2016/01/17

プダ カベルネ・ソーヴィニヨン 2015

プダ カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
プダ カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
Wild Puda Cabernet Sauvignon 2015

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

グルメシティで、税抜き734円で購入。

【外観】
清澄度:多分澄んだ
輝き:強め
色調:若々しいが黒みの強い色調の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:色付きが良い、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>すみれのようなフローラル、ブラックベリー、たばこ、ちょっと腐葉土、干しぶどう?
<香辛料・芳香・化学物質>肉、なめし革、血液、オリエンタルスパイス
香りの印象:華やかな印象と、なぜか熟成感がある

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:やや粗い、収斂性がある
バランス:若干痩せた印象があり、乾いた感じ
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ちょっと酸化した印象で、酸っぱくて収斂性がある。

【供出温度】
10-13度 ちょっと酸っぱいのであまり冷やし過ぎない方が良さそうだが、温度上がってどうなるかも分からない

【グラス】
中庸 ※香りは意外といい

【デカンタージュ】
必要なし するとさらに酸っぱくなりそう

【総評】
外観は、黒っぽいちょっと不思議な色調の濃いガーネットで、底光りするような輝きと液面のツヤがあります。

香りは、最初にスミレのようなフローラル、なめし革、黒い果実、肉や血液、ちょっと腐葉土のような熟成感もあり、華やかで複雑な印象。

味わいは、やや軽めで酸化してる感じの刺々しいアタックから、果実感は抑えめのドライで痩せた酸っぱい味わい、タンニンがキューっと締めてきて、収斂性のあるフィニッシュ。

香りは良かったのですが、謎の熟成感は酸化してるのが原因だったんですね。
第一印象はあまり良くないですが、この酸っぱい感じが管理のせいなのか、もともとこういうワインなのかは分かりません。

ただ傷んでるって感じではなく、魅力もありますね。
ボルドースタイルを標榜してる、志の高さみたいなものは感じますね。

後味は酸っぱいのですが、チャーミングな果実感も残ってまたグラスに手が伸びます。
飲み進むと、だんだん良くなってくるタイプかもしれません。

今日の晩御飯は、鶏のトマトシチュー。
このワイン、荒っぽい感じが料理とのつなぎになってて、普通に良く合います。

ワインのまとまりがイマイチな分、食事との馴染みは良くて、合わせる料理の幅も広そうです。
ちょっと不足しているところが、食事が入ると完成するみたいなイメージ。

おつまみのミックスナッツにもよく合いました。

時間が経つと、青っぽい個性的な香りのあるニューワールドのカベルネ・ソーヴィニヨンって感じになってきました。
ワインだけで楽しめますね。

人に例えると、まだ若くて青臭いところがあるけど、個性的で魅力のある青年って感じ?

ワインとしてまとまっているわけではありませんが、個人的には嫌いじゃないですね。
そんなに高くもないので、飲んでみて損はないのではないでしょうか。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


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