・シャルドネ(独:ファルツ地方:Q.b.A:06)\1560
・ピクプール(仏:ラングドック地方:コトー・デュ・ラングドック:03)\930
・シャルドネ(ルーマニア:南西部:オプリソール地区:07)\830
・トレッビアーノ、シャルドネ(イタリア:エミーリア・ロマーニャ州:ルビコーネIGT:NV)\780
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
淡い黄色。
ややグレーがかっている。
ほんのりグリーン
輝きあり。
若々しさがある。
粘性はやや強く、脚が多く現れる。
【香り】
酵母の印象。
フルーツは柑橘系。
グラスを回すとパンの香りになる。
そこにかすかにレモンのような果実香。
わずかにミネラル。
【味わい】
残糖を感じる、やや甘口といった印象。
不思議な飲み口。
ワインじゃないような印象をうける。
まろやかな口当たりながら、口の中でバタバタするような、いったりきたりするような、すーっと流れないような、なんとも不思議な飲み口。
喉の手前でぐっと踏ん張る感じとでもいいましょうか。
後味はとても喉に残る印象。
酸味はほどほど。
【判定】
不思議なワイン。
あまり飲んだ事の無い感じ。
残糖が多く、アルコール度が少ない。
ドイツのシャルドネか、ルーマニアのシャルドネじゃないだろうか。
ピクプールは04なので熟成感が違うので外す。
イタリアの可能性もあるが・・・なんとも言えない。
価格帯としては1000円しないレベル。
そうなるとドイツのシャルドネは消えて、ルーマニアとイタリアの勝負になる。
トレッビアーノも悪いときはとても悪いので、案外それかもって感じ。
何となくだけど、2つ以上の品種がブレンドされているような印象を受ける。
そうなると、やっぱりイタリア?
あっ!
そういえばこのイタリアワイン、セッコかどうか確認してなかった、きっとイタリアだ、これは。
ファイナルアンサーで、トレッビアーノ
で、ピンポン
あれ、ラベルをみたら辛口になってる。
【総評】
ヴィニッシモ トレッビアーノ シャルドネNV
Vinissimo TREBBIANO CHARDONNAY NV
イタリア:エミーリア・ロマーニャ州:ルビコーネIGT
アルコール度:12%
ブドウ品種:トレッビアーノ、シャルドネ
リカーランドトップで、780円で購入。
イタリアの甘辛度は、セッコ(アシュット)→アッボッカート→セミ・セッコ→アマービレ→ドルチェ(カッネッリーノ)ですよね。
これはアッボッカートくらいじゃないの?って感じがしますが、うすら甘いような感じで、ぎりぎりセッコなのかもしれません。
ひ弱なボディで、アルコール度は低めで、もったりしていて、ゆるーい感じのワインです。
ひと昔前の日本の新酒みたい。
ちょっと抜けてるけど憎めない人、みたいなまとまり。
食事と合わせても邪魔はしないけど、引き立てもしない、みたいな感じ。
カジュアルにガブガブ飲むタイプとしては良いかと思いますが、我が家的にはリピートしないでしょうね、これは。
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