2012/09/15

タップ・ド・ペルボス コート・デュ・マルマンデ 2006 (ブラインドテイスティング:当てる)

タップ・ド・ペルボス コート・デュ・マルマンデ 2006
(1)カベルネ・ソーヴィニヨン40%、カベルネ・フラン40%、メルロー20%(仏:南西地方:AOCコート・デュ・マルマンデ:06)\1344
(2)グルナッシュ70%、シラー10%、カリニャン10%、サンソー10%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ:09)\1280

の2本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:やや落ち着いたルージュの、濃いガーネット
濃淡:とても濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:よく熟した、やや熟成感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:スミレ、フローラル、ミネラル、カシス、ややセメダイン、洋ナシ?
香りの印象:開いている、とても華やか

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやかな
酸味:なめらかな、やや強め
バランス:心地良い、ややふっくら
タンニン分:緻密、優しい
アルコール度:やや強め
余韻:長い

【フレーヴァー】
フローラル、スパイシー

【評価】
熟成感があり、華やかな、本格的な印象。

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸、大ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
とても濃い外観で、わずかに落ち着いた色調。
2006年の方が候補。

香りはスミレのようなフローラルな印象を持った、ボルドータイプの華やかな印象。
これは完全にボルドー品種と思われる。

飲み口は優しく、甘さは少なく、ドライ。
芯の強さもあって、ローヌよりはボルドータイプ。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー
で、ピンポン

ボルドーのDNAを感じるワインです。

【総評】
タップ・ド・ペルボス コート・デュ・マルマンデ 2006
Tap d'e Perbos Cotes du Marmandais 2006

フランス:南西地方:AOCコート・デュ・マルマンデ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン40%、カベルネ・フラン40%、メルロー20%

うきうきワインの玉手箱の通販で、5本セット4980円、1本あたり996円で購入。
参考価格は、1344円。

コート・デュ・マルマンデは、南西地方ガロンヌ地区のAOPで、赤・白・ロゼすべてのタイプを造っています。
赤の主要品種は、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローで75%以内。
補助品種は、アブーリウ、マルベック、フェル・セルヴァドゥ、ガメイ、シラーで50%以内。
1990年にAOCに昇格しています。
南西地方で最もボルドーに近いブロックに属していて、気候はボルドーに近いという事で、このボルドー的な味わいに納得しました。

香りはボルドー的で、味わいはやや酸味が強いのが特徴でしょうか。

時間が経つと、ちょっとゴムっぽい感じが出てきましたが、グラスが空になっても、しっかり香りが残ります。
ボルドー以上にボルドーっぽい香りが強い気がします。

このワイン、ボトルもしっかりしてるし、見た目のコストパフォーマンスもいいですね。

今日の晩御飯は鶏肉のチャーシュー。

合わせても、悪さはしないけど、何も絡まない感じです。
本格ボルドーの印象なので、スパイスをしっかり効かせた、ビーフやラムに合わせたいですね。

肉の味がしっかりしている、伊藤ハムのビーフジャーキーに合わせてみましたが、まったく馴染みません。
ガーリックとか胡椒の味が強すぎるんですね。

美味しいのですが、家庭料理に合わせるにはちょっと気を使うかも。

ピスタチオに合わせてみると、これは結構いける。
グリーン系の香りと、ナッツの油脂分に馴染んで、ワインの香りが活きてくる感じ。

この価格でこの味わいはなかなかありませんが、家庭で飲むときはそれなりにワインに合う食事を用意した方がいいでしょうね。

とはいえ、このワイン、コストパフォーマンスが高く、オススメです。

■楽天ショップへのリンク

コート・デュ・マルマンデ“タップ・ド・ペルボス”[2006]年・オーク樽16ヶ月熟成・パリ農業コンクール金賞受賞酒・カーヴ・デュ・マルマンデ元詰・AOCコート・デュ・マルマンデ(アグリ・コンフィアンス認証)・13.5%・レリーフボトル

※サイトより引用
フランス フルボディ辛口赤ワイン愛好家大注目!今や人気も品質も急上昇中の大人気AOC!しかもアシェット・ガイド誌2012年版でも3銘柄が掲載!大注目!生産者による、しかも飲み頃6年熟成!バックヴィンテージ!しかもパリ農業コンクール金賞受賞酒!AOCコート・デュ・ローヌ・マルマンデについてヒュー・ジョンソン氏は「急速に発展中のAOC、カルトワインのクロ・パケがある。最良の物は重量感があり、より長く熟成させる必要がある。」★~★★★3つ星と大注目!(現在'01~'05までが飲み頃マーク付きで、'06年はこれから飲み頃)しかもスペシャル・キュヴェのタップ・ド・ベルボスはカーヴ・ド・マルマンデの自社畑100%、しかもカベルネ主体80%(カベルネ・ソーヴィニヨン40%とカベルネフラン40%にメルロー20%)をオーク樽で驚異の16ヶ月熟成!アシェット・ガイド誌2012年でもこのタップ・ド・ペルボスを大注目!柔らかい口当たり!こなれたタンニン!丸みを帯びながらもカベルネ本来のカシスや甘草、スパイス、シナモンなどの果実味が優しく溶け込み、コクのあるしっかりした構造のワインに仕上げられた究極フルボディ辛口赤ワインが限定で、しかもゴールドメダル受賞で少量入荷!

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