2016/05/04

ボージョレ ロゼ シャトー・カンボン 2013

ボージョレ ロゼ シャトー・カンボン 2013
ボージョレ ロゼ シャトー・カンボン 2013
Beaujolais Rose Chateau Cambon 2013

フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ボージョレ・ロゼ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガメイ100%

リカーランドトップで、税抜き1850円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった黒っぽい色調の、サーモンピンクのロゼ
濃淡:ロゼとしては中庸
粘性:強い
外観の印象:色付きが良い、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>いちごグミ、キャンディ、ドライフラワー
<香辛料・芳香・化学物質>リキュールのようなエーテル香、カラメル
香りの印象:第2アロマが強め?独特な香ばしさを持っている

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:はっきりした、なめらかな
タンニン分:ロゼとしては強めで、やや収斂性がある
バランス:スマートだが、芯の強さを個性を持っている
アルコール度:やや強め(に感じる)
余韻:長く続く

【フレーヴァー】
酸っぱい赤い実の果実

【評価】
スマートでドライ、深い味わいとオリジナリティを持っている

【供出温度】
10度以下 冷やした方が一般ウケして、温度が上がるとマニアが喜ぶ感じ

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、オレンジがかった少し黒っぽい色調のサーモンピンクのロゼで、強い輝きとツヤがあります。

香りは、ガメイらしいイチゴキャンディのような印象ですが、深みがあってとても個性的で、レーズンのリキュール漬けのような甘い香りが中心になっています。

味わいは、スマートで素直なアタックから、抑えめの果実感とかすかな甘味、深い旨みが染みわたるように広がって、軽いえぐ味とチャーミングな果実感の余韻を残すジューシーなフィニッシュ。

ガメイの欠点をチャーミングに転換してるというか、ガメイ以外の品種では出せない味わいになっているのではないでしょうか。

ボージョレというと、不味いワインの代表のようなポジションで、確かにこのワインも王道から見るとキワモノなのかもしれません。
でもガメイを知り尽くしたというか、ガメイを愛している生産者じゃないと出さない味わいを持っています。

ロゼなので、さらにガメイの個性が際立っているのかもしれませんね。

香りは、まとわりつくような甘いキャンディと香水を混ぜたような感じで、口に含んでもその香りが残るのですが、残糖の甘みと香りがうまくバランスを取りながら相乗効果をもたらしているような印象です。

これはワインだけでどんどん飲んじゃいますね。
美味いというより、ハマる感じ。

人に例えると、美人じゃないけどチャーミングで魅力的な女性で、奥深さや陰の部分がさらに魅力を増している、って感じ?

今日の晩御飯は、自家製の唐揚げと餃子。
タイの調味料「スイートチリソース」で唐揚げはいただきました。

このワイン食事と合わせると、個性がすっと引いて、食事を引き立てる側に回ります。
唐揚げも餃子も、とても良い感じで合いました。

柚子胡椒も使ってみましたが、まったく問題ありません。

「クリームチーズ シャルドネ味」に合わせると、チーズのにせもの感が出てアウト。
ちゃんとした食事じゃないとワインがもったいないですね。

税込み2000円のワインと考えると、人によっては高く感じるかもしれませんが、とても魅力のあるワインなので、またビンテージ違いなど飲んでみたいですね。
個人的には、ハマってしまったワインです。

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【6本〜送料無料】ボジョレー ロゼ 2014 マルセル ラピエール(シャトー カンボン) 750ml [ロゼ]Beaujolais Rose Marcel Lapierre Ch Cambon

※サイトより引用
セニエ方式によって作られるロゼ。畑では、化学肥料や除草剤・殺虫剤を一切に使わずに葡萄を栽培。厳しい選果を行いながら収穫した葡萄は、天然酵母のみで発酵される。発酵が始まり2日目頃に美しいロゼ色になった時点で、木樽の発酵槽から果汁の一部を抜き出した後、発酵を続ける。やや深めの色合いのロゼ。イチゴの様なピュアな赤い果実の香り。爽やかなミネラルと共にグリセリンから来る僅かな甘みが感じられる。和食、特にお寿司などとも相性の良いロゼ。

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