(1)ピノ・ノワール(仏:ブルゴーニュ地方:AOCマルサネ:08)\2500
(2)シラーズ(豪:オーストラリア南東部:09)\914
の2本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

鮮やかな赤味の強い、バラ色に近いロゼ。
濃い色調で、クラレットに近い印象。
フチはほぼ無色。
輝きは強く、ギラギラしている。
粘性は弱め。
【香り】
ローズマリーのようなグリーン系のスパイス。
赤い果実。
フローラル。
グラスを回すとさらにスパイシーさが出てくる。
フルーツやフローラルよりは、香木やハーブのような印象が強い。
時間が経つと、フルーツゼリーのようなちょっと甘い印象が出てくる。
香りはそれほど強くないが、しっかりしている。
【味わい】
残糖がやや多めのセック。
フルーティでほんのり甘い、フレッシュな飲み口。
アルコール度は高めだが、バランスは良い。
酸味は、おだやかで、フレッシュ。
炭酸を含んでいて、爽やかさがある。
ボディはしっかりしていて、芯が強い。
後味はやや辛さが残る。
余韻は長めに続く。
【判定】
選択肢の少ないロゼのブラインドテイスティングは、ほぼ色で分かっちゃうんですよね。
買った段階で、色味はチェックしてるし・・
ロゼのワインって、色をキレイに見せるために、透明のビンが多いので、色あいも購入のポイントになりますよね。
しっかりした、鮮やかで濃い色調はすでにシラーズ決定。
ピノ・ノワールの方は少しサーモンで明るいロゼだったもの。
香りもスパイスやハーブの印象が強く、いかにもシラーズ。
味わいも甘さを感じる、ボディのしっかりしたタイプで、いかにもシラーズ。
ファイナルアンサーで、シラーズ
で、ピンポン
まあ、当たりますわな。
【総評】
ジェイコブス・クリーク シラーズ ロゼ 2009
JACOB'S CREEK SHIRAZ ROSE 2009
オーストラリア:オーストラリア南東部
アルコール度:12.2%
ブドウ品種:シラーズ
OKストアで、914円で購入。
最初は強いかと思っていましたが、軽やかで、カジュアルなロゼです。
ただ、スパイシーなアクセントが効いていて、ただ飲みやすいだけじゃないところが、さすがジェイコブス・クリークですね。
バランスが良くて飲みやすいし、ワインの楽しみもちゃんと分かってるし、世界中で支持されているのがよく分かりますね。
うちで焼いた、明日の朝食用のベーコンとマスタードが入ったパンに合わせてみたら、バッチリ合いました。
食事にも合わせやすい?
今日の晩ご飯はとんかつ。
日頃から豚肉にはロゼが合うと思っているので、ちょっと楽しみにしてましたが、合わせてみると、ワインが辛くなってイマイチ。
トンカツって豚肉の味わいよりは衣の味の方が強いんですね。
一緒に飲んだシャルドネの方が良く合いました。
ただ、このワイン、食事なしでも十分美味しく飲めます。
コストパフォーマンスの高い、お買い得なロゼですね。
カミさんと二人で、あっという間に無くなっちゃいました。
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