2009/08/04

ヴィーニャ・スーティル ソーヴィニヨン・ブラン 2006(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)アリゴテ(仏:ブルゴーニュ:ブーズロンAC:03)\1880
(2)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー:ラペル・ヴァレー:コルチャグア・ヴァレー:06)\1050
(3)甲州主体<輸入ワイン、国産ブドウ使用>(日本:山梨県:甲府市:NV)\934
(4)シャルドネ(アルゼンチン:メンドーサ州:08)\780

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ヴィーニャ・スーティル ソーヴィニヨン・ブラン 2006
【外観】
やや淡い、わずかにグリーンがかった、レモンイエロー。
落ち着いた上品なツヤで、若々しさを感じる。
シンプルな色調で単一品種の印象。
ディスクは薄め。
粘性もさらっとしている。

【香り】
青草香。
ミネラル。
やや石油。
柑橘系果実。
グラスを回すとチーズっぽい発酵香。
やや鼻をつく、刺激的な印象。
より石油香(ペトロール香)が強くなる。
スモーキーなくぐもったような印象もある。

【味わい】
ピリッと刺激的な口当たり。
酸味も強く刺激的。
後味はやや苦味が強く残る。
ボディは軽め。
余韻は短く続く。
後味は酸味と苦味。
グレープフルーツのような印象。

【判定】
淡い色調でグリーンっぽく若々しい、という点では、チリのソーヴィニヨン・ブラン。
あるいは、アルゼンチンのシャルドネ。
香りは青草香が強く、ソーヴィニヨン・ブラン。
石油工や柑橘系の香りもまさにソーヴィニヨン・ブラン。
味わいも、やや軽いボディで、しっかりとした酸味。
これもまたソーヴィニヨン・ブラン。
完全にソーヴィニヨン・ブランだが、他に可能性を検討。
甲州は他に輸入ワインが混ざっているので、やや怪しい。
シャルドネもまったく可能性が無い訳ではない。
とくにスモーキーな香りはややシャルドネっぽさもある。
とはいえ、この完全なソーヴィニヨン・ブラン香は間違いないだろう。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

ワインとしてはいまいちですが、ソーヴィニヨン・ブランらしさという点では抜群です。

【総評】
ヴィーニャ・スーティル ソーヴィニヨン・ブラン 2006
VINA SUTIL SAUVIGNON BLANC 2006

チリ:セントラル・ヴァレー:ラペル・ヴァレー:コルチャグア・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

伊勢丹で、1050円で購入。

ワインとしてはいまいち、と書きましたが、なかなかそうでもないかも。
だんだん飲み口がクリーミーになってきて、上質感が出てきました。
ただ、やや重い印象と、後味にややエグミのようなものが残る感じはやっぱりいまいちです。

炒めたウインナーにあわせてみたら、「?」マークがいっぱい。

我が家の薄味きんぴらごぼうに合わせてみたら、案外悪く無い。
青草香と、ゴボウの香りがシンクロしてるみたいです。

というかこのワインちょっと日本酒っぽさがありますね。

今日のメインディッシュ、チキンソテー ケチャップ味に合わせてみたら、完全にアウト。
ケチャップがダメですね。

そういえば、ケチャップに合うワインってあるのかな?

とはいえ、食事中にこのワインをちょっと飲むと、リフレッシュしますね。

そういう点では、家庭料理との親和性はわりといいかも。

油を使った料理のあとに、ちょっと口に含むととてもフレッシュな感じがします。
しかも存在感もしっかりありますね。

これは飲み会で活躍するタイプかもしれませんね。

時間とともに、だんだんクリーミーなシャルドネのような印象になってきました。
もちろん、香りはソーヴィニヨン・ブランのままですが。

だんだん良くなって、ピークの状態で最後の1杯が無くなりました。

フィニッシュで、良かったと思うかどうかって結構重要ですよね。

1000円ちょっとの価格を考えると、とてもお買い得なワインだと思います。

2009/08/02

トゥール・ド・スガン ピュイスガン・サンテミリオン 2006(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)テンプラニーリョ、ガルナーチャ、マスエロ(スペイン:リオハDOC:06)\1340
(2)ガメイ70%、ピノ・ノワール30%(フランス:ブルゴーニュ:ブルゴーニュ・グラン・オルディネールAC:00)\1200
(3)メルロー、カベルネ・フラン(フランス:ボルドー地方:ピュイスガン・サンテミリオンAC:06)\1150
(4)サンソー主体、カリニャン、グルナッシュ(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ド・エロー:NV)\580

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

トゥール・ド・スガン ピュイスガン・サンテミリオン 2006
【外観】
黒っぽい色調の、深い透明感のある、ルビー色。
濃い外観ながら、深い透明感があり、底がギリギリ見えるくらい。
色味は落ち着いていて、黒っぽい。
ディスクは薄く、フチぎりぎりまで色が付いている。
粘性はやや強く、脚がゆっくり降りてくる。

【香り】
濃縮感のある果実。
スミレのようなフローラルな印象。
グラスを回すとなめし革のような動物香。
タバコやチョコレートのような印象もあり、香りはそれほど強くないが、複雑性がある。

【味わい】
セックで、ミディアムからフルボディ。
酸味がしっかりしていて、やや収斂性のある後味。
タンニンも強めで、舌の表面が乾く感じ。
余韻は短めだが、少し続く。
アルコール度は強そう。

【判定】
深い透明感のある外観から、ガメイがやや後退。
香りはボルドー。
スミレのような香りのある、華やかな印象。
香りはそれほど強くないが、複雑で楽しめる。
味わいは、セックながら、やや甘さの印象があるのは、アルコール度が強いから?
普通に考えるとボルドーだが、スペインの可能性も高い。
品種は全然違うので、メルローか、テンプラニーリョか、判断する。

香りは最初弱いかと思っていたが、どんどん主張が強くなる。
重さのある香りというか、カベルネ・フランのやや重厚で重い印象も感じる。
でもそれがテンプラニーリョの印象のような気も。
濡れた動物のようなちょっとワイルドな動物香を良く感じますね、テンプラニーリョには。
やっぱり普通に考えるとボルドーかな。
ちょっと上品で、おしゃれな印象です。

ファイナルアンサーで、ボルドー
で、ピンポン

ボルドーらしさを十分備えた、お買い得ボルドーですね。

【総評】
トゥール・ド・スガン ピュイスガン・サンテミリオン 2006
TOUR DE SEGUIN PUISSEGUIN SAINT-EMILION 2006

フランス:ボルドー地方:ピュイスガン・サンテミリオンAC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:メルロー、カベルネ・フラン

リカーランドトップで、1150円で購入。

ボルドーらしい、華やかさのあるワインです。
週末にこのワインだとちょっと嬉しい感じ。

ボルドーにしては、フルーティさが強く、グローバルワイン的な感じがありますが、いわゆるニューワールド的な印象ではありません。

アルコール度も抑えられていて、全体のバランスを上品にまとめています。

カミさんに価格を聞いたら、1800円くらい。
ボルドーなのでちょっと高めにしたそうですが、ボルドーじゃ無くても、1600円くらいと思ったそうです。

確かに1000円ちょっとだったら、かなりお買い得感のあるワインですね。

今日はメンチカツだったのですが、華やかなタイプなので、香りの強い食事の方が合いそうですね。

ビーフとかラムのグリルくらいがいいでしょうね。
しかも小麦の香りが高いパンだともっと美味しいかな。

そういう意味では和食の家庭料理にはやや合わせにくいタイプかもしれませんね。

ただそんなに強いワインでは無いので、スパイスの香りが強かったり、肉の味が強いと、家庭料理でも合わせやすそうです。

なかなかいいワインですね。
おすすめです。

2009/08/01

ドミニク・ローラン ブルゴーニュ シャルドネ 2005(ブラインドテイスティング:外す)

(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュAC:05)\2380
(2)アリゴテ(仏:ブルゴーニュ:ブーズロンAC:03)\1880
(3)ヴィオニエ55%、ルーサンヌ20%、マルサンヌ10%、クレレット5%、ブールブーラン5%、グルナッシュ・ブラン5%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:06)\1428
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー:ラペル・ヴァレー:コルチャグア・ヴァレー:06)\1050

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ドミニク・ローラン ブルゴーニュ シャルドネ 2005
【外観】
やや黄金に近い、濃い黄色。
わずかにオレンジがかっている。
ディスクは薄い。
粘性はやや強く、脚がゆっくりと、後から降りてくる。

【香り】
パイナップルのような南国系の果実。
熟した果実香。
グリーンっぽいハーブ香。
冷涼なミネラル感。
グラスを回してもあまり香りが立ってこない。
少し温度が低いかも。

【味わい】
やや熟した感じの、重いアタック。
酸味はかなり強く、やや収斂性につながる。
酸化をイメージさせる味わい。
後味は酸味が強く残る。
余韻はストンと落ちる印象。

【判定】
やや熟成を感じる外観。
03のアリゴテか、05のシャルドネ?
でも小さな気泡が多く見られて、ビンテージを判定するのにちょっと迷う。
この熟成感はひょっとしてブドウ自体が過熟している事に由来するとすれば、06のソーヴィニヨン・ブランってのもあり?
香りは南国系果実。
ここでアリゴテがやや後退。
香り自体も弱い。
全体のバランスはやや低価格。
味わいもやや酸化した印象。
樽熟成や発酵由来の香りの印象が強く、品種の特定が難しい。
ただ、チリのソーヴィニヨン・ブラン以外は安定感のある銘柄なので、これは一番安いワインかな?って判断に偏る。
飲み口も重く、余韻も短く、酸化した印象。
でも品種の印象だけでいくと、ヴィオニエが一番近いんですよね。
ローヌはギガルのワインなので、まさかこの品質って事はないだろう・・
ああ、だんだん分からなくなってきた。
完全に力を失って飲み頃を過ぎている、と言う点では、03のアリゴテ。
酸化の印象がリンゴっぽいところも、ややアリゴテっぽいか。
ようやく温度が上がってきて、香りが出るようになってくるといかにもアリゴテっぽいぞ。

ファイナルアンサーで、アリゴテ
で、ブー

え~。。ドミニク・ローランのシャルドネ??

【総評】
ドミニク・ローラン ブルゴーニュ シャルドネ 2005
Dominique Laurent Chardonnay Bourgogne 2005

フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュAC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ

町田の蔵家さんで、2380円で購入。

ドミニク・ローランはつい最近、ガリーグ・プラーヌ ヴィエイユ・ヴィーニュを飲んだばかりです。
このシャルドネも楽しみなワインだったのに、がっかり・・・

4年前とは思えない過熟感。
これはもともと過熟したブドウを使っていたとしか思えない。(根拠なし)

というか、ちょうど熟成の谷間なのかも?

ほどよく時間がたつと、香りが落ち着いてきます。
ハーブやヴァニラ、フルーツなどが上品にまとまっていて、香りはいい感じ。

でも、やっぱり酸化した飲み口がアウトです。

ちょっと痛んでいるくらいの印象なので、ワインの評価は出来ないですね。

品質の良さの片鱗は見えるんですけど、残念です。

サンタ・アナ カベルネ・ソーヴィニヨン 2008

サンタ・アナ カベルネ・ソーヴィニヨン 2008
SANTA ANA CABERNET SAUVIGNON 2008

サンタ・アナ カベルネ・ソーヴィニヨン 2008
アルゼンチン:メンドーサ州
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

グルメシティで、特売780円で購入。

【外観】
黒っぽい紫の、ほとんど透明感の無い、ガーネット色。
ディスクは薄く、フチまで色素が迫っている。
フチの部分はわずかにピンクがかっているが、色味は落ち着いている。
粘性は弱く、サラッとしていて、わずかに小さな気泡が見られる。

【香り】
濃縮感のある果実。
黒い果実の印象。
タバコの葉とやや硫黄臭。
グラスを回すと硫黄臭が強くなり鼻をつく。
回すのをやめて落ち着かせると、最初の香りにもどって、開いた感じがしない。
でも少しカラメルっぽい感じとか、ヴァニラの香りが出てくる。

【味わい】
なめらかな口当たりの、ミディアムからフルボディ。
酸味がかなりしっかりしていて、フルーティさを出している。
タンニンも強い。
逆にアルコール度はそれほど強く感じないので、メリハリのある軽快さを感じる。
カジュアルなフルボディって感じ?
舌が痺れるような渋みの印象が残る。
酸味も強いので、ジューシーな後味もあるのだけど、タンニンの印象がやや強い。
余韻は少し長く続く。

【総評】
想像よりいい感じですね。
新世界のカベルネ・ソーヴィニヨンらしい重さはあるのだけど、ハツラツとしていて、好印象。
濃い外観からは重くて暑苦しいタイプを想像してましたが、それほどではありません。
ほんの少しクールな印象もあります。

裏ラベルに冷やしても美味しいと書いてあったので、ちょっと冷やしてみることに。

レトルトのボロネーゼソースのパスタに合わせてみると、甘さがぐっと出てきて、途端にカジュアルなワインの印象に。


なんだか料理を引き立てようなんてことは全然考えてない感じ。
クールな個人主義って印象?

とにかくあまり食事と絡もうとしませんね。

飲み進むと強さが気になってきます。
メリハリが強さに変わってきたみたい。

というかアルコールの強さが前面に出てきた感じ。

かなり硬派な男っぽい飲み口になってきました。

次の日も同じような印象で飲めますね。

香りがちょっと野暮ったくて、男っぽい飲み口。
焼肉とかには合いそうですね。

この価格で考えるとお買い得なワインです。

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