2011/04/30

カミーノ・サン・ペデロ ストークスタワー 赤 2007(ブラインドテイスティング:外す)

 
(1)カベルネ・フラン100%(仏:ロワール地方:トゥーレーヌ地区:AOCサン・ニコラ・ド・ブルグイユ:09)\1380(6本セット@997円で購入)
(2)メルロー(仏:ラングドック・ルーション地方:IGPコトー・デュ・リブロン:08)\1200(6本セット@997円で購入)
(3)テンプラニーリョ、シラーズ(スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:09)\1200
(4)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー:09)\1080
(5)ネグロアマロ(伊:プーリア州:IGTサレント:09)\950

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

カミーノ・サン・ペデロ ストークスタワー 赤 2007【外観】
若々しい色調の、濃いガーネット。
ほとんど黒に近い色調だが、フチだけ鮮やかなバイオレット。
透明感はほとんど無いが、底光りするような輝きがある。
粘性は強めで、脚が長く残る。

【香り】
重く、濃厚な果実香。
香りは厚みがあるが、それほど強くない。
グラスを回すと生っぽい動物香が強くなる。
タバコの葉や、スモークの印象も強い。
茎っぽいグリーン香。

【味わい】
残糖を少し残しているセック。
まろやかなアタック。
酸味はしっかりしているが柔らかい。
タンニンは細かく、まろやか。
フルボディ。
マイルドな味わいに、かすかにフルーツ感が残る。
スムーズな喉越しで、とても上質感を感じる。
後味はジューシーさとかすかなタンニン。
余韻も心地良く続く。

【判定】
若さのある、濃い外観からは、どれも候補になる。

香りは濃厚で樽の印象が強めのニューワールドタイプ。
スパイシーさもあって、シラーのような印象。

飲み口はマイルドで柔らかいが、ニューワールドというよりは、上質なボルドーをイメージさせる。

極め細やかなタンニンはメルローっぽくもある。

香りがやや重い感じと、動物香が強めで、テンプラニーリョやカベルネ・フランのような気がする。

ボルドーっぽい、卵白のようなマイルドな味わいは、ボルドーに近いテイストのスペイン、って感じもある。

でも時間が経つと、カベルネ・ソーヴィニヨンのグリーン香も感じられる。

そうなると、ボルドータイプのチリ?

ファイナルアンサーで、チリのカベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブー

スペインの方でした・・・

【外観】
カミーノ・サン・ペデロ ストークスタワー 赤 2007
CAMINO SAN PEDRO STORKS'TOWER RED WINE 2007

スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:テンプラニーリョ、シラーズ

マルコホールで、1200円で購入。

テンプラニーリョにシラーが入っている感じ、だったんですよね。(いまさら遅い)

しかもこれ、2007年でしたね。
まろやかな口当たりは、4年熟成の影響もあったみたいです。

香りはまあまあ、ですが、飲み口は質のいいボルドーっぽさがあって、美味しいワインですね。

柔らかい味わいは、いろいろな食事に合わせやすそうです。

今日の晩ご飯はチキン南蛮。

タルタルがかかっているので、ちょっと合わないかと思ってましたが、マイルドな口当たりなので、結構いい感じ。

フルーティさもありますが、ニューワールドっぽくはありません。

テンプラニーリョが個性を出して、シラーがフルーティなベースを作っているようなまとまりです。

ワインだけで飲んでても美味しいですね。

このワインオススメです。

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