2017/07/07

フロンテラ ピノ・ノワール 2016


フロンテラ ピノ・ノワール 2016

フロンテラ ピノ・ノワール 2016
FRONTERA PINOT NOIR 2016

チリ:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

セブンイレブンで、718円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい色調の、明るさのあるルビー
濃淡:やや濃い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、底がしっかり見えるくらいの明るさ

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>赤い実の果実、クランベリー、ハーブ、針葉樹
<香辛料・芳香・化学物質>血液、なめし革、グリーン系のスパイス
香りの印象:若々しい、開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:サラサラした、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
キャンディっぽいフルーツ

【評価】
ライトでカジュアル、しっかりした酸味が爽やかで、スッキリした味わい

【供出温度】
10-13度、14-16度 少しヒンヤリしているくらいがいいが、温度高めでも強い酸味が締めてくれる

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は明るく、若々しい色調の濃いルビーで、底がしっかり見えるくらいの透明感と輝きがあります。

香りは、血液、なめし革、グリーン系のハーブやスパイス、ちょっとキャンディっぽい果実感など、かなりスパイシーな印象です。

味わいは、ライトなアタックから、フレッシュな果実感としっかりした酸味が爽やかに広がり、品の良いスレンダーな印象がすーっと流れるように続いて、じわっと余韻を残すフィニッシュ。

安定感のあるフロンテラシリーズからついにピノ・ノワールが出ましたね。
かなり高い期待感を持って飲みましたが、第一印象は期待を裏切らない良さがあります。

ドライでスパイシー、しっかりした酸味が全体を締めていますが、甘みも効果的で、とても良いバランスでまとまっています。
酸味がかなり強く、ロワールの赤を思わせるような印象もありますね。

ライトだけどメリハリもあり、ニューワールドの飲みやすさもあるので、伝統産地とのワインとは違いますが、明らかに進化しているニューワールドワインだと思います。

カジュアルの中にピリッと粋なフォーマルさを加えたような印象で、イメージが広がる良いワインですね。
週末のご褒美ワインとしても十分だと思います。

食事がなくても、ワインだけでもどんどん飲めるタイプですね。

今日の晩御飯は成城石井の「3種きのこと揚げ茄子のパルミジャーノのトマトソースパスタ」。
コンビニパスタに比べるとライトな味付けですが、合わせるとワインの甘さがやや強めに出てきました。

ちょっとジュースっぽくなるもの、軽いので食事の邪魔はしませんね。

おつまみの「ストリングチーズスモーク味」は、ちょっとゴムっぽい感じが出るというか、あまり良くありません。

食事と合わせると、甘みと果実感があって、ハーブの印象も強く、家庭料理だとなかなか難しいかも。

でもワインだけでも美味しく飲めて、コストパフォーマンスは高いので、きっとまた買う事のあるワインだと思います。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


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