(1)モナストレル25%、ピノ・ノワール20%、シラーズ20%、メルロー20%、テンプラニーリョ15%(スペイン:地中海地方:DOアリカンテ:09)\1280
(2)プティ・ヴェルド(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:07)\1040
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン50%、シラー50%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\950
(4)グルナッシュ50%、カリニャン25%、シラー15%、メルロー10%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\820
(5)カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(チリ:セントラル・ヴァレー:11)\498
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、ガーネット
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カシス、ブルーベリー、メントール、シナモン、針葉樹、赤身の肉、ジャム
香りの印象:開いている、第1アロマが強い
【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやかな
酸味:なめらかな
バランス:心地良い、優しい
タンニン分:、サラサラとした、控えめ
余韻:やや短い
【フレーヴァー】
フルーティー(フレッシュな)
【評価】
濃縮感があるが優しいまとまり
【供出温度】
15-18度
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
若々しい青っぽい紫色の濃い外観。
ただ、若干透明感がある。
カベルネよりはグルナッシュ?
香りは、濃厚フルーティな中に茎っぽい青い香りがあって、カベルネっぽいが、動物系の香りがモナストレルやカリニャンのような感じも受ける。
ただ、あまり強くないので、安めの感じ。
味わいも見た目よりライトで、甘みを残したフルーティさが、ニューワールドの印象。
価格も500円以上、1000円以下って感じ?
軽いながらもまとまりがよく、飲み口も優しいので、チリカベは違うかな。
そうなるとペイ・ドックのグルナッシュが候補になる。
でもちょっと、スペインのモナストレルがやや気になる。
で、もう少し飲んでみると・・・あれ、何だかだんだんボディが萎んできたような。
味わいも優しいアタックではあるものの、いたってシンプル。
後味も水っぽい感じだし、やっぱりワンコインのカベルネかな。
ファイナルアンサーで、チリのカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー
で、ピンポン
柔くて優しい飲みくちのワイコインワインです。
【総評】
サンタ・ヘレナ アルパカ カベルネ、メルロー 2011
ALPACA CABERNET MERLOT 2011
チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー
リカーランドトップで、498円で購入。
カミさんに価格感を聞いたら、880円。
498円って教えると、それは値頃感がある、という評価でした。
軽めながらも優しく、上品にまとまっているので、飲みやすい印象。
私も850円のグルナッシュと迷いました。
いわゆるチリカベとは全然違いますね。
ラングドックのワインって言っても通りそうな感じ。
今日の晩ご飯は豚丼。
豚肉と玉ねぎを甘辛味で炒めて、海苔と、七味唐辛子のトッピング。
ワインが、わりと優しい味わいなので、それなりに合わせてくるかと思いきや、ツンとそっぽを向いてしまいました。
七味唐辛子の辛さとタンニンがケンカしたのかな?
和食系は難しそうですね。
食事が終わって、ストリングチーズにバジルをふったおつまみ。
バランスはちょうどいい感じ。
ワインもチーズも、穏やかに微笑んでるようなカップリングです。
ビーフジャーキーに合わせてみたら、ワインが負けるかと思いきや、意外な頑張りを見せて、真っ向から合わせていく感じ。
これもいいですね、ちょっと情熱的なカップリングです。
このワイン、やっぱり肉系ですかね。
穏やかなようでも、やっぱり肉食系みたいです。
後味に苦味がやや残りますが、それもまあ個性の1つみたいな。
ワンコインのわりに、いろいろと楽しめそうな、いいワインだと思います。
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