(1)ヴェルドゥッツォ、トカイ・イタリコ(伊:ヴェネト州:IGPヴェネト:NV)\1080
(2)シャルドネ40%、ソーヴィニヨン・ブラン40%、テレ・ブーレ5%、カリニャン・ブラン2%、シュナン・ブラン7%、ヴィオニエ6%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:11)\1050
(3)ソーヴィニヨン・ブラン(NZ:マールボロ:11)\990
(4)シャルドネ50%、マカベオ50%(スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:11)\832
(5)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\660
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強い
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、やや色付きが良い
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:蜜、カリン、モモ、石灰のようなミネラル、白い花
香りの印象:若々しい、第1アロマが強め
【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:ややトゲのある、弱め
バランス:ライトでスレンダー、ドライ
苦味:控えめ
アルコール:やや弱め、ちょっと浮いた感じ
余韻:短い
【フレーヴァー】
フルーティ(ちょっと痩せた)
【評価】
シンプル、スレンダー、痩せた印象。
【供出温度】
7度以下
【グラス】
小ぶり
【判定】
若々しくて、やや濃い色調。
色味の感じではソーヴィニヨン・ブランではない。
香りは、甘い蜜や、ちょっと熟した果実の印象。
ちょっと時間が経つと、酸化したリンゴのような感じがはいる。
印象としては、ローカル品種。
ちょっとイタリア品種っぽい。
味わいはスレンダーで、ドライで、ライト。
ふくらみはなく、スッキリした印象は、やっぱりイタリア。
飲んだことが無い、特殊な品種のような気がする。
ファイナルアンサーで、ヴェルドゥッツォ、トカイ・イタリコ
で、ピンポン
第一印象はイマイチですが、面白みのある味わいです。
【総評】
ピッツォラート・ヴァカンジーレ・ビアンコ NV
PIZZOLATO VACANZIERE BIANCO NV
イタリア:ヴェネト州:IGPヴェネト
アルコール度:11%
ブドウ品種:ヴェルドゥッツォ、トカイ・イタリコ
リカーランドトップで、1080円で購入。
香りはフルーツ香が中心ですが、味わいはドライで、スレンダー。
やや素っ気ない感じ。
時間が経つと、香りもフルーツ感が減ってきて、さらに素っ気なくなります。
カミさんに価格感を聞いたら、780円。
確かにそれくらいのイメージでしょうか。
イタリアのローカル品種ですが、シャルドネとかソーヴィニヨン・ブランには太刀打ち出来ない、力の差がある感じです。
このあたりを、個性ととるかどうかは、難しいですね。
今日の晩御飯は薄切り肉のビーフカツ。
合わせると、牛肉の味に負けて、全くダメ。
食事が終わって、素揚げのポテトスティックに、アボカドディップをつけて合わせてみると、これは良く合いました。
飲み進むとだんだん良さが出てくるタイプみたいで、カミさんと二人で飲んでると、気が付くと残りわずか。
グラスに残り少なくなると、香りはちょっと生っぽい感じが出てきますが、味わいはじわっと旨みを感じます。
1000円ちょっとで個性的な品種なので、一度ためしてみると面白いワインかもしれません。
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