・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラーズ、ルビー・カベルネ(南アフリカ:ウェスタン・ケープ州:04)\1580
・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(フランス:ヴァン・ド・ペイ・ラ・シテ・ド・カルカソンヌ:08プリムール)\980
・バルベーラ、ドルチェット、サンジョヴェーゼ(伊:ヴィーノ・ダ・ターボラ:NV)\698
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
若々しい赤味の強い紫色。
やや濃いルビー色で、底がぎりぎり見えるくらいの透明感。
タンニンは良く溶けていて雫に色素は残らない。
粘性はやや強く後からゆっくりと脚が降りてくる。
【香り】
イチゴ
キャンディ
少しケミカルなセメダインのような印象。
フローラル
しっかりとヌーボーの香り。
【味わい】
すっきりときれいな軽い飲み口。
酸味は程よく、タンニンも滑らか。
ほんのりと甘い印象があるが、残糖はほとんど無さそう。
フルーティさや口当たりの優しさが甘さを感じさせるのでは。
余韻は短いが、後味はとてもすっきりとしている。
【判定】
外観の若々しさは明らかに新酒。
香りもイチゴキャンディのような印象と少し接着剤のような印象で、いかにも新酒。
飲み口は軽やかでとてもキレイにまとまっている。
ボージョレか、カベルネ・ソーヴィニョン、メルローのどちらかだが、これは明らかにボージョレだろう。
ファイナルアンサーで、ボージョレ
で、ピンポン
このボージョレも美味しいですね~。
【総評】
ジャン・ジル・シャスレ ボージョレ ヌーボー 2008
Jean-Gilles Chasselay Beaujolais Nouveau 2008
フランス:ボージョレ地方:ボージョレAC
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガメイ
町田の蔵家さんで、3080円で購入。
このボージョレはお酒飲める人だったら誰でも美味しいっていうんじゃないでしょうか。
何とも飲みやすい、すーっと体に消えていくボージョレです。
クリーンでクールで、味わいも滑らか。
上品で繊細で、ガメイの野暮ったさは全然ありませんね。
バランスもとても良くて、完成度の高いボージョレです。
今年は結構天候が不順だったみたいですが、きっと造り手の努力でこんないい新酒が出来るんでしょうね。
しかもこのヌーボー、家庭料理にも案外合います。
ジョルジュ・デュブッフのボージョレは香りが立っていて、なかなか合わせにくかったですが、このワインは意外といけます。
口当たりがまろやかで香りが落ち着いているからでしょうか。
全然参考にならないかもしれませんが、サツマイモの天ぷらに良く合いました。
家庭的には価格がちょっと優しくないですけどね。
まあ、一年に一度くらいはいいかな。
■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)
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