2009/08/30

ロス ヴァスコス シャルドネ 2008(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)アリゴテ(仏:ブルゴーニュ:ブーズロンAC:03)\1880
(2)シャルドネ(チリ:セントラル・ヴァレー:ラペル・ヴァレー)\1407
(3)ソーヴィニヨン・ブラン(ニュージーランド:イースト・コースト:07)\1199
(4)マカベオ(スペイン:バレンシア州:ウティエル・レケナDO:08)\750

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ロス ヴァスコス シャルドネ 2008
【外観】
明るく若々しい印象のレモンイエロー。
ややグリーンっぽいさがある。
色はやや明るめ。
粘性は弱くさらっとしている。ディスクも薄め。

【香り】
柑橘系。
石油香。
グリーン香。
ミネラル。
発酵香。
控えめな香りで、プティシャブリのような印象もある。
温度が低いのであまり香りが立ってこないが、ポテンシャルは高そう。

【味わい】
シャープで、強いアタック。
酸味はかなり強い。
セックながら、やや残糖を感じる甘みがある。
フルーティさもあり、フレッシュなフルーツの印象。
ただ、アルコール度も骨格もしっかりしている。
複雑な後味で、複数の品種がブレンドされている印象もうける。
苦味が残るが、フレッシュさを感じさせる要因になっている。

【判定】
明るい外観からは、アリゴテとソーヴィニヨン・ブラン。
香りの印象はソーヴィニヨン・ブランだが、シャルドネも怪しい。
若々しさを感じるので、アリゴテは違いそう。

口当たりも強烈な酸味ながら、ほんのりとした残糖がニューワールドっぽい。
そうなるとシャルドネかソーヴィニヨン・ブラン。

煙っぽい感じが、シャルドネっぽくもある。
全体的な印象はシャブリっぽい感じ。
温度が上がると果実の印象が強くなってくる。
このフルーティで、そつのないバランスはシャルドネかな。

ファイナルアンサーで、シャルドネ
で、ピンポン

チリのシャルドネですが、フランスの血を感じます。

【総評】
ロス ヴァスコス シャルドネ 2008
LOS VASCOS CHARDONNAY 2008

チリ:セントラル・ヴァレー:ラペル・ヴァレー
アルコール度:14%
ブドウ品種:シャルドネ

リカーランドトップで、1407円で購入。

ほんのりとした甘さがあるものの、フランスのテイストを感じさせるチリワインです。
安心して飲めるチリワインですね。

チリワインとはいっても、血統はフランスの伝統産地なので、上品なまとまりです。

カミさんに価格を聞いたら、1200円くらい。

とても安定感のある品質ですが、後味があまり良くないのと、個性が少ない感じがちょっと残念なポイントでしょうか。

バランスも良くて安心して買えるけど、これといってサプライズもない、といった感じがします。

ただアルコール度が14%と白ワインでは飛びぬけて高いにも関わらず、バランスよくまとまっているのは、技術力というか、ワインづくりのセンスというか、さすがの底力を感じますね。

グランヴァンのDNAを感じるという点では、存在感のあるチリワインだと思います。

2009/08/29

シャトー・グラン・ポルタイユ 赤 2006(ブラインドテイスティング:外す)

(1)カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、カルメネール、マルベック(チリ:セントラル・ヴァレー:ラペル・ヴァレー:コルチャグア・ヴァレー:07)\1680
(2)ガメイ70%、ピノ・ノワール30%(フランス:ブルゴーニュ:ブルゴーニュ・グラン・オルディネールAC:00)\1200
(3)メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:06)\1080
(4)ボバル60%、テンプラニーリョ40%(スペイン:バレンシア州:ウティエル・レケナDO:08)\750

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

シャトー・グラン・ポルタイユ 赤 2006
【外観】
かなり濃い、黒っぽいが若々しさを感じるガーネット。
相当濃い。
ディスクは薄く、ふちのギリギリまで黒い。
フチは赤味が強いが少し落ち着いた印象。
粘性は中庸で、脚が現れるがすぐに消える。

【香り】
濃縮感のある果実香ながら、フレッシュな印象。
グリーン系のハーブ、あるいは香木のような印象。
ややタバコの葉のような焦げ臭。
グラスを回すと、動物香が出てくる。
なめし革くらいのイメージ。

【味わい】
セックで、ミディアムからフルボディ。
アルコール度はかなり強い。
タンニンはやや強めで、酸味もしっかりしている。
ややクールさを感じる飲み口。
後味は舌の表面が乾く印象。
ほとんど甘さを感じないドライな口当たりでフルーティさもあまり感じないが、重さがないので飲みやすい。

【判定】
とても濃い外観からはチリが怪しい。
ほとんど黒だが若々しさがある。
香りの印象もカベルネ・ソーヴィニヨン。
茎っぽいというか香木というか。
飲み口はフルボディながら、クールな印象。
ただ重くて暑い、チリカベとは違う。
かといって、ボルドーでは無いだろう。
ガメイは完全になし、スペインも価格的に違う。

ファイナルアンサーで、チリのカベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブー

なんと、ボルドーでした。

【総評】
シャトー・グラン・ポルタイユ 赤 2006
Chateau Grand Portail Rouge 2006

フランス:ボルドー地方:ボルドーAC
アルコール度:12%
ブドウ品種:メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン

リカーランドトップで、1080円で購入。

そうとう濃いボルドーですが、良いワインだと思います。
新世界っぽくもありながら、ボルドーらしさも感じます。

ちなみに今回、チリカベと間違えたポイントは、色がものすごく濃い点と、価格的に1500円以上の印象だったから。

カミさんに価格の印象を聞いたら、1800円くらいって言ってました。

たしかにこのワイン、1080円だと格安な印象です。
ボルドーACだし。

辛口で、フルーティさも弱いので、食事には合わせやすい感じですね。

アルコール度が強い印象がありましたが、飲み進むと落ち着いてきます。

今日の晩御飯は、フツーのルーのカレーだったのですが、そこそこ問題なし。

このワイン、ちょっとドライすぎて、ギスギスした感じもちょっとあるので、そこはちょっと好き嫌いが分かれるかもしれませんね。

フルーティなワインが好きな人にはいまいちかも。

品質的には問題ありませんが、ちょっとストロングな印象で、日本人好みじゃないかな。
香りもややケミカルな印象が強い??
味も塩味がある?

でも、うちのカミさんには好評でした。
(酒飲みなので)

なかなか評価の難しいワインですね。

2009/08/25

アンクラ カベルネ・ソーヴィニヨン 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)ガメイ70%、ピノ・ノワール30%(フランス:ブルゴーニュ:ブルゴーニュ・グラン・オルディネールAC:00)\1200
(2)メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:06)\1080
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー:07)\798
(4)サンソー主体、カリニャン、グルナッシュ(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ド・エロー:NV)\580

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

アンクラ カベルネ・ソーヴィニヨン 2007
【外観】
とても濃い色調の黒っぽいガーネット。
透明感はほとんど無い。
色合いはやや落ち着いていて、黒っぽい。
小さな気泡が少し見られる。
ディスクは薄いが、粘性は強い。
やや濁っているような印象。

【香り】
濃縮感のある果実。
たばこの葉などの焦げ臭。
土っぽい動物香。
濡れた犬のような感じ。
グラスを回すと、動物香が悪臭に近い印象になる。
はっきり言うと糞尿系の香り。

【味わい】
やや残糖を感じる、甘い印象の味わい。
フルーティさも強い。
アルコール度は強く、フルボディ。
ただ、芯が弱く軽い印象がある。
タンニンは強く、酸味もしっかりしている。
余韻は短い。

【判定】
外観、は相当な濃さ。
チリカベって感じ。
香りは、やや悪臭系だが、グリーンの茎っぽさを感じるので、カベルネ・ソーヴィニヨン。
味わいは、まさにチリカベ。
最近珍しいくらいの、ステレオタイプのいわゆる「チリカベ」。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ピンポン

まだ、こんなチリカベが生き残っていたんですね、って感じ。

【総評】
アンクラ カベルネ・ソーヴィニヨン 2007
ANCLA CABERNET SAUVIGNON 2007

チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー
アルコール度:14%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

リカーランドトップで、798円で購入。

ちょっと前までは、「チリカベ」というと、やたら濃くて重いだけのワインでしたが、最近は見違えるように品質が良くなってきました。

でも、このワイン、そのちょっと前の「チリカベ」って感じです。

第一印象は完全にアウト。

でもちょっと良くなってきそうな気配があるので、もう少し様子を見てみます。

今日の晩御飯は煮込みハンバーグ。
トマトソースで煮込んでありますが、とても良く合いますね。

ちょっとフレッシュさが残るトマトソースと、ワインのフルーティさがマッチします。

ただアルコール度が高いので、食べ終わった後に、辛さが少し残るかな。

意外と家庭の肉料理には合わせやすいかも。

でも飲み進むと、やはりジュースっぽさが強くなってきました。

このワイン、我が家的にはリピートしないかなー。

2009/08/23

クーパーズ・クリーク ローン・カウリ ピノ・ノワール 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)ピノ・ノワール(ニュージーランド:イースト・コースト:07)\1580
(2)ガメイ70%、ピノ・ノワール30%(フランス:ブルゴーニュ:ブルゴーニュ・グラン・オルディネールAC:00)\1200
(3)メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:06)\1080
(4)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー:07)\798

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

クーパーズ・クリーク ローン・カウリ ピノ・ノワール 2007
【外観】
明るく透明感の強い、単調な色合いのルビー色。
底までハッキリ見える透明感。
クラレットって感じ。
ディスクは薄く、フチまで色がついている。
若々しく、輝きがある。
粘性はやや強め。

【香り】
濃縮感のある果実。
腐葉土。
なめし革。
ドライフラワーの印象もある。
グラスを回すと動物的な印象が強くなる。
ムスクのような生っぽい動物香。
外観の印象と違う、厚みがある香り。

【味わい】
なめらかな口当たり。
酸味は強く、後味はジューシー。
タンニンは滑らかで柔らかい。
セックながらアルコールがやや強めで甘さを感じる。
ミディアムボディくらいだが、ボリューム感がある。
余韻も心地よく残る。

【判定】
外観はピノ・ノワール、あるいはガメイ。
香りは思ったより厚みがあるが、基本構成はピノ・ノワール。
なめし革や、枯れた木の葉、ドライフラワーの印象。
飲み口がとても柔らかく飲みやすい。
ここで、わずかに残っていた、グラン・オルディネールが消える。
これは新世界的な、社交的な飲み口。
ブルゴーニュとは違う。

ファイナルアンサーで、ニュージーランドのピノ・ノワール
で、ピンポン

新世界らしい、ピノ・ノワールです。

【総評】
クーパーズ・クリーク ローン・カウリ ピノ・ノワール 2007
Coopers Creek LONE KAURI PINOT NOIR 2007

ニュージーランド:イースト・コースト
アルコール度:13%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

リカーランドトップで、1580円で購入。

なかなか良い感じのピノ・ノワールです。
いわゆるブルゴーニュのような、とっつきにくい感じはなく、万人受けするタイプですね。

新世界っぽい感じがこれからどう変化するかで、評価が変わりそうですが、第一印象はなかなか良いです。

ちょっと温度が高すぎたので、冷やしてみましたが、温度が下がるとタンニンの印象が強くなります。
収斂性が出る、とでもいうか。

微妙に飲み口がジュースっぽい、軽い感じもするんですが、全体的にはボリューム感があります。

なので、ちょっと合わせる料理が難しいんですよね。

今日の晩御飯は全然合わなかったのですが、チーズも普通のプロセスチーズでは合いません。
パンにのせて焼いたチーズに合わせても、ややワインが勝ってしまいます。

やっぱり牛肉が一番合いそうですね。
あとは鶏のトマト煮込みとか。

ちなみにカミさんに価格を聞いたら、1280円。

ニュージーランドのピノ・ノワールと考えると、1500円台というは破格なんですが、先入観無しに飲むと、それくらいの感じかな~。

ちょっとバランスが悪い感じもしますが、魅力のあるワインだと思います。

あとは好みの問題でしょうか。

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