2008/11/23

ボリー・マヌー ヴァン・ド・ペイ・ドック メルロー ビオ 2007(ブラインドテイスティング:外す)

・ガメイ(仏:ボージョレ:08ヌーボー)\3080
・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラーズ、ルビー・カベルネ(南アフリカ:ウェスタン・ケープ州:04)\1580
・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(フランス:ヴァン・ド・ペイ・ラ・シテ・ド・カルカソンヌ:08プリムール)\980
・メルロー(仏:ヴァン・ド・ペイ・ドック:07)\900

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ボリー・マヌー ヴァン・ド・ペイ・ドック メルロー ビオ 2007
【外観】
若々しい赤味の強い紫色。
透明感はほとんどなく、底は見えない。
粘性は中程度で脚はすぐに流れる。
複雑な脚が現れ、雫には色素が残る。

【香り】
濃縮感のある果実香。
やや焦げ臭もあり。
茎のようなグリーン香がカベルネ・ソーヴィニヨンっぽい。

【味わい】
とても若々しい味わい。
ちょっとキツイアタック。
アルコール度は高そう。
フルーティな味わいながら、ボディは強い。
タンニンは柔らかく、酸味も大人しいが、アルコールが強いせいか、ちょっとギスギスした飲み口になっている。

【判定】
明らかに若々しいので、'04の南アフリカが消える。
香りはカベルネ・ソーヴィニヨンっぽいグリーン香を含んでいるが、新世界のような濃縮感や果実味を感じる。
新酒によくあるキャンディっぽい香りが無いので、これは新酒じゃないかも。
そうなるとメルローだけど、ちょっとイメージが違うか?
飲み口はアルコール度の強い、しかもフレッシュな味わい。
ややバランスに欠けている。
新酒の香りはしないけど、なんとなく新酒っぽい感じ。

ファイナルアンサーで、ヴァン・ヌーボー
で、ブー

メルローの方でした、やっぱり新酒じゃなかったか。。

【総評】
ボリー・マヌー ヴァン・ド・ペイ・ドック メルロー ビオ 2007
BORIE MANOUX VIN DE PAYS D'OC MERLOT 2007

フランス:ラングドック地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:メルロー

リカーランドトップで、900円で購入。

私の感じるカベルネ・ソーヴィニヨンの香りも怪しいものです、とほほ。

カベルネ・ソーヴィニヨン=グリーンっぽい
メルロー=フルーツ香主体
シラー=動物香

って勝手に思っているんですけど、それぞれの特徴の振れ幅が大きくて結構外すんですよね。

ネタバレしてみると、メルローとしか思えないまとまりですよね、やっぱり。
素直なフルーティさがいかにもメルローっぽい感じ。

ビオワインの特徴なのか、とてもきれいな飲み口で、スーッと沁み込むような印象があります。

でもアルコールの影響が強いのか、飲み終わった後の印象は重いんですよね。

アルコール足してるんじゃ、ってくらいです。

でもこのワイン、12.5%しか無いんですよね。

なんでこんなにアルコール度を強く感じてしまうんでしょうか?
単純にバランスの問題かな?

グラスに長いこと置いておくと、さらに香りが飛んでアルコールの印象が強くなってしまいます。

良い部分もあるんでが、トータルではちょっとバランスが悪いかな~。

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