2009/12/31

レ・シェ・ド・サン・ティエール・ドジャン シャトーヌフ・デュ・パプ 2001(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)グルナッシュ、ムールヴェードル、シラー(仏:コート・デュ・ローヌ地方:シャトーヌフ・デュ・パプAC:01)\3080
(2)ガメイ(仏:ブルゴーニュ地方:ボージョレ地区:ジュリエナAC:06)\2380
(3)ピノ・ノワール(仏:ブルゴーニュ地方:コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュAC:04)\1850

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

レ・シェ・ド・サン・ティエール・ドジャン シャトーヌフ・デュ・パプ 2001
【外観】
落ち着きのある色調の明るめのルビー色。
透明感があり、底がうっすら見えるくらい。
色味は落ち着いていて、ややオレンジがかっている。
輝きは大人しい。
粘性は中庸。

【香り】
ドライフルーツ。
オリエンタルスパイス。
ちょっと醤油のような印象。
グラスを回すと赤身の肉のような香り。
熟成感が強い。
なめし革のような少しケミカルな印象もある。

【味わい】
しっかりしたボディと、高いアルコール度。
ほんのりと残糖を感じるセック。
熟成した味わいながら、フルーツ感も強い。
酒精強化したワインのような、シェリーのような強さがある。
酸味はしっかりとあり、タンニンは柔らかい。
アルコール度が高いので、後味は乾く印象。
余韻は、それほど長くない。

【判定】
透明感のある外観からは、ピノ・ノワールかガメイ。
香りはかなり熟成感のある印象。
ドライフルーツや、煮詰めたワインのような感じもある。
そうなると2001年のシャトーヌフ・デュ・パプが有力。
シャトーヌフ・デュ・パプって飲んだ記憶が無いけど、こんなに明るい?
味わいは、強烈なアルコールの強さが特徴。
これはガメイでもピノ・ノワールでも無さそう。
熟成感がありながらも、甘い印象やフルーツ感もシラーやグルナッシュの印象。

ファイナルアンサーで、シャトーヌフ・デュ・パプ
で、ピンポン

強烈にアルコール度の強くてシェリーのオロロソみたい。

【総評】
レ・シェ・ド・サン・ティエール・ドジャン シャトーヌフ・デュ・パプ 2001
LES CHAIS DE ST-HILAIRE D'OZILHAN CHATEAUNEUF-DE-PAPE 2001

フランス:コート・デュ・ローヌ地方:シャトーヌフ・デュ・パプAC
アルコール度:14.5%
ブドウ品種:グルナッシュ、ムールヴェードル、シラー

町田の蔵屋さんで、3080円で購入。

シェリーのように強いアルコールで、熟成感あふれる味わいながら、フルーティさがあって飲みやすさがあります。

それにしても、14.5%はワインとしては最高レベルのアルコール度ですね。

今日は牛のたたきがあったので、合わせてみましたが、タレがしっかりついていると合いますね。

牛のたたきだけだと少しあっさりしているので、玉ねぎとトマトを炒めてトッピングしたらまたばっちり。

ウォッシュチーズにも良く合いました。

ラムレーズの入っているデザートチーズはワインがちょっと強すぎて合いません。

時間とともにワインが穏やかになってきて、ますます美味しくなってきました。

フルーティさを残したドライフルーツみたいな味わいですね。
とても美味しいです。

むやみに濃すぎないのもいいですね。

結構オリがあったんですが、それも良い方向で効いているみたい。

熟成した中にある、このチャーミングなフルーティさは、良いワインの共通要素ですね。
濃厚過ぎない、上品なフルーツ感とでもいいましょうか。

だんだん良くなってきて、最後の一口が最高でした。
素晴らしいワインだと思います。

2009/12/30

ジャック・カシュー・エ・フィス ブルゴーニュ・アリゴテ グレピニー・ポンセー 2006(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)ゲヴュルツトラミネール(仏:アルザス地方:アルザスAC:04)\2280
(2)セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、ミュスカデル(仏:ボルドー地方:アントル・ドゥー・メールAC:06)\2080
(3)アリゴテ(仏:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュ・アリゴテAC:06)\1780
(4)コルテーゼ(伊:ピエモンテ州:ガーヴィDOCG:08)\1750

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ジャック・カシュー・エ・フィス ブルゴーニュ・アリゴテ グレピニー・ポンセー 2006
【外観】
ややオレンジがかった、中庸なイエロー。
輝きがあり、若い印象。
色味はオレンジやベージュを感じるが、あまり熟成感は感じない。
粘性は強めで、脚がゆっくりと降りてくる。

【香り】
ミネラル。
白い花。
柑橘系でみかんのような果実香。
ヴァニラ。
複雑で厚みのある香り。
グラスを回すとシロップ漬けのアプリコットのような印象。

【味わい】
わずかに残糖を感じるセック。
酸味が強いが、やや酸化したりんごのような酸っぱさがある。
しかも熟成感を感じる口当たり。
オレンジがかった色調は熟成によるものだったみたい。
酸味が支配的な味わい。
後味はジューシー。
飲んだ瞬間はやや酸化したような印象を受けるが、後味はすっきりしている。
余韻は短い。

【判定】
オレンジがかった濃い色合いながら輝きが強く、まだ若いかと思ったが、飲み口は十分熟成感がある。
香りはアロマティックな印象は無いので、ゲヴュルツトラミネールでな無さそう。
それ以外はすべて候補だが、ボルドーとアリゴテが怪しいか。
飲み口はリンゴをイメージさせる酸味で、アリゴテ。
ただ、このくらいのリンゴをイメージさせる酸はボルドーでもあるので、要注意。
あとは全体のボリューム感とか、生産年での判定。
生産年は2006で同じ。
複数品種が混ざっているかどうか、というのもポイント。
でも時間とともに、香りもアリゴテっぽくなってくる。
青りんごのような印象というか。

ファイナルアンサーで、アリゴテ
で、ピンポン

アリゴテらしい、個性的な味わいです。

【総評】
ジャック・カシュー・エ・フィス ブルゴーニュ・アリゴテ グレピニー・ポンセー 2006
Jacques Cacheux & Fils Bourgogne Aligote Glapigny Poncey 2006

フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュ・アリゴテAC
アルコール度:12%
ブドウ品種:アリゴテ

町田の蔵家さんで、1780円で購入。

イマドキの感じじゃない、ちょっと懐かしさを感じる素朴な味わいです。

酸味が強く、第一印象は「酸っぱい」って感じなんですが、それがこのワインの個性につながっています。

キャップシールを取ったときに、コルクにかなりカビが生えていて、ちょっと痛んでるかなー、と心配していたのですが、ワイン自体は全然問題なし。

アリゴテって、昔懐かしい、酸っぱいワインが多いですが、これもまさにそんな感じ。

でも飲み進んでいくと、だんだん柔らかくなってきました。
飲みやすくて美味しいアリゴテですね。

今日はカニ鍋だったのですが、意外と相性は悪くありません。

酸っぱいけど、ドライなので、食事には合わせやすいのかも。
食事に合わせると、酸味がちょっとおとなしくなります。

ウォッシュチーズに合わせてみても、馴染みます。

そのまま飲むと個性的で主張が強い感じですが、食事に合わせると、意外と素直。

すっぱいリンゴのような酸味は続きますが、全体的に柔らかくなってきますね。

アリゴテの個性を活かしながら、上質な味わいに仕上がっている、素敵なワインです。

2009/12/29

カッシェロ・デル・ディアブロ シラーズ 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)グルナッシュ、ムールヴェードル、シラー(仏:コート・デュ・ローヌ地方:シャトーヌフ・デュ・パプAC:01)\3080
(2)ガメイ(仏:ブルゴーニュ地方:ボージョレ地区:ジュリエナAC:06)\2380
(3)ピノ・ノワール(仏:ブルゴーニュ地方:コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュAC:04)\1850
(4)シラーズ(チリ:セントラル・ヴァレー:ラペル・ヴァレー:07)\1350

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

カッシェロ・デル・ディアブロ シラーズ 2007
【外観】
とても濃い、黒に近いガーネット。
フチは鮮やかなピンクで若々しさがある。
ディスクは薄く、粘性は高い。
雫に色素が残る。

【香り】
濃縮感のある果実。
タバコの葉。
赤身の肉。
きのこ。
スパイス。
厚みのある、強い香り。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセックながら、フルーティさとアルコール度の強さで甘い印象がある。
フルボディ。
酸味が強く、フルーティ。
後味はやや乾く感じもあるが、酸味も残り、ジューシー。
タンニンは細かく大人しい。
余韻は少し長く続く。

【判定】
とても濃い外観からは、ガメイとピノ・ノワールが消える。
シラー2本になるが、若々しい外観からは、2001年のシャトーヌフ・デュ・パプも消える。
となると外観の段階で、チリのシラー。
香りもスパイシーで、濃厚で、いかにもシラー。
味わいも濃く、フルーティで、いかにもチリワイン。
これは迷いようが無い。

ファイナルアンサーで、チリのシラーズ
で、ピンポン

濃厚フルーティなイマドキワインです。

【総評】
カッシェロ・デル・ディアブロ シラーズ 2007
Casillero del Diablo Shiraz 2007

チリ:セントラル・ヴァレー:ラペル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラーズ

リカーランドトップで、1350円で購入。

アルコール度が13.5%と高く、少しアルコールの印象がありますが、全体的にはフルーティで飲みやすく、美味しいワインです。

後味はちょっと乾く印象ながら、酸味がしっかりしているので、後からじわじわジューシーになってきます。

香りは強めながら、複雑性はあまりなく、シンプルにまとまってます。

すっきり飲みやすい、チリカベ、って感じでしょうか。

あまり高級感はありませんが、ついついグラスに手が伸びますね。
カジュアルでフルーティな感じが好印象です。

アルコール度が高いわりにスーっと入ってくるので、ちょっと危ない系のワインです。
女性のみなさん気をつけてくださいね。

それにしても飲めば飲むほど美味しくなってきますね。
濃くて強いんだけど、チャーミングな味わいなんですよね。
フルーツ感がとても強くて、誰が飲んでも美味しいって言いそう。

いまどきのワインが目指している方向が明確に分かります。
しっかりしたボディを持っていて、フルーティで飲みやすい。

気難しい部分は何もありません。

ただ家庭料理に合わせるのはちょっと難しそうですね。
ちょっとフルーティさが強すぎて、浮いてしまう感じがします。

焼肉くらい主張の強い食事だと合うのかもです。

カミさんに値段聞いたら、2200円。
力強いわりに、すっきりと飲みやすい感じが高評価だったのでは。

とてもいいワインではないでしょうか。

■関連情報(カッシェロ・デル・ディアブロ シリーズ)

ピックプール・ド・ピネ ボーヴィニャック 2008(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)シャルドネ(仏;ブルゴーニュ地方:シャブリAC:08)\1580
(2)シャルドネ(チリ:カサブランカ・ヴァレー:08)\1350
(3)ピックプール・ブラン(フランス:ラングドック地方:コトー・デュ・ラングドックAC:08)\1300
(4)ヴァイスブルグンダー(ドイツ:ラインヘッセン地域:クヴァリテーツヴァイン トロッケン:08)\990

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ピックプール・ド・ピネ ボーヴィニャック 2008
【外観】
やや濃い、わずかにオレンジがかった黄色。
輝きがあり、若々しさを感じる。
オレンジっぽくもあり、グリーンっぽくもある複雑な色調。
濃度にムラがある感じ。
粘性はやや強く、脚があとから降りてくる。

【香り】
強めのフルーツ香。
柑橘系や洋なし。
カリンのようでもある。
グラスを回すと白い花やハーブ。
全体に爽やかな印象。

【味わい】
ほんのりと残糖を感じるセック。
酸味が支配的で、最初から最後まで酸味が強い。
ボディは細身。
マロラクティック発酵をしていないような酸味。
ちょっと舌に粘るような苦味が残る。
余韻は少し残る。

【総評】
やや複雑な外観からは複数品種が想像されるが、残念ながらすべて単一品種。
でもシャルドネじゃなさそう。
香りはフルーツ主体で爽やか。
特に品種を特定できるような特徴は無い。
飲み口は酸味が特徴的。
ドライながら、すっきり飲みやすく、甘い印象もある。
シャルドネの可能性も否定は出来ないが、らしくない。
ドイツっぽいかというとそうでもない。
という、消去法で、残るはピックプール・ブラン。
以前飲んだときは酸っぱくなっていて、あまりいい印象が残ってないが、ちょっと舌に粘りつくような後味は何となく記憶にある味に近い。

ファイナルアンサーで、ピックプール・ブラン
で、ピンポン

そうそう、この舌に張り付くような酸味が特徴的なんですよね。

【総評】
ピックプール・ド・ピネ ボーヴィニャック 2008
Picpoul de Pinet Beauvignac 2008

フランス:ラングドック地方:ラングドック・ピックプール・ド・ピネAC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピックプール・ブラン

リカーランドトップで、1300円で購入。

すっきり爽やかで美味しいワインです。

カミさんの評価では、980円。
軽くて爽やかなので、それくらいの印象を受けるかもしれません。

アルコール度の印象は11%くらいで、すいすい飲んでしまいますが、実は12.5%もあります。

いままでピックプールってあまり良い印象はありませんでしたが、このワインは上出来ですね。

ただ1300円って価格は、あまり割安感は無く、価格相応って感じでしょうか。

とはいえ、シャルドネでもソーヴィニヨン・ブランでも無い、個性のある味わいは存在感がありますね。

いつもと違う白ワインを探している人にはおすすめです。

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