ジェイコブス・クリーク カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
Jacob's Creek Classic Cabernet Sauvignon 2015
オーストラリア:サウス・イースタン・オーストラリア
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
成城石井で、税抜き1090円で購入。
【外観】
清澄度:たぶん澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫色のフチをした、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、よく熟した
【香り】
第一印象:やや控えめ
特徴:
<果実・花・植物>黒い果実、ブルーベリージャム
<香辛料・芳香・化学物質>血液、なめし革、黒胡椒、硫黄
香りの印象:若々しい、やや還元的?
【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やか、シャープな
タンニン分:サラサラした、収斂性のある
バランス:スマートな、渇いた
アルコール度:やや高い
余韻:かすかに続く
【フレーヴァー】
ジャムとスパイス
【評価】
カジュアルでフルーティ、甘みもあって飲みやすいが、収斂性のあるタンニンとアルコールの影響でカラカラに乾くような後味
【供出温度】
17-20度(夏場) 少しヒンヤリしてるくらいが良さそう
【グラス】
小ぶり(これから開いてきたら中庸も)
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、深い透明感と輝き、液面のツヤがあります。
香りは、黒い果実、ブルーベリージャム、血液、なめし革、ちょっと硫黄、時間が経つと力がどんどん落ちてきます。
味わいは、軽めのアタックから、カジュアルな果実感と甘み、シャープな酸味がパッと広がり、その後に強い渋みとえぐ味が出てきて、舌全体が乾くような印象でフィニッシュ。
ニューワールドらしいカジュアルな果実感がありながら、カベルネ・ソーヴィニヨンらしいしっかりしたタンニンもあって、飲み始めと飲み終わりで二重人格みたいな表情を変えるワインですね。
ワインだけで飲んでいると、渋みとえぐ味がたまってきて、だんだん辛くなってきます。
なにか食べ物が欲しくなるタイプ。
今日の晩御飯は、成城石井の「ナスとアスパラのペンネアラビアータ」と「枝豆」。
肉感の強いものが良さそうな感じですが、これは結構合いますね。
成城石井のパスタはスパイスが効いているので、ワインとの相性もいいんでしょうね。
「枝豆」はまったくワインとの接点がありませんが、それほど邪魔もしません。
食べ物が入ると、最初に感じたえぐ味と渋みはそれほど感じなくなりますね。
おつまみで「プチポテトうすしお味」に合わせるとこれはダメ。
「ダイジェスティブチョコビスケット」もワインが浮いてしまってダメですね。
やっぱり合わせるなら、しっかりした肉系メニューでしょうか。
時間が経ってワインが馴染んでくると、食事無しでも飲みやすくなってきました。
さすがにジュイコブス・クリークのワインは品質感が良いですね。
■楽天ショップへのリンク
ジェイコブス・クリーク[2014]カベルネ・ソーヴィニヨン(赤ワイン)
※サイトより引用
カベルネ・ソービニヨン100%で造られる世界でも評判の一本!(赤で単一品種100%で造られているのは、シリーズ、日本初登場!)
1995以来、アメリカで単一品種のワインを数量限定で販売。
その人気は高く、着実に伸びていた事から、ようやく、日本でも販売が開始されました。
2000年半ばまでは、アメリカでのみ販売だった、ジェイコブス・クリーク・カベルネ・ソービニヨン、日本以外で、現在、このワインが発売されているのは、シンガポールのみだそうです。
重すぎず、軽すぎずの味わいに、ミントや葉巻、樽香、ベリーなどの香りが溶け込んで、何とも言えず、充実した味わい。
ベリーや樽から来る味わい、葉巻のような豊かさが口の中で広がり、タンニンは細やかで、今までのジェイコブス・ファンにも、新たにお試し頂く方にも、おすすめです。
オーク樽の使用や、瓶内熟成など、他のものよりも手間がかかるのが理由のようです。
91年ヴィンテージからスタートした、ジェイコブス・クリーク・カベルネ・ソービニヨン。
現在までに、 世界各国のコンクールで
◆金賞6回
◆銀賞11回
◆銅賞16回
◆入賞2回
あわせて35回の受賞歴を持ちます!
今までもジェイコブス・クリークのファンだった方、まだお飲みになった事のない方、ぜひ、飲んで頂ければ、その実力に納得!!
【ティスティング・ノート】
【色合い】
紫色の輝きを帯びた中程度のルビー色。
【香り】
葉の生い茂る熟した黒スグリのアロマと、ほのかなスパイス香やアニスの香りが感じられます。
【味わい】
黒スグリやカシス、熟したベリーのフレーバーが感じられる、ミディアムボディ~フルボディのワインです。余韻には、ほのかなミントと胡椒のニュアンスが感じられます。熟したなめらかなタンニンが、ワインに構成を与え、飲みやすくバランスの取れた、カベルネ・ソーヴィニヨンの品種の個性が感じられるワインに仕上がっています。
【おすすめの楽しみ方】
牛フィレ肉などの赤身の肉料理とお楽しみください。
(ジェイコブス・クリーク公式ホームページ抜粋)