2017/07/01

カデ・ドック カベルネ・ソーヴィニヨン 2015

カデ・ドック カベルネ・ソーヴィニヨン 2015

カデ・ドック カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
CADET D'OC CABERNET SAUVIGNON 2015

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

エノテカの通販で12本セット10,800円(送料込)、1本あたり900円で購入。
参考価格は、1,296円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しいピンクマゼンタのフチをした、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>ナチュラルな果実感
<香辛料・芳香・化学物質>還元香?
香りの印象:温度が低すぎるのか閉じた印象

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、はっきりした
タンニン分:緻密、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:低め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フレッシュで爽やかな果実感

【評価】
爽やかでスッキリ軽くて、白ワインみたいな味わい、タンニンも少ない

【供出温度】
14-16度 渋みがほぼ無く、スッキリした味わいなので、キンキンに冷やしても美味しいかも

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいピンクマゼンタのフチをした濃いガーネットで、底光りするような輝きとツヤがあります。

香りは極端に弱く、温度が低いせいか閉じている印象。
ちょっと様子見です。

味わいは、かなり軽めのアタックから、スッキリした果実感と心地よい甘み、爽やかな酸味が上品に広がり、クールでスレンダーな印象が続いて、渋みは控えめだけどピリッと効いて、ジューシーな印象でフィニッシュ。

最初から最後までひっかかるところがなく、スーッと流れていく、白ワインのような爽やかさのある赤ワインですね。
以前もこんなだったかな?

2013年のときは

とても濃くて強くて苦い印象ですが、クールな印象とすっきり感で救われています。
素性の良い、しっかりした体育会系の男子、って感じで、強くて男っぽいワイン。

という感想で、今回と大分違います。
男性的女性的という点では、たしかに男性的なのかもしれませんが、細身の王子様系、モデルの栗原類さんみたい?

ワインだけでガンガンいけますね。
ニューワールドでは真似出来ない、伝統産地の新しいアプローチって感じです。

今日の晩御飯は、自家製の「ミートローフ」。
このワイン、フルーティで甘みもありますが、スッキリ素直な印象でまとまっているので、食事の邪魔をしません。

ミートローフが赤ワインソースなので、フィット感もあって、ワインだけよりも落ち着いた表情を見せますね。

おつまみで合わせてみた「砂肝の炒め物」は庶民っぽいせいか、ちょっと距離感があります。
「ピスタチオ」は塩気が邪魔な感じ。
チーズの「ミモレット」はちょうどいい感じで合いました。

香りは最後まで開かずに閉じたままでした。

ニューワールドとは違う飲みやすさがあって、良いワインですね。
1000円くらいだと、コストパフォーマンスは高いと思います。

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バロン・フィリップ・ド・ロートシルト カデ・ドック カベルネ・ソーヴィニヨン 750ml (ワイン) 【wineday】

※サイトより引用

 シャトー・ムートン・ロートシルトの名声を築き上げた立役者、バロン・フィリップ・ド・ロートシルトが1988年に 他界した後、彼の名は彼の商業的部門であるこの会社に永遠に残ることとなりました。現在シャトー・ムートン・ロートシルトを始めとし、シャトー・ダルマイヤック、シャトー・クレール・ミロンなどを冠するエステートを5銘柄、オーパス・ワンなどの合弁事業を4銘柄、シャトー・クーテの販売の他、ネゴシアン部門を含め取扱商品は60銘柄を超えます。ボルドーの輸出市場において非常に大きな影響力を持つ同社ですが、フィリップ男爵在りし頃からその革新的な姿勢はひとときも変わることはありません。現在、ボルドーを本拠地に、南フランス、カリフォルニア、チリなど、世界中でワイン造りを行っています。
畑はカルカッソンヌ近くのリムーニに位置し、この地方で最も歴史の古い畑のひとつ。南フランスのこのエリアは2500年以上の歴史を誇る最古のワイン生産地であり、作付面積、生産量ともにフランス最大です。
その南フランスの上質な葡萄を用い、リージョンとテロワールの個性を最大限に尊重して南フランスのカベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネを素直に表現しようとしています。ボルドーで磨き上げられた生産技術は活かされていますが、そのワインはボルドースタイルに固執していません。
チェリーなどの赤い果実を思わせるスパイシーな香りが魅力です。カベルネ種特有の端正な風味が楽しめます。

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