2016/02/27

テッレ・デッレ・チヴェッテ キアンティ・リゼルヴァ 2011

テッレ・デッレ・チヴェッテ キアンティ・リゼルヴァ 2011
テッレ・デッレ・チヴェッテ キアンティ・リゼルヴァ 2011
TERRE DELLE CIVETTE CHIANTI RISERVA 2011

イタリア:トスカーナ州:D.O.C.G.キアンティ
アルコール度:13%
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ主体、カナイオーロ

リカーランドトップで、税抜き999円で購入。

【外観】
清澄度:少し濁った
輝き:弱め
色調:落ち着いた色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:弱い
外観の印象:落ち着いた印象、おとなしい

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>干しぶどう、プルーン、ドライフラワー
<香辛料・芳香・化学物質>なめし革、血液
香りの印象:少し熟成感がある、落ち着いた

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:優しい、穏やかな
タンニン分:控えめ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ドライフルーツ

【評価】
ライトで少し熟成感があって、ドライで痩せたボディ

【供出温度】
10-13度 ドライで痩せた印象なので、温度低めの方が良さそう

【グラス】
小ぶり中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、落ち着いた色調の濃いルビーで、輝きは弱め。

香りは、干しぶどうやプルーン、ドライフルーツ、オリエンタルスパイス、なめし革、血液など、サンジョヴェーゼらしい印象です。

味わいは、ライトなアタックから干しぶどうのような果実感がじわっと広がり、、甘みのないドライで痩せた乾いた印象で、えぐ味のある辛いフィニッシュ。

ワインだけだとちょっと辛いタイプなので、何か食べ物が欲しくなります。

今日の晩御飯は、自家製のチーズインハンバーグ。
トマトベースのフレッシュなソースです。
合わせると、ワインが絡まずに辛い印象が際立ちます。

トマトソースがフレッシュなので、ワインの役割が無くなってしまってますね、これは。

おつまみのローストビーフ、ローストポークも同じ。

ドライでそっけない味わいなので、もうちょっと油脂分が多いメニューが良さそう。
ミートソースとか、カレーもいいかも。

食事が終わってワインだけになると、真面目で素朴な感じなので、これはこれで悪くありません。
静かに腹を割って話し合ってるような感じです。

気分が上がるタイプではなくて、すーっと落ち着く癒し系ワインですね。

人に例えると、物静かで穏やか、言葉少ない理系の男子だけど、一旦心を開くと深い話が聞けるって感じ?

飲み進むと良さがじわじわ出てきました。
ただちょっとマニアックなので、オススメは出来ないかも。

■楽天ショップへのリンク

テッレ・デッレ・チヴェッテ キャンティ・リゼルヴァ[2011]

※サイトより引用
26ヶ月の熟成を経て作られる、キャンティ・レゼルヴァ。テッレ・デッレ・チヴェッテは、キャンティのエリアでも老舗として知られ、サンジョヴェーゼの魅力溢れる味わいを、適正価格でリリースしてくれる、非常に優秀な生産者です。
「フクロウ(チヴェッテ)の土地」という名のこのワインは、豊かな自然のあるモンテリッジョーニ村の優れた畑の葡萄から作られており、なだらかな丘陵地に広がる、区画の中でも優れたワインを生産。
クラシコの区画では無いものの、豊かな果実味と長い熟成による芳醇な風味がお楽しみ頂ける、優れたレゼルヴァとなっています。
【ティステイングコメント】
26か月の熟成を経て作られるキャンティ特有のチェリーやスミレの香りに、ドライフルーツを思わせる甘い香り。そして腐葉土の様な複雑な香りを持ちます。
飲むと口当たりはまろやかで、穏やかな酸味とまろやかな渋み、優雅な余韻が楽しめる逸品です。

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