2016/02/06

ポール・ブルケール リースリング 2014

ポール・ブルケール リースリング 2014
ポール・ブルケール リースリング 2014
Paul Bruckert Riesling 2014

フランス:アルザス地方:A.O.C.アルザス
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:リースリング100%

ドン・キホーテで、税抜き1280円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:弱い
外観の印象:色付きが弱い、若々しい

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>レモン、グレープフルーツ、柑橘系、針葉樹
<香辛料・芳香・化学物質>白い小石のようなミネラル
香りの印象:やや閉じた印象、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:しっかりした、爽やか
苦味:旨みを伴った
バランス:スリムな、ちょっとひっかかりがある
アルコール:やや弱め
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
酸っぱい梨のような感じ

【評価】
ライトでフレッシュ、甘みがあって飲みやすいが、酸が立ってて収斂性がある

【供出温度】
8-10度 軽いけど旨みもあるのであまり冷やし過ぎない方が良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、若々しいグリーンがかったレモンイエローで、輝きもあります。

香りは、レモンやグレープフルーツのような柑橘系、小石のようなミネラル、ちょっとクリーム、針葉樹のようなグリーン香などがあります。

味わいは、ライトなアタックから、フレッシュな柑橘系のフルーツ感と甘みが広がるものの、収斂性のある酸味がブレーキをかけて、ややえぐ味の残るフィニッシュ。

ちょっとクセがあって個性的と考えるか、品質感が悪いと考えるか、人によって評価が分かれそうですが、飲み進むとどうなるでしょう。

今日の晩御飯は自家製の餃子。
ニンニク控えめ、野菜多めです。

醤油とお酢とラー油のつけダレだと、酸っぱさがケンカしてまったくアウト。
やはりこのワイン酸っぱいです。

レモンを搾って美味しいような食事、フライ系とか唐揚げとかが良さそうですね。

おつまみのバナナチップスは、デザート的に合います。
ビーフジャーキーはワインが完全に負けて消えてしまいました。

飲み進むとどんどん酸っぱくなってきました。
やはりこのワイン、アウトですね。

人に例えると、ちょっとクセがあるけど良い人かなと思ってたら、結局やっぱりダメ人間だったみたいな。
乾いた痩せた印象で、ブレードランナーに出てきたガフ役のエドワード・ジェームズ・オルモスをイメージしました。

酸化が進んでる印象で、クリーンさも無くて、オールドタイプのワインみたいですね。
少し奥深さみたいなものは感じるのですが、リピートすることは無いでしょう。

■楽天ショップへのリンク

ポール・ブルケール リースリング 750ml

※サイトより引用

アルザス・アンマーシュヴィアの農家として、葡萄栽培をスタート。父から子へと脈々と伝統が受け継がれ、現当主で7代目を数えます。綺麗に通った酸味が心地よく、うまみがあるバランスの良いワインです。

2016/02/05

ドゥルシネーア メルロー レセルバ 2014

ドゥルシネーア メルロー レセルバ 2014
ドゥルシネーア メルロー レセルバ 2014
Dulcinea Merlot Reserva 2014

チリ:セントラル・ヴァレー地方
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー

ファミリーマートで、680円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しいピンクっぽい紫色の濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い、深い透明感がある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>イチゴ、キャンディ、甘いフローラル、花の蜜
<香辛料・芳香・化学物質>最初に酵母の印象
香りの印象:若々しい、開いている

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:なめらか、はっきりした
タンニン分:軽め、緻密、収斂性がある
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
フレッシュでフルーティ、甘みが強めながら、しっかりと締まるタンニンがある

【供出温度】
10-13度 カジュアルなので温度低めが良さそうだけど、冷やし過ぎると良さが無くなる

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいピンクっぽい紫色の濃いルビーで、底光りするような輝きがあります。

香りは、ややケミカルで、黒い果実、スパイス、メントール、カラメル、ヴェジェタル、グラスを回すと赤身の肉や重いグリーン香が出てきます。

味わいは、やや軽めのアタックから、ジューシーなフルーツ感と甘み、おだやかな酸味がじわっと広がり、やや重い印象が続いて、甘みと渋みが残る乾くフィニッシュ。

このシリーズってちょっと甘いですよね。
ソーヴィニヨン・ブランは酸味がしっかりしていてこの甘みが効果的に活きていたのですが、シャルドネやこのメルローは重くてキレがない印象になってます。

ただ、悪くはないですね。
このあたりは好みの問題でしょうか。

今日の晩御飯は、コンビニ弁当のハンバーグカレードリア。

合わせると良く合います。
同じ出身地で話が盛り上がるって感じで、フルーティさを加えて世界観が広がります。

ただ、なんというか、あまり幸せ感はないかも。
愛想笑いの仕事付き合いって感じで、あまり上がる組み合わせではありません。

とはいえ、コンビニのカレードリアはワイン無しだとちょっと脂っこいですね。
ワインが大分助けてくれます。

飲み進むとやはり重さが気になってきましたね。
温度が上がると重いので、どちらかと言うと冷やし気味くらいの方が良いかも。

個人的にはリピートしたいタイプではないかな~。

■関連リンク(ファミリーマートのワイン)


2016/02/04

ロス・モリーノス 白 NV (2016年購入)

ロス・モリーノス 白 NV
ロス・モリーノス 白 NV
LOS MOLINOS WHITE NV

スペイン:内陸部地方:DOバルデペーニャス
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:アイレン100%

セブンイレブンで、514円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:わずかにオレンジっぽい、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:弱い
外観の印象:色付きが弱め、輝きがある

【香り】
第一印象:弱め
特徴:
<果実・花・植物>青りんご、青草香、グリーン系のハーブ
<香辛・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル
香りの印象:第1アロマが強め、個性的なグリーン香

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:さわやかな、やさしい
苦味:控えめ
バランス:スリムな、やや痩せた
アルコール:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
リンゴや梨のような印象

【評価】
ライトでフレッシュながら、ややアルコールが浮いた印象

【供出温度】
7度以下 バランスがあまり良くないので、冷やして飲んだ方が良さそう

【グラス】
小ぶり、タンブラー

【総評】
外観は、ややオレンジっぽい色調のイエローで、輝きは強め。

香りは、青りんごのような爽やかな果実感、青草香やハーブ、石灰のようなミネラル、個性的な印象ですが、あまり良くありません。

味わいは、ライトでジューシーなアタックから、素朴な果実感と甘みがふわっと広がり、やや人工的なえぐ味とアルコール感のある、ちょっと違和感のあるフィニッシュ。

個性的なんだけど人工的な印象で、ワイン風アルコール飲料って感じ。

今日の晩御飯は、コンビニパスタの、野菜のペペロンチーノ。
合わせると、ワインの甘さが強めに出てきました。

コンビニ食だと意外と悪くないですね。
甘いけど、ベタベタした感じはなくて、さっぱりしているのがこのワインの良さですね。

グリーン系の香りも爽やかな印象に一役かってるようで、しかも軽いのでスイスイ飲んでしまいます。

おつまみで薄皮付きピーナッツに合わせると、飲み会的な合い方をして、幅広く対応出来そうな感じ。
家庭での使い勝手は良さそうですね。

人に例えると、周りを盛り上げるけど、人の気持を察することができない、まだ未熟な若い男子みたいな?
ちょっと分かりにくいか・・

かなり人工的な印象なので、ワイン好きには薦められませんが、こだわらずに毎日ちょっとずつ飲む人にはいいかも。
ただ日持ちは実際に試してないので、冷蔵庫でどのくらいもつか分かりません。

個人的にはリピートしないタイプかな~。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2016/02/02

ドゥルシネーア ソーヴィニヨン・ブラン 2014

ドゥルシネーア ソーヴィニヨン・ブラン 2014
ドゥルシネーア ソーヴィニヨン・ブラン 2014
Dulcinea Sauvignon Blanc Reserva 2014

チリ:セントラル・ヴァレー地方
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン主体

ファミリーマートで、680円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱い
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色付きが弱め

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、レモン、グレープフルーツ、ハチミツ
<香辛・芳香・化学物質>乳製品の印象、ミネラル、シロップ
香りの印象:第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖の甘み
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:まろやかな、ふっくらした、爽やか
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フレッシュな柑橘系

【評価】
ふっくらと厚みがありながら、爽やかで、ハッピーな味わい

【供出温度】
8-10度 ややふっくらしているのであまり冷やし過ぎない方が良さそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは弱め。

香りは、柑橘系のフルーツ、甘いシロップやハチミツ、キャンディ、ミネラルなど、カジュアルな印象。

味わいは、なめらかで穏やかなアタックから、フレッシュなフルーツ感と酸味が気持よく広がり、おだやかなボディが続いたあとに、旨みを残したジューシーなフィニッシュ。

後味がいいですね。
とても幸せ感があって、飲むと気分が上がります。
第一印象は抜群にいいです。

このワイン、甘みがチャーミングポイントで、さらに甘みを引き立てる、酸味や果実感がとても効果的。
ベタベタしない、すっきりした味わいにまとまってます。

今日の晩御飯は、コンビニパスタの、ボンゴレビアンコ。
合わせると、カジュアルな印象は変わらないものの、そんなに食事の邪魔をしません。

果実感がとてもしっかりしているので、果実が入っても美味しいメニューがいいですね。
生ハムとか、ドライカレー、魚介よりは鶏肉とか豚肉くらいが良さそうです。
八宝菜とか、中華系もいけそう。

おつまみで、アンチョビ&ガーリック味のスナックに合わせると、ガーリックパウダーのくどさをワインがフォローしてくれる感じ。
ただの火消し役的な合い方でもったいないけど、ワインがないとこのスナックは食べられないかも。
だし塩味のおせんべいにはジュース的なカジュアルな合い方をします。

ワインだけで美味しいので、ついつい飲み過ぎてしまいますね。
パーティワインとしては良さそうですが、ラベルデザインはちょっとイマイチですね~。

次の日、常温で置いてあったのを飲んでみたら酸っぱくなってましたが、魅力は健在でした。
冷蔵庫でちゃんと保存したら2日目でも大丈夫そうですね。

またリピートしたいワインです。

■関連リンク(ファミリーマートのワイン)

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