秋もだんだん深まり、ぬる燗がとっても美味しい季節になってきたので、飲み頃温度をキープしてくれる電気の酒燗器を買ってみました。
TWINBIRD 酒燗器 ブラック TW-D418B
(Amazonへのリンク)
サイズ: 17.5×14×22cm
本体質量: 0.92kg
素材・材質: 酒器:AL(フッ素加工)、取っ手・ふた・下本体:PP、本体・上:PBT+30%GF
消費電力: 250W
保証期間: 1年間
温度調節範囲: 4段階 37~60℃(人肌燗/上燗/熱燗/飛切燗)
酒器容量: 300ml(一合半)
電源コード長: 約1.8m
Amazonで新品を2,855円で購入。
Amazonレビューでは「プラスチックの匂いが気になる」「あたたまるまで時間がかかる」という評価がありましたので、実際に検証してみました。
■シンプルでモダンなデザイン
コンパクトでほどよいサイズ、和風だけどモダンでシンプルなデザインで、いろいろなインテリアに合いそう。
あたためられる容量は最大300mlです。
まずは実際に温まるまでの時間ですが、お冷からあたためる想定で、8℃の水180ml(一合)を使って30秒ごとに温度変化を計測してみました。
使用した温度計はこちら。(タニタ 温度計 料理 調理 -50~240度 TT-583 BL スティック温度計)
00:00 13.0℃02:30 36.8℃
03:00 40.6℃
04:00 46.2℃
05:00 51.8℃
06:30 57.3℃14:00 70.0℃
結構早く温まる印象です。
人肌燗(適温35℃):46.7℃上燗(適温45℃) :54.8℃熱燗(適温50℃) :65.9℃飛切燗(適温55℃):70.0℃
プラスチックの匂いが移るというので、最初はお酒ではなく水を温めてみました。
180mlの水を15分加熱し、70℃まで温度が上がったところで蓋をとってみると、かなりキツめのプラスチック臭!
これ、お酒でやっていたらいきなり日本酒をダメにしてしまいますね。
この段階でこれは使えないと思う人も多いかもしれません。
何度か温めたら臭いがしなくなるかと思い、3回くらい水で温めてみましたところ、だんだんプラスチック臭は弱くなっていきました。
でもやはり少し残りますね。
実際に日本酒を入れて温めたらどうでしょう??ちょっと心配。。。
日本酒を半合くらい入れて「人肌燗」で設定して、2~3分くらい温めてから臭いを確認すると今度は大丈夫で、ほとんど気になりません。
でもそのあと長く器に入れて温めているとプラスチック臭がついてしまいました。
というか、日本酒って低い温度でも長く加熱してると香りが飛んで美味しくなくなってしまいますね~。
この酒燗器で適温まで温めたら、そのあとは保温できるぐい呑などに移してしまうのが良さそうです。
■まとめ
製品の作りはしっかりしていて、注ぎ口も優秀で液垂れはなさそうです。
シンプルで液垂れしそうなデザインですが、フッ素樹脂加工が効いてるみたいで、キレイに切れます。
器は洗いやすいし、本体の手入れもしやすそう。
見た目も安っぽくなくて、食卓に置いていても雰囲気を壊しません。
底はコードが巻けるようになっていて丁寧に設計されていますね。
本当はこの酒燗器で保温しながら、適温の日本酒をゆっくり楽しむという使い方を想定していたのですが、長い時間保温しているといろいろ問題がありそうです。
飲みたい分だけ適温にあたためて、すぐに保温できるカップにうつしてからゆっくり楽しむ、という使い方をしようかと考えています。
保温できるぐい呑買わないと・・・
<2020年10月18日追記>
真空セラミックタンブラー買いました!
詳しくはこちら → コーナン オリジナル 真空セラミックタンブラー 280ml
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