
どうしてスーパーのお惣菜って味付けが濃いんでしょうね~。

塩コショウ味のジャイアントコーンはバッチリです。

食事が終わってもワインだけで美味しく飲めますね。

人に例えると、爽やかで裏表のない、だれからも好まれる青年、って感じ。

安定感があって安心して飲めるワインです。
コストパフォーマンスも高いですね。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2017/07/28

フォール・デュ・ミライユ ルージュ 2015

フォール・デュ・ミライユ ルージュ 2015

フォール・デュ・ミライユ ルージュ 2015
Fort du Mirail Rouge 2015

フランス:ボルドー地方:A.O.P.ボルドー
アルコール度:13%
ブドウ品種:

ファミリーマートで、1080円で購入。

【外観】
清澄度:たぶん澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫色がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>黒い果実、ジャム、カシス、タバコ
<香辛料・芳香・化学物質>ちょっとヴァニラ?、コーヒー
香りの印象:最初はかなり弱い

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:ややギスギスした
タンニン分:収斂性がある
バランス:痩せた、渇いた
アルコール度:やや高め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
痩せてて、パサパサに乾いてるような、味気ない印象

【供出温度】
14-16度 どの温度帯でも美味しく無さそう・・・

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、輝きがあります。

香りは弱く、黒い果実、煮詰まったジャム、カシス、ちょっとヴァニラ?、タバコなど、時間が経つと茎っぽい青臭い印象になってきました。

味わいは、軽いアタックから、雑な酸味とパサパサした渇いた印象になり、ストンとそのまま落ちて、えぐ味のある乾くフィニッシュ。

これは最近まれにみるハズレワインかも。。。

果実味やフレッシュ感は無く、ギスギスした酸味と乾いてボソボソのタンニン、口の唾液を全部持って行かれるような乾き方で、何か呪いでもかけられるのかと思うくらい。
飲むと不幸になる感じ?

ワイン飲んでるのに、まったく気分が上がりません。
週末だからちょっといいワインを買ったのに・・・

ワンコインでハズレてもダメージは大きくありませんが、最近では1000円超えて外れるとダメージが大きいですね。
当たり前ですが、2000円だろうが、5000円だろうが、外れるときは外れます。

飲み進むと変わってくることを期待して、もう少し飲み進んでみますか。

今日の晩御飯は、成城石井の「3種きのこと揚げ茄子のパルミジャーノのトマトパスタ」
両方ともちょっと大人な感じなので、世界観はいいですね。

成城石井のパスタは香りが良くて、ワインにも合わせやすいですね。
麺はちょっと柔らかいですが。

でもこれは完全に、パスタソースにワインが助けられてる感じになってますね。
ワインの果実味や甘みが抑えられているので、料理を殺さないというか、引き立ててくれる役目は果たしてますが。

食事が入るとワインの評価が大分変わりましたね。
案外スパイシーで大人な味わいです。

成城石井のパスタがこのワインにとっては良いパートナーだったのかも。
これが普通のコンビニパスタだと、かなり乖離しそうですね。

さすがボルドーというか、だんだん良さが出てきましたね。
おつまみの「ストリングチーズ」も大人な合い方で、お互い干渉しません。

なんだかんだで1本開けそうな勢いですが、食事が入るとこのワインは活き活きしますね。
後半だんだん良くなってきました。

ただ、合わせる食事に気を使うのと(コンビニパスタが合わなさそう)、香りもあまり良くないので、またこのワインをリピートしたいとはあまり思わないかな~。
1000円出せばもうちょっと良いワインがありますからね。

■関連リンク(ファミリーマートのワイン)


2017/07/23

カプスラ・ヴィオラ 2015

カプスラ・ヴィオラ 2015

カプスラ・ヴィオラ 2015
CAPSULA VIOLA 2015

イタリア:トスカーナ州(地理的表示無し)
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:トレッビアーノ・トスカーノ、シャルドネ、ゲヴュルツトラミネール

エノテカの通販で12本セット10,584円(送料込)、1本あたり1,059円で購入。
参考価格は、1,728円

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:弱い
外観の印象:若々しい、色づきが弱い、サラッとしている

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、青りんご、固い実の白い果実、菩提樹
<香辛料・芳香・化学物質>小石のようなミネラル
香りの印象:若々しい、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、やさしい
苦味:旨みをともなった
バランス:スリムは、溌剌とした、優しい
アルコール:やや強めに感じるが実際は弱め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
フレッシュな果実感

【評価】
軽くフルーティでスッキリした味わいながら、しっかりした旨みを持っている

【供出温度】
11-14度(夏場) しっかり冷やして飲んでもおいしいけど、温度が上がってきてもダレてこない

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは弱くさらっとしています。

香りは、柑橘系、青りんご、固い梨、グリーン系のフローラル、ミネラルなど、しっかりしていて楽しさがあります。

味わいは、炭酸を少し含んだ軽いアタックから、柑橘系の果実感と爽やかな酸味がシュワっと広がり、細身のボディながら、しっかりした旨みが支えて、軽いえぐ味の残したジューシーなフィニッシュ。

とてもカジュアルで爽やかな味わいなのですが、「アンティノリ」のエントリーブランド、「サンタ・クリスティーナ」が造っているので、それなりのお値段がします。
暑い日にしっかり冷やして、上品なオードブルとかと一緒に太陽の下でいただく、というような庶民にはあまり縁のないシーンにはピッタリですね。

カジュアルだけど、しっかり基本は押さえてあるので、高いワインを飲みなれている人でもこれは受け入れるのでは、って思います。

それにしても良いワインですね~。
飲めば飲むほど良さがじわじわと沁みてきます。

モッツァレラチーズとか、トマトを使ったオードブルに合わせたいですね。
絶対おいしいと思います。

セパージュは挑戦的というか、普通だとあまり見かけない組み合わせですよね。
シャルドネがベースを担当して、ゲヴュルツトラミネールが華やかさ担当、これで完結しそうですが、そこにトレッビアーノが入ります。

普通に考えると「水増し担当」みたいなイメージになりそうですが、このワインの完成度を考えると、とても重要な役割を持っているんでしょうね。
シャルドネとゲヴュルツトラミネールだけだと、重くなりがちなので、軽やかさをあたえるためにトレッビアーノがブレンドされているのでしょうか。

セパージュの憶測はともかく、とてもバランスが良く、センスの良い味わいに仕上がっていて、すべての品種が役割をまっとうしている印象ですね。

アンティノリのワインって昔から好きですが最近ではなかなか買えません。
こういう良いワインにあたると、また買いたくなりますね~。

このワイン、完成度が高いので、食事はいらないイメージですね。
炭酸の爽やかさも効果的です。

今日の晩御飯は、「鶏の南蛮漬け」。
アジの南蛮漬けが鶏になったバージョンで、チキン南蛮と違ってタルタルはありません。

合わせてみると、ワインのリゾート感がすっかり台無しになりますが、方向性としては悪くないですね。
アジの南蛮漬けだと青臭さがワインをダメにしそうですが、鶏なので大丈夫。
また甘酢あんの爽やかさがワインとのつなぎになります。

フランスではスパークリングワインに「キュウリ」を浮かべて飲むと聞いたいことがありましたが、このワインも「キュウリ」に合いそうですね。
「キュウリ」や「スイカ」の青臭い感じを許容しそうなタイプです。

おつまみの「ゴーダチーズ」は一見良さそうだけど、微妙に噛み合わない感じ。
塩気が強いからかな。

食事無しでワインだけで楽しむのが一番安心して飲めるかも。
リゾート感があって、夏の昼間から飲みたいタイプですね。

人に例えると、パーティ好きでいつも元気、華やかで周りを盛り上げる若い女子、みたいな?

また飲んでみたいワインです。

■楽天ショップへのリンク
[2016] カプスラ・ヴィオラ(スクリューキャップ) / サンタ・クリスティーナ イタリア トスカーナ / 750ml / 白

※サイトより引用
夏の食卓には欠かせない爽快な1本。
すいすい飲める清涼感溢れる飲み口が魅力。
カプスラ・ヴィオラは、キャンティ地方の冷涼な地域で栽培されたトレッビアーノ種を主体に造られる白ワイン。2015年ヴィンテージには、トレッビアーノにシャルドネ、ゲヴェルツトラミネールがブレンドされています。前年の秋に収穫されたブドウで造られ、 翌年の春には瓶詰めされるという熟成期間が短くフレッシュさを活かしたスタイル。アルコール度数11.5%と一般的な白ワインと比べるとかなり低めで、アルコール感が強くなく、すいすい飲める爽快な飲み口が魅力です。
レモンや青リンゴのみずみずしいアロマに、白い花の華やかなニュアンス。口に含むと、透き通った果実味とフレッシュな酸がいっぱいに広がります。プチプチとはじけるような微発泡が心地よく、爽やかでシャープな喉越し。お料理との相性も抜群で、カプレーゼやスモークサーモンのブルスケッタ、シーフードのパスタなどにぴったりです。夏の食卓には欠かせない、キリッと冷やして飲みたい清涼感溢れる白ワインです。
トスカーナの有力生産者が守り抜いた土着品種、
トレッビアーノで仕立てる「貴族の家から生まれた」ワイン。
カプスラ・ヴィオラの原形となっているのは、アンティノリをはじめ、フレスコバルディ、ルフィーノ、リカーゾリといったトスカーナの有力な生産者の集まり「ガレストロ・コンソリティウム」の10年来の親交を記念して、1980年に造られた「ガレストロ」という名前のワイン。この頃、トスカーナではキャンティ・クラシコに白ブドウ品種をブレンドすることを避けるようになっており、トレッビアーノなどの土着品種が姿を消してしまうのではないかと危惧されていました。そんな中生まれた「ガレストロ」の成功によって、改めてフレッシュな果実味溢れるトレッビアーノ主体のワインが見直されることとなったのです。
そして、この「ガレストロ」は2000年代になると、イタリアきっての偉大な造り手であるアンティノリに引き継がれ、後のカプスラ・ヴィオラとしてリリース。カプスラ・ヴィオラとは、元来"紫の中から生まれる"の意味。イタリアにおいて紫は高貴な色を表すため、"カプスラ・ヴィオラ=「貴族の家から生まれた」"という意味を持ち、一流生産者が集う「ガレストロ・コンソリティウム」と14世紀から続く名家アンティノリ家の気品を受け継いでいます。

2017/07/22

ドメーヌ・アラン・ブリュモン ガスコーニュ ルージュ 2015

ドメーヌ・アラン・ブリュモン ガスコーニュ ルージュ 2015

ドメーヌ・アラン・ブリュモン ガスコーニュ ルージュ 2015
Domaine Alain Brumont Gascogne Rouge 2015

フランス:南西地方:I.G.P.ガスコーニュ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:タナ50%、メルロー50%

ヤオコーで、税抜き1,180円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、よく熟した、少し透明感がある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カシス、ブラックベリー、バラ
<香辛料・芳香・化学物質>血液、鉄さび、シナモン
香りの印象:開いている、華やかさがある

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め(ドライ)
酸味:なめらかな、優しい
タンニン分:収斂性がある、強め
バランス:スマートな、渇いた
アルコール度:やや高め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー、香水のようなフローラル

【評価】
軽めでドライだけど、香りの主張が強く、かなりキツメのタンニンがあり、じゃじゃ馬な印象

【供出温度】
14-16度 タンニン強めなので、あまり冷しすぎない方が良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、宝石のような透明感と輝きがあります。

香りは、血液や鉄さび、カシス、ブラックベリー、バラのようなフローラル、シナモンなど、主張強めで華やかさがあります。

味わいは、軽めのアタックから、大人な果実感とほどよい甘みが華やかな香りとともに広がり、酸味はやさしく、スマートなボディながら収斂性のあるタンニンがキューッと締めてきて、舌全体が乾く感じでフィニッシュ。

タナの個性をメルローがうまく持ち上げて、華やかさやスパイシーさを出している感じでしょうか。
主張がやや強めで、少なくとも和食には合わなさそうですね。

山椒をたくさん振った鰻とか、八角つかった角煮とかだと合うのかな?

まあ、無理に和食に合わせるよりもスパイスを効かせた肉料理でしょうね。

飲み進むとだんだん落ち着いて来ましたが、舌にちょっとワックスみたいな感じがベタッと残るのが気になるかも。

今日の晩御飯は普通のルーの「カレー」。

力関係はわるくないですが、世界観が違う感じでフィットしません。

おつまみで買ってきたスーパーの「鳥皮の焼き鳥」もやはり距離感があります。
「ゴーダチーズ」は塩気が邪魔しますね。

ローズマリーのようなグリーン系のスパイス効いてる、チキンかビーフが良さそうですが、実際に合わせてみないと分からないですね。

この価格で、ワインの深みみたいものを感じさせるのはさすがですね。
コストパフォーマンスも高く、良いワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

ドメーヌ・アラン・ブリュモン ガスコーニュ ルージュ [2015]

※サイトより引用
アラン・ブリュモンは、AOCマディランタナ種のワインを世界的に認められ、賞賛されるワインへと復興させました、フランス南西地方を代表する造り手です。
その功績によりフランス国家最高勲章(レジオンドヌール)を授賞しています。
ドメーヌ・アラン・ブリュモンのワインは、その高い品質により、世界のワインコンクールでは数々の賞を受賞し、フランス3ツ星レストランには必ずと言われるほどの取り扱い実績を誇っています。
■ガスコーニュ■
常にガスコーニュ地方に魅せられてきたアラン・ブリュモンは、長年にわたり、この地域の最高のテロワールを捜し続けてきました。そんな彼の技術と知識で、この地方のぶどうを注意深く選びながら、オリジナリティーに溢れ、世界中から賞賛されるワインへと造りあげていきます。
◆土壌:テナレーズ(アルマニャックの重要産地)にある石灰、粘土質丘陵
◆発酵:ぶどう果を混醸し、28℃で発酵。マセラシオンは2~3週間。、ステンレスタンク発酵
◆熟成:果実香の特徴を残すため、早期に瓶詰めする
◆飲み頃温度:16℃
◆合う料理:牛肉料理・ピザ
◆テイスティング◆
濃いルビー色、マディランの伝統品種であるタナの凝縮感あふれる果実味を引き出すため、マセラシオンは2~3週間と長め。
滑らかで丸みのあるタンニンのバランスに優れ、余韻にタバコの葉、土のニュアンスが感じられる濃厚な味わいのワインです

2017/07/17

ヴィラ・モンテス カベルネ・ソーヴィニヨン 2015

ヴィラ・モンテス カベルネ・ソーヴィニヨン 2015

ヴィラ・モンテス カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
VILLA MONTES CABERNET SAUVIGNON 2015

チリ:セントラル・ヴァレー地方:D.O.コルチャグア・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

エノテカの通販で12本セット10,800円(送料込)、1本あたり900円で購入。
参考価格は、1,620円


【外観】
清澄度:濃くて分からない
輝き:強め
色調:若々しいピンクマゼンタのフチをした、濃いガーネット
濃淡:とても濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カシス、ジャム、タバコ、メントール
<香辛料・芳香・化学物質>干し肉、シナモン、ガリーグのようなハーブ
香りの印象:若々しい、開いている

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖とアルコールのボリューム感
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:収斂性のある、サラサラした
バランス:スマートな、渇いた
アルコール度:高め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
濃縮感のある果実感と甘みがあり、濃くてカジュアルなチリカベ的な味わいだが、香りは複雑性がある

【供出温度】
17-20度(夏場) あまり温度が低いと渋みが強く出るので、ちょっとヒンヤリしているくらいがちょうどいい

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
飲む30分前くらいにやっておくと、最初から香りが開いた状態で楽しめるかも。
でもデカンタで冷やせる(温度調整が出来る)ことが前提ですね。

【総評】
外観は濃く、ピンクマゼンタ色のフチをした濃いガーネットで、透明感はほぼ無く、強めの輝きがあります。

香りは、濃縮感のあるカシスやジャム、タバコ、シナモン、南仏的なハーブ、メントールやセメダインのような揮発性、時間が経つとチョコレートなど、複雑性があり楽しめます。

味わいは、軽めのアタックから、濃縮した果実感と甘みが一気に広がり、しっかりした酸味とタンニンがボディをしっかり支えて、収斂性のあるやや乾く印象でフィニッシュ。

かなり濃い、昔ながらのチリカベって感じですが、香りはとても複雑性があり楽しめます。
カジュアルですが、ひんやりしたクールな印象があるので、冷しすぎない方が香りやまろやかな味わいなどが楽しめると思います。

温度低めで飲み始めたので最初は良い印象ではありませんでしたが、時間が経つと穏やかになって香りも出てきて、良さが出てきました。

この価格帯のワインだと、グラスに残り少なくなると香りも弱くなりがちですが、このワインはしっかり香りますね。
注ぎたては少し茎っぽい印象もありましたが、時間が経つと華やかさと複雑性が出てきて、さすがモンテスという印象です。

このワイン、2011年のヴィンテージを飲んでますが、そのときの評価は散々。
<ヴィラ・モンテス カベルネ・ソーヴィニヨン 2011>
口あたりは、ソフトなタッチで柔らかく入ってきますが、アルコール感と後味のタンニンが強烈に強く、カラカラに乾くような後味。
特に、舌に残るタンニンは強烈で、舌の表面全体がしびれるような強さがあります。
頑張ってる感はあるものの、バランスが悪く、口あたりも荒いですね。
肝心な部分が抜けているような、ひと味足らないような余韻です。
今回は、タンニンは程よく抑えられていて、ひと味足らないというような感じもありません。
バランスも良く、完成度が高いと思います。

タンニン強めですが、ワインだけで美味しく飲めますね。
余韻がいいのかな?
どんどん飲んでしまいますが、アルコール度は13.5%とそこそこ高めなので、要注意です。

でも食事と合わせるイメージがあまりわかないかも。
焼肉のタレとか、カレーのような強めの味付けじゃないとワインが一人勝ちしそうですね。

今日の晩御飯は、残念ながら「豚しゃぶサラダ」と「アジの干物」。
「アジの干物」論外で、「豚しゃぶサラダ」はまったく相手になりません。

おつまみの「さやつき落花生」は相手にならないけど、ケンカしな感じ。

夏場なのでグラスの温度はどんどん上がってしまいますが、23度を超えた温度でも飲みくちにヒンヤリ感があって問題なく飲めますね。

それにしても、ワインの温度って季節感に関わらず設定されていますが、真夏と真冬ではまったく違いますよね~。
ワイン専用温度計を買って、実際に調べると夏場のワインはかなり温度が高いですね。

話がそれてしまいましたが、良いワインであることは間違いないと思います。
税込み1620円が高いかどうかは難しいところでしょうか。

1000円台の前半だったらお買い得で、1500円超えると価格なりって感じ?

手土産で持っていくにはいいチョイスだと思います。
また買ってみたいワインですね。

■楽天ショップへのリンク

[2015] ヴィラ・モンテス カベルネ・ソーヴィニヨン / モンテス S.A チリ ラペル・ヴァレー / 750ml / 赤

※サイトより引用
チリ、最高峰のワインを造り出す、チリを代表するワインメーカー
モンテス社が生み出すデイリーワインの決定版!
モンテス社は、1988年チリのワイン・シーンをリードする4人の専門家によって設立されました。
世界中を渡り歩いて修行した社長兼醸造責任者であるアウレリオ・モンテス氏、ワイン・ビジネスのスペシャリストであるダグラス・ムライ氏、財務を担当するアルフレド・ヴィダウレ氏、そしてワイナリーを所有するペドロ・グランデ氏。
各人の持つ技術と経験を結集して造り上げたのが、チリのプレミアム・ワイン「モンテス」です。
モンテスはアルファシリーズやクラシックシリーズなど、お好みに合わせて選べる充実のラインナップを揃えています。
その中でも毎日でも飲みたくなる、晩酌にぴったりなワインシリーズが、こちらのヴィラ・モンテスです。
キャラメルやシナモン、甘いキャンディー、ミントなどのニュアンスがあり、フレッシュなフルーツの香りが特徴。
力強く、コクのある豊かな味わいは全ての人に親しみやすく、飽きのこない仕上がりです。

2017/07/16

ムートン・カデ・ブラン 2014

ムートン・カデ・ブラン 2014

ムートン・カデ・ブラン 2014
MOUTON CADET BLANC 2014

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン65%、セミヨン30%、ミュスカデル5%

エノテカの通販で12本セット10,584円(送料込)、1本あたり1,059円で購入。
参考価格は、1,728円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:少しオレンジがかったイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強い
外観の印象:少し熟成感が出ている

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>リンゴ、シードル、グリーン系のハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>硬質なミネラル
香りの印象:やや酸化熟成の印象

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、はっきりした
苦味:旨みをともなった
バランス:元気と落ち着きが共存した感じ
アルコール:やや強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
リンゴやシードルの印象

【評価】
爽やかさの中に、コクや旨みがありバランス良くまとまっているが、ちょっと酸化の印象がある

【供出温度】
11-14度(夏場) 20度くらいまで上がっても爽やかさは感じられる

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、オレンジがかったイエローで、輝きは弱めのややフラットな印象。

香りは、リンゴやシードル、硬質なミネラル、少しパッションフルーツ、グリーン系のハーブなど、少し酸化の印象があります。

味わいは、軽めですっきりしたアタックから、爽やかな柑橘系の果実感と酸味が広がり、旨みがじわっと出てきたあとに、えぐ味とちょっと酸化した印象で、ブレーキのかかるようなフィニッシュ。

良いワインなんですけど、ちょっと酸化が進んでるような。。
ただ、ボルドーって酸化したような印象のワインがよくあるので、元々こんな感じなのかも。

今日の晩御飯は「カニ玉」。
タマゴ料理は、基本的にはワインに合わないと言われていますが、このワインもやっぱり合いません。
完全に拒絶しますね。

おつまみの「さやつき落花生」は、油脂分と旨みがフィットしていい感じ。

はやり若干酸化した印象が強いので、もう少しコンディションの良いワインだったらもっと美味しいでしょうね。
ただ、酸化していても、それなりに納得して飲めるワインです。

ボルドーにしては、果実味と甘みが強めなので、カジュアルな食事か、オードブル的なものでしょうか。
どちらかというとパーティワインですね。

1500円超えると高いけど、1000円台前半だったら納得感のあるワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

【おすすめ1,000円台ワイン】[2016] ムートン・カデ・ブラン / バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド フランス ボルドー / 750ml / 白

※サイトより引用
ムートン・カデは、シャトー・ムートン・ロスチャイルドの精神を受け継ぐ、ムートン直系のブランドワインです。
その始まりは遡ること80年前。1930年、ブドウが不作となり、シャトー・ムートン・ロスチャイルドを瓶詰めできなかったことから、そのブドウを使ったワイン、ムートン・カデが誕生しました。
この判断を下したのは、シャトー・ムートン・ロスチャイルドに様々な革新をもたらしたフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵。
彼が一族の末っ子(カデ)であったことと、ムートン直系のワインという意味を込めて、『ムートン・カデ』と名付けられました。
ムートン・カデは、リーズナブルな価格ながら非常にクオリティが高い、ボルドーワインの気品とスムーズな飲みやすさを兼ね添えたシリーズ。
一貫して高いクオリティと時代に合った美味しさを追求し、今日では150ヶ国以上で販売され、『世界で一番愛されているボルドーワイン※』となっています。
(※2006年CIVB、IPSOS、2009年GFK調べ)
グレープフルーツやレモンなどの上品な果実の香りに、繊細でエレガントな味わい。
ホタテやマグロのカルパッチョ、カニや海老などの甲殻類と好相性です。

2017/07/09

ボデガ・ノートン シャルドネ バレル・セレクト 2016

ボデガ・ノートン シャルドネ バレル・セレクト 2016

ボデガ・ノートン シャルドネ バレル・セレクト 2016
BODEGA NORTON CHARDONNAY BARREL SELECT 2016

アルゼンチン:メンドーサ地方
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ100%

エノテカの通販で12本セット10,584円(送料込)、1本あたり1,059円で購入。
参考価格は、1,620円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱い
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや弱い
外観の印象:若々しい、色づきが弱め

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>白い実の果実、モモ、キンモクセイ、青りんご
<香辛料・芳香・化学物質>ヴァニラ、クリーム、香木、小石のようなミネラル
香りの印象:若々しい、開いている

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:コク(深み)をあたえる
バランス:溌剌とした、しっかりした強さを持っている
アルコール:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ピリッとスパイシーな果実感

【評価】
溌剌としたカジュアルな味わいながら、ややドライでしっかりした強さを持っている

【供出温度】
11-14度 ボリューム感と強さがあるので、やや温度高めの方が良さそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観はやや淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは弱め。

香りは、白い実の果実、モモ、キンモクセイ、青りんご、ヴァニラ、クリーム、小石のようなミネラルなど、樽の印象がありスパイシーです。

味わいは、やや強めのアタックから、しっかりした果実感と酸味が爽やかに広がり、アルコールのボリューム感と甘みがやや重めに出てきますが、ジューシーなフィニッシュ。

飲み始めはちょっとバランスが悪いですが、すぐに馴染んできそうですね。
アルコールが強めでしっかりしているので、やや重く感じますが、しっかりした酸味とフレッシュな果実感があるので、カジュアルな印象です。

ワインだけでドンドン飲めるタイプですが、アルコールが強いのですぐに酔ってきそう。

今日の晩御飯は「トウモロコシの炊き込みご飯」と「鶏の天ぷら」。
予想通りですが、ワインが主張強めなので、地味な和食とは相性は良くないですね。

ハーブやスパイスが効いたチキンのグリルや煮込みなどのメニューとか合いそう。

時間が経つと、穏やかで優しい口当たりで、酸味の効いた爽やかさのある味わいになってきましたが、最初に感じたアルコールの覆いかぶさるような重さは消えません。

樽の影響もあるかもしれませんが、これは好みの問題かも。
ワインの品質はとても良いと思います。

セレブのデイリーワイン的な上質なカジュアルワイン。

人に例えると、カジュアルな格好をしているけど、セレブ感がにじみ出てしまう大人の女性的、みたいな?
また飲んでみたいワインです。

■楽天ショップへのリンク

[2017] バレル・セレクト・シャルドネ(スクリューキャップ) / ボデガ・ノートン アルゼンチン メンドーサ/ 750ml / 白

※サイトより引用
スワロフスキー社が所有するワイナリー"ボデガ・ノートン"
ブドウとオークのバランスが心地良くアルゼンチン産らしい肉付きの良いボディやピュアな果実味が魅力。
クリスタル・ガラスで有名なスワロフスキー社が所有し、ハイクオリティなワインを造る、ボデガ・ノートン。
エノテカでは通称ノートンとして根強い人気を誇ります。
アルゼンチンの首都ブエノス・アイレスから西へ1000km、アンデス山脈のメンドーサ地区を中心に、ノートンの畑が広がっています。
アルゼンチンは標高が高く、昼夜の気温差により色濃く完熟したブドウが育ちます。
加えてアンデス山脈からの風の影響でブドウは乾燥し、1年を通して病害虫や腐敗の心配がありません。
つまり、 殺虫剤や除草剤が必要ないため、自然とオーガニックでナチュラルなワインを造ることができるという訳です。
このようにブドウ栽培に恵まれた天国のような土地で造られるノートンのワインは、プレミアムワインからヤング・バラエタルのシリーズまで、リーズナブルながら、どれもハイクオリティ&ハイコストパフォーマンス!
凝縮された溢れんばかりの果実味と豊かで広がりのある酸とのバランスが良い、最高に美味しいワインが造られています。
このワインは樹齢15年以上の古木から採れるブドウを1~2年目のフレンチオークの新樽で12ヶ月熟成。
ブドウとオークのバランスが心地よいシリーズです。
アルゼンチン産らしい肉付きの良いボディ、ピュアな果実味が魅力。
豊かな果実味たっぷりのハイセンス・アルゼンチンワイン!
是非、お楽しみください。

2017/07/07

フロンテラ ピノ・ノワール 2016


フロンテラ ピノ・ノワール 2016

フロンテラ ピノ・ノワール 2016
FRONTERA PINOT NOIR 2016

チリ:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

セブンイレブンで、718円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい色調の、明るさのあるルビー
濃淡:やや濃い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、底がしっかり見えるくらいの明るさ

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>赤い実の果実、クランベリー、ハーブ、針葉樹
<香辛料・芳香・化学物質>血液、なめし革、グリーン系のスパイス
香りの印象:若々しい、開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:サラサラした、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
キャンディっぽいフルーツ

【評価】
ライトでカジュアル、しっかりした酸味が爽やかで、スッキリした味わい

【供出温度】
10-13度、14-16度 少しヒンヤリしているくらいがいいが、温度高めでも強い酸味が締めてくれる

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は明るく、若々しい色調の濃いルビーで、底がしっかり見えるくらいの透明感と輝きがあります。

香りは、血液、なめし革、グリーン系のハーブやスパイス、ちょっとキャンディっぽい果実感など、かなりスパイシーな印象です。

味わいは、ライトなアタックから、フレッシュな果実感としっかりした酸味が爽やかに広がり、品の良いスレンダーな印象がすーっと流れるように続いて、じわっと余韻を残すフィニッシュ。

安定感のあるフロンテラシリーズからついにピノ・ノワールが出ましたね。
かなり高い期待感を持って飲みましたが、第一印象は期待を裏切らない良さがあります。

ドライでスパイシー、しっかりした酸味が全体を締めていますが、甘みも効果的で、とても良いバランスでまとまっています。
酸味がかなり強く、ロワールの赤を思わせるような印象もありますね。

ライトだけどメリハリもあり、ニューワールドの飲みやすさもあるので、伝統産地とのワインとは違いますが、明らかに進化しているニューワールドワインだと思います。

カジュアルの中にピリッと粋なフォーマルさを加えたような印象で、イメージが広がる良いワインですね。
週末のご褒美ワインとしても十分だと思います。

食事がなくても、ワインだけでもどんどん飲めるタイプですね。

今日の晩御飯は成城石井の「3種きのこと揚げ茄子のパルミジャーノのトマトソースパスタ」。
コンビニパスタに比べるとライトな味付けですが、合わせるとワインの甘さがやや強めに出てきました。

ちょっとジュースっぽくなるもの、軽いので食事の邪魔はしませんね。

おつまみの「ストリングチーズスモーク味」は、ちょっとゴムっぽい感じが出るというか、あまり良くありません。

食事と合わせると、甘みと果実感があって、ハーブの印象も強く、家庭料理だとなかなか難しいかも。

でもワインだけでも美味しく飲めて、コストパフォーマンスは高いので、きっとまた買う事のあるワインだと思います。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2017/07/02

グラント・バージ gb15 ピノ・グリージョ 2015

グラント・バージ gb15 ピノ・グリージョ 2015

グラント・バージ gb15 ピノ・グリージョ 2015
GRANT BURGE GB 15 PINOT GRIGIO 2015

オーストラリア:南オーストラリア州
アルコール度:13%
ブドウ品種:ピノ・グリージョ

エノテカの通販で12本セット10,584円(送料込)、1本あたり1,059円で購入。
参考価格は不明。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかった、ベージュっぽいイエロー
濃淡:淡い
粘性:やや弱い
外観の印象:色づきが弱い、甲州っぽい感じ

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>白い実の果実、メロン
<香辛料・芳香・化学物質>シロップ、ヴァニラ、クリーム
香りの印象:若々しい、落ち着いた

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やか、やさしい
苦味:旨みをともなった
バランス:溌剌とした、まろやかな
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
甘い果実感

【評価】
優しくまろやかで、モモのシロップ漬けのような果実感と甘みがある

【供出温度】
11-14度(夏場) フルーツデザートのような味わいなので、冷えていたほうがおいしい

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、ほんのりオレンジ色が指したベージュっぽいイエローだけど、とても淡いので、ほぼグレーの印象。

香りは弱く、甘い果実感が中心で、メロン、洋ナシ、モモ、なんとなくヴァニラ、シロップなど、時間が経つと変わってくるかも。

味わいは、優しいとろっとしたアタックから、シロップ漬けのモモのような果実感と甘みがふんわりと広がり、ノンストレスでじわっと旨みが出てきて、そのまま幸せ感のあるフィニッシュ。

女子のハートをわしづかみにしそうな、優しさとデザート感。
これは、ニューワールドワインの果実感追求型の進化系ですね。

すでにワインじゃないかも。
デザート?

甘みがあるけそど、すっきりしていてベタベタした感じはなくて、ナチュラルに上品にまとまっていて、体にじわっと沁みてきます。

週末のご褒美で開けたいような幸せ感で、女子受けは抜群なのではないでしょうか。
セレブのカジュアルワインって感じ?

今日の晩御飯は自家製の「トンカツ」。
ふつうに中濃ソースとカラシをつけていただきました。

果実感が強かったので、食事と合わせてにくいかと思いきや、そっと後ろに回って支えるような合い方をしますね。

おつまみの「ピスタチオ」は良い感じで合います。

食事とは合わせにくいタイプかと思ったけど、いろいろなメニューに合いそうですね。
実際に合わせないと分からないけど、「ちらし寿司」とか「いなりずし」とか合いそうなイメージ。

ピノ・グリージョという、ちょっと控えめな品種だから食事にも合わせやすいんでしょうか。
それでいて、メリハリはあるので、ワインだけでも美味しく飲めます。

人に例えると、元気で明るい女子高生だけど、じつはしっかりもので、協調性もある、みたいな?

いろいろ使いみちがありそうですね。
持ち込みワインとしてもいいですね。

また飲んでみたいワインです。

■エノテカサイト
https://www.enoteca.co.jp/item/detail/118500452

※サイトより引用
オーストラリアで5世代続く名門ワイナリーが手掛ける人気シリーズ。
今すぐに美味しく楽しめる、華やかなアロマとフレッシュかつ豊かな風味が魅力の白ワイン。
世界有数のワイン銘醸地として知られる、南オーストラリア・バロッサ・ヴァレー。
グラント・バージは、この土地で1855年からワインを造り続ける一家の5代目、グラント・バージ氏により1988年に設立されました。
グラント・バージは、世界有数の高級テーブルワインの産地として知られるバロッサ・ヴァレーとイーデン・ヴァレーに畑を所有し、経験豊かな醸造用ブドウの栽培専門家チームと献身的で誠実な栽培農家が共同で運営することで、ブドウの品質は常に最高レベルに維持されます。
グラント・バージのワイン造りの哲学は「最良のものを造ること。」
各ブドウ品種ごとに適した土壌を選び、最適な条件の下で収穫量を少量にコントロール。
その結果、最良のブドウとなり、それゆえ最上級のワインが誕生します。
「最良のテロワール、最良の気候、最良の醸造技術を組み合わせることにより、自然に最良のワインが生まれる」と考えています。
そして、彼はグラント・バージのワインが、"真のバロッサ"を表現しているということを強調しています。
事実、銘醸地バロッサ・ヴァレーを代表するシラーズをはじめ、幅広いラインナップでその魅力が余すところなく表現されているのが、彼らの真髄と言えるでしょう。
こちらのGBシリーズは、オーストラリア国内でも人気の高いシリーズ。
バロッサ・ヴァレーと、オーストラリア南端の地域にある畑のブドウを使用して仕立てています。
ブドウは除梗後、タンニンと色素の抽出を抑えながら穏やかに圧搾することで繊細な果実味を引き出します。
発酵中は、常に低温を保ちながら澱と共に1ヶ月間放置し、ワインにしっかりとしたボディを与えています。

2017/07/01

カデ・ドック カベルネ・ソーヴィニヨン 2015

カデ・ドック カベルネ・ソーヴィニヨン 2015

カデ・ドック カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
CADET D'OC CABERNET SAUVIGNON 2015

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

エノテカの通販で12本セット10,800円(送料込)、1本あたり900円で購入。
参考価格は、1,296円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しいピンクマゼンタのフチをした、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>ナチュラルな果実感
<香辛料・芳香・化学物質>還元香?
香りの印象:温度が低すぎるのか閉じた印象

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、はっきりした
タンニン分:緻密、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:低め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フレッシュで爽やかな果実感

【評価】
爽やかでスッキリ軽くて、白ワインみたいな味わい、タンニンも少ない

【供出温度】
14-16度 渋みがほぼ無く、スッキリした味わいなので、キンキンに冷やしても美味しいかも

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいピンクマゼンタのフチをした濃いガーネットで、底光りするような輝きとツヤがあります。

香りは極端に弱く、温度が低いせいか閉じている印象。
ちょっと様子見です。

味わいは、かなり軽めのアタックから、スッキリした果実感と心地よい甘み、爽やかな酸味が上品に広がり、クールでスレンダーな印象が続いて、渋みは控えめだけどピリッと効いて、ジューシーな印象でフィニッシュ。

最初から最後までひっかかるところがなく、スーッと流れていく、白ワインのような爽やかさのある赤ワインですね。
以前もこんなだったかな?

2013年のときは

とても濃くて強くて苦い印象ですが、クールな印象とすっきり感で救われています。
素性の良い、しっかりした体育会系の男子、って感じで、強くて男っぽいワイン。

という感想で、今回と大分違います。
男性的女性的という点では、たしかに男性的なのかもしれませんが、細身の王子様系、モデルの栗原類さんみたい?

ワインだけでガンガンいけますね。
ニューワールドでは真似出来ない、伝統産地の新しいアプローチって感じです。

今日の晩御飯は、自家製の「ミートローフ」。
このワイン、フルーティで甘みもありますが、スッキリ素直な印象でまとまっているので、食事の邪魔をしません。

ミートローフが赤ワインソースなので、フィット感もあって、ワインだけよりも落ち着いた表情を見せますね。

おつまみで合わせてみた「砂肝の炒め物」は庶民っぽいせいか、ちょっと距離感があります。
「ピスタチオ」は塩気が邪魔な感じ。
チーズの「ミモレット」はちょうどいい感じで合いました。

香りは最後まで開かずに閉じたままでした。

ニューワールドとは違う飲みやすさがあって、良いワインですね。
1000円くらいだと、コストパフォーマンスは高いと思います。

■楽天ショップへのリンク

バロン・フィリップ・ド・ロートシルト カデ・ドック カベルネ・ソーヴィニヨン 750ml (ワイン) 【wineday】

※サイトより引用

 シャトー・ムートン・ロートシルトの名声を築き上げた立役者、バロン・フィリップ・ド・ロートシルトが1988年に 他界した後、彼の名は彼の商業的部門であるこの会社に永遠に残ることとなりました。現在シャトー・ムートン・ロートシルトを始めとし、シャトー・ダルマイヤック、シャトー・クレール・ミロンなどを冠するエステートを5銘柄、オーパス・ワンなどの合弁事業を4銘柄、シャトー・クーテの販売の他、ネゴシアン部門を含め取扱商品は60銘柄を超えます。ボルドーの輸出市場において非常に大きな影響力を持つ同社ですが、フィリップ男爵在りし頃からその革新的な姿勢はひとときも変わることはありません。現在、ボルドーを本拠地に、南フランス、カリフォルニア、チリなど、世界中でワイン造りを行っています。
畑はカルカッソンヌ近くのリムーニに位置し、この地方で最も歴史の古い畑のひとつ。南フランスのこのエリアは2500年以上の歴史を誇る最古のワイン生産地であり、作付面積、生産量ともにフランス最大です。
その南フランスの上質な葡萄を用い、リージョンとテロワールの個性を最大限に尊重して南フランスのカベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネを素直に表現しようとしています。ボルドーで磨き上げられた生産技術は活かされていますが、そのワインはボルドースタイルに固執していません。
チェリーなどの赤い果実を思わせるスパイシーな香りが魅力です。カベルネ種特有の端正な風味が楽しめます。

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