2013/09/01

ラ・ガリン ヴィオニエ 2011

ラ・ガリン ヴィオニエ 2011
(1)コルテーゼ100%(伊:ピエモンテ州:DOCGガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ:11)\1206(10%OFF 元値1340)
(2)ヴィオニエ(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:11)\853(10%OFF 元値948)

の2本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:色づきが良い、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:南国系の果実、リンゴの蜜、アカシア、ハーブ、ミント、麦わら
香りの印象:第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープな、爽やかな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:まろやか、ふくよか
アルコール:やや強め
余韻:やや長め

【フレーヴァー】
濃縮感のあるフルーティ

【評価】
カジュアルだが濃縮感がある。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
外観は色づきがよく、輝きも強め。
この段階ではヴィオニエ。

香りは南国系の果実香が中心。
そこにフローラルや独特なハーブ香が混ざり、複雑。
これはヴィオニエ。

味わいは濃縮感のある厚みのあるタイプ。
トロトロとリッチな果実感。
ここでもやはりヴィオニエ。

ファイナルアンサーで、ヴィオニエ
で、ピンポン

さすがにこの2択は当たりますね。

【総評】
ラ・ガリン ヴィオニエ 2011
LA GALINE VIOGNIER 2011

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ヴィオニエ

カルディコーヒーファームで、853円で購入。

ちょっとオレンジっぽくて濃い外観は、シャルドネやソーヴィニヨン・ブランとかとはちょっと違うぜ、って感じを出してます。
ギラギラと輝きもありますね。

香りは最初に、濃縮感のある、個性的な濃い果実香。
蜜のような印象や、アカシアや百合のような、強いフローラルの印象。
とても華やかさがあります。

味わいは、トロ味のあるリッチな印象ながら、ややクセがあって、何かひっかかる感じ。
ボリューム感はそれほどなく、口に含んで、割と早めに消えますね

ちょっと荒っぽい感じはありますが、ワインだけでも美味しく飲めるタイプみたい。
果実感が強いので、逆に食事に合わせにくいかもしれません。

今日の晩御飯は、鶏つくねの酢豚風。
やはりワインが主張して、ちょっと合わせにくいですね。

このワイン、フルーツ感とか香りが強いので、トマトソースやバジルソースを使ったパスタとか、香り強めのものが合いそうです。

香りが特徴的で、一口目が美味しいタイプなので、飲み会ワインとしてもいいかもしれません。
スナック系とかチーズを使ったオードブルとか、華やかなシーンに合いそうですね。

このワインのブドウ品種は「ヴィオニエ」って言ってね~、なんてウンチクを語るのもいいかもしれません。
と、言いながら、ヴィオニエのウンチクは難しいですね。

ちなみにWikipediaでは、
ヴィオニエ(Viognier)は、主にフランス・ローヌ地方で栽培される、強い芳香が特徴の葡萄品種である。主としてフランスのローヌで、コンドリューやシャトー・グリエといった非常に小さな地区で使われる。比較的栽培量の少ない品種ではあるが、近年アメリカやオーストラリアなどでの生産が増えている。酸味が少ないため醸造は難しい方である。シラーズにわずかにブレンドされることもある。
・・・盛り上がらないこと確実ですね。

シャトー・グリエに話しを持って行くと、もう少し話が広がるかもしれませんが、あまりマニアックな話をすると引かれるので要注意。
「ドゥニ・デュブルデュー教授がね・・」なんて話はご法度です。

このワイン、1000円弱だったら、全然ありですね。
コストパフォーマンスは十分だと思います。

■関連リンク(カルディコーヒーファームのワイン)

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