2011/08/13

ビニャ・マイポ ソーヴィニヨン・ブラン 2010 (ブラインドテイスティング:外す)

 
(1)甲州(日本:山梨県:10)\1360
(2)トレッビアーノ(伊:アブルッツォ州:DOCトレッビアーノ・ダブルッツォ:09)\1350
(3)シャルドネ(チリ:コルチャグア・ヴァレー/カサブランカ・ヴァレー:10)\1280
(4)リースリング(独:ファルツ地方:09)\1140
(5)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー:10)\840

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ビニャ・マイポ ソーヴィニヨン・ブラン 2010【外観】
少しグリーンがかった、淡めのイエロー。
色調は若々しく単調で、まんべんなく色がついている感じ。
輝きは強めで、キラキラしている。
粘性はやや強め。

【香り】
熟した甘い果実香。
パイナップルやモモの印象。
ボリューム感と厚みがある。
スパイシー。
グラスを回すと、バターリィなこってりした印象が出てくる。
樽の影響を感じるが、樽臭さは無い。

【味わい】
残糖を少し感じるセック。
シャープで、キレのいいアタック。
ボディは細めで強い。
酸味はかなり強めで、フレッシュな果実の印象。
リンゴや梨の種の部分のような強い酸味。
余韻は少し続く。

【判定】
フチまでしっかり色がついていて、ちょっと特殊な印象を受ける。
シャルドネやソーヴィニヨン・ブランとは違う?

香りは、アロマティック品種かと思うくらいの強い果実香。
グラスを回すとバターリィな印象が出てきて、チリのシャルドネのイメージ。

味わいは素直な印象でかなり強い酸味。
しかもフレッシュ。
ほんのりした甘みと飲みやすさはニューワールドのイメージ。

でも香りの全体的な印象は、トレッビアーノ?

シャルドネっぽくも、ソーヴィニヨン・ブランっぽくも無い。
フチまでしっかり色がついている感じも、特殊な品種っぽい。
ややザラつきのあるような酸味の感じも、高貴品種とは違うような。

ファイナルアンサーで、トレッビアーノ
で、ブー

チリのソーヴィニヨン・ブランでした。

【総評】
ビニャ・マイポ ソーヴィニヨン・ブラン 2010
VINA MAIPO SAUVIGNON BLANC 2010

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

リカーランドトップで、840円で購入。

ソーヴィニヨン・ブランらしさがほとんど感じられないのは、夏休みで1週間ブラインドテイスティングをさぼっていたからでしょうか?

品種由来よりも醸造由来の要素の方が多いような気がします。

酸味の強烈さは確かにソーヴィニヨン・ブランっぽいのですが、何だかちょっと重いんですよね。

今日の晩御飯は、ビビンバソーメン。
普通のソーメンに焼肉と野菜をのせたメニューです。

酸味が強めでスッキリしてるので、ビールっぽい合い方をして、そこそこ美味しく飲めます。
でもさすがにこのメニューだと、ビールの方が美味しいですね。

しっかりした造りで、マイナスポイントも少ないですが、イマイチ良さが無いんですよね~。

カミさんに価格感を聞いたら、680円。
だいぶ、低い評価。
ちょっと水っぽいかな、という感想でしたが、確かに今一つ深みが足りないんですよね。

グラスに入れて時間が経つと、やや酸っぱい痩せた感じになります。
1000円弱の印象ですが、500円に近い感じでしょうか。

我が家的にはリピートしないワインだと思います。

■関連リンク(ビニャ・マイポのワイン)

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