2012/04/28

サンタ・ヘレナ アルパカ シャルドネ セミヨン 2011(ブラインドテイスティング:外す)

サンタ・ヘレナ アルパカ シャルドネ セミヨン 2011
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ州:AOCプイィ・フュイッセ:08)\3900
(2)デラウェア(日本:山梨県:10)\1320
(3)シャルドネ100%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\980くらい(6本セット@714円で購入)
(4)ビウラ100%(スペイン:バレンシア州:DOPウティエル・レケーナ:10)\680
(5)シャルドネ、セミヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:11)\498

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色づきは強め、フチに小さな気泡が見られる

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:洋ナシ、モモ、蜜、レモン、ミネラル、炭酸、バタークリーム
香りの印象:開いている、第1アロマが強い、アロマティック品種の印象

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊かな
酸味:穏やかな、なめらかな、しっかりしている
バランス:ふくよかな、爽やかな
苦味:後味にしっかり残る
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
おだやかで、厚みがあるが、フルーツ感はチャーミング

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
若々しくて、力強さを持っている外観。
ラングドックのシャルドネか、デラウェア。

香りはアロマティック品種のような、果実感が強め。
印象としては、最初はイタリアっぽくて、その後、マスカットのイメージ。
落ち着いてくると、シャルドネっぽくなる。
ヴァニラの印象もあり、樽の影響もありそう。
丁寧に造られてる感じがあって、日本のデラウェアが候補。

味わいは、甘みをしっかり感じるタイプ。
柔らかく、飲みやすい。
ボリューム感を感じるが、口あたりは優しい。
後味にしっかりと苦味が残る。

シャルドネもプイィ・フュイッセくらいまで候補に入るか。

グラスに入れて、時間が経つと、香りがどんどん強くなってきた。

これはかなり悩むところ。

口に含んだ時の力強さはそれほど無いので、プイィ・フュイッセはいったん外す。

デラウェアと、ペイ・ドックのシャルドネの2つに絞る。

やはりシャルドネというよりはデラウェアの印象か。

ファイナルアンサーで、デラウェア
で、ブー

なんと、チリのシャルドネ、セミヨンでした。

【総評】
サンタ・ヘレナ アルパカ シャルドネ セミヨン 2011
Alpaca Chardonnay Semillon 2011

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ、セミヨン

リカーランドトップで、498円で購入。

シャルドネだけの印象じゃないし、何かフルーツ感が強めだと思ったら、セミヨンとのブレンドですね。

このワイン、プイィ・フュイッセまで候補に入れてしまったくらい、造りがしっかりしている印象です。
超コスパワインですね。

アルコール度が13%と高めなのに、それを感じさせない軽やかさが、ワンランクもツーランクも上の印象にしているのだと思います。

さすがにグラスに入れてだいぶ時間が経つと、ちょっと生臭さが出てきたり、力が落ちたりしますが、それにしてもワンコインでは十分は品質。

カミさんに価格感を聞いたら、780円。
500円は超えるけど、1000円まではいかない感じ、だそうです。
飲み進んでも印象が変わらないのと、ちょっとベタベタした甘さが、安さを感じるという評価。

確かに飲みやすくて美味しいけど、ずっと印象が変わらないというのは、若干飽きてくるポイントですね。

でも後味のフルーツ感もチャーミングで、ワンコインワインとしては文句のつけようがありません。

これはオススメです。

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■関連リンク(サンタ・ヘレナ アルパカ)

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