2011/05/04

アトゥラ・ブラン 2009(ブラインドテイスティング:当てる)

 
(1)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:06)\1280(6本セット@997円で購入)
(2)ソーヴィニヨン・ブラン、ヴェルデホ(スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:09)\1200
(3)コロンバール50%、ソーヴィニヨン20%、ユニブラン20%、グロマンサン10%(仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コート・ド・ガスコーニュ:09)\1080
(4)マカベオ(スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ:09)\500
(5)ソーヴィニヨン・ブラン(スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:09)\500

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

アトゥラ・ブラン 2009【外観】
オレンジがかった、やや淡めのイエロー。
色味は弱く、少しグレーがかっている。
輝きもおとなしい。
粘性は弱い。

【香り】
オレンジ。
柑橘系フルーツ。
甘い果実香。
炭酸の印象。
グラスを回すと、クリームっぽい印象が出てくる。
白い花の香り。
香りは強くないが、フルーティで爽やか。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
強い酸味のある、キツイ口当たり。
ボディは細めでシャープ。
アルコール度はそれほど高くないが、後味にアルコールが残る。
少し炭酸を含んでいるような感じ。
余韻は短い。

【判定】
オレンジぽい外観は熟成感というよりは品種の持っている色の印象。
この中では、マカベオ。

香りは、甘いフルーツ感と華やかさを持っていて、イタリアっぽい感じ。
ソーヴィニヨン・ブランの印象ではない。
マカベオか、コロンバール。

味わいはかなり強烈な酸味。
酸っぱい感じ。

何となく、マカベオよりもコロンバールの方が近い?

価格感では、1000円前後。

香りも味わいも複雑な要素があって、複数品種のブレンドの印象がある。

ファイナルアンサーで、コロンバール、ソーヴィニヨン、ユニブラン、グロマンサン
で、ピンポン

コロンバールらしい、さっぱりした味わいですね。

【総評】
アトゥラ・ブラン 2009
ATURA BLANC 2009

フランス:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コート・ド・ガスコーニュ
アルコール度:12%
ブドウ品種:コロンバール50%、ソーヴィニヨン20%、ユニブラン20%、グロマンサン10%

ドラジェのネット通販で、1080円で購入。

コロンバールやユニ・ブランって、安ワインの品種のイメージがありますが、最近はこれらの品種を使った、高品質なワインが増えていますね。

ソーヴィニヨン・ブランやシャルドネとは違う、独特な個性のある味わいになるので、ファンも多いのではないでしょうか。

このワインも、フレッシュなフルーツ感の中に、ハーブのような香りが個性的です。
丁寧に作ってある印象で、とても好印象ですね。

今日の晩ご飯は、自家製ぎょうざ。

ビールも一緒に開けたのですが、このワインは、とっても良くあいました。

お腹が膨れてきた後半は、ビールよりもこのワインの方に手が伸びる感じ。

ビール替わりになるワインですね。

すっきりとした酸味で、軽くて、食事の邪魔をしません。

さっぱりしてて、最後まで飽きずに、美味しく飲めました。

カミさんに価格感を聞いたら、1280円。
確かに1000円ちょっと超えるくらいの価格感ですが、コストパフォーマンスは高いと思います。

素直な飲み口の、美味しいワインですね。
オススメです。

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