2012/09/21

グリーン・ピクニック 赤 NV (ブラインドテイスティング:当てる)

グリーン・ピクニック 赤 NV
(1)グルナッシュ70%、シラー10%、カリニャン10%、サンソー10%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ:09)\1280
(2)テンプラニーリョ(スペイン:DOラ・マンチャ:11)\1250
(3)モナストレル100%(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:11)\1150
(4)カリニャン、グルナッシュ(仏:ラングドック地方:地理的表示無し:NV)\880
(5)メルロー50%、テンプラニーリョ50%(スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:11)\832

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:少し紫がかった、やや濃いルビー
濃淡:やや淡め
ディスク:薄い
粘性:弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きは弱め

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:ブルーベリー、樹脂、イチゴ、甘草、牡丹
香りの印象:控えめ、やや閉じ気味?

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:やわらかい、果汁のような酸味
バランス:軽い、さっぱりした
タンニン分:弱め、収斂性がある
アルコール度:やや弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
ライトでフレッシュ。カジュアルに楽しむ。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
グラスの底がはっきり見える透明感。
若々しい印象で、色付きも弱いので安めのワインが候補。

香りは赤い果実が中心で、ちょっとスパイシー。
国産ワインのようなイメージ。
この中では、カリニャン、グルナッシュあたりか。

飲み口はかなり軽め。
ワインと果汁を混ぜたような、国産ワインのような、工場で造られたワインのイメージ。
何というか、どれも候補にならない。

力のない方の品種から選ぶ感じ?

ファイナルアンサーで、カリニャン、グルナッシュ
で、ピンポン

このワイン、ちょっと微妙かも・・

【総評】
グリーン・ピクニック 赤 NV
Green Pic Nic Red NV

フランス:ラングドック地方:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カリニャン、グルナッシュ

リカーランドトップで、880円で購入。

優しい柔らかい飲みくちで、軽め、アルコール度も低めで、スイスイ飲めるタイプです。
でも、いろいろなものを削って丸くした感じで、ちょっと面白みがありません。

いわゆる国産ワイン的な味わい?
人工的というか、ジュースっぽいというか。

第一印象はあまり良くないですが、食事に合わせると、表情が変わりそうな気もします。

ただ、「グリーン・ピクニック」という名前は、飲んでみて「あ~、なるほど~。」って思ってしまいました。
ピクニックにちょうど合いそうな、軽さとバランスです。

金曜日の夜に、おうちで飲むには、うまく力が抜けてていいかも。
飲むにつれて体の力が抜けてくような、脱力系ワインですね。

今日の晩御飯は、豚肉の野菜たっぷりつくね。
赤ワインにはイマイチなメニュー。

何もつけないで、合わせてみると、ロゼっぽい感じで、意外と良く合いました。
ワインがちょっと甘さを持っているので、豚肉に合うみたいですね。

レトルトの「トマトカレー」にも合わせてみると、ワインがかなりジュースっぽくなります。

スパイスの強さにワインが負けて、果汁っぽい感じだけ残るんですね。
これはまったく合いません。
パルメザンチーズを振って、レトルト臭さとスパイシー感をちょっと消してあげると、ようやくちょっと馴染みました。
でもやっぱり、ワインが負けますね。

ローストビーフサンドとか、ポテトサラダくらいの、軽めのメニューが合いそう。
ソーセージくらいになると、負けそうな印象です。

食事が終わって、ワインだけになると、また最初の印象に戻りました。

単調で、面白みが無い。
香りはアルコール臭が浮いてくる。

悪いワインではありませんが、ワンコインくらいの印象?

最後まで国産ワインっぽさが抜けませんね。
このワイン、ECOCERTのオーガニック認定を受けてるのですが、どうもオーガニックっぽくないのが不思議です。

我が家的には、これはイマイチかも。

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