2014/04/19

シャトー・オー・モンダン ブラン 2011

シャトー・オー・モンダン ブラン 2011
シャトー・オー・モンダン ブラン 2011
Chateau Haut-Mondain Blanc 2011

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー
アルコール度:13%
ブドウ品種:セミヨン70%、ソーヴィニヨン・ブラン30%

ヴェリタスの通販で、6本セット4980円で購入、1本あたり830円で購入。
参考価格は、924円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジ色の強い、濃いイエロー
濃淡:濃い
粘性:やや強め
外観の印象:酸化熟成が進んだ、色づきが強い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:りんご、酸化をイメージさせるシードル、カリン、甘い果実香、はちみつ
香りの印象:最初は酸化した印象だったが、だんだん甘い印象で落ち着いてきた

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:やや酸化した印象、シャープ
苦味:コク(深み)を与える
バランス:やや酸化した、ふくよかな
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
酸化したりんごの印象

【評価】
管理が良くなかったのか、3年前なのにかなり酸化が進んでいる。

【供出温度】
8-10度
温度が高いと酸化の印象がきつくなる

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、明らかに酸化しているオレンジ色の強い外観で、黄金色に近く、輝きがあります。

香りは、酸化をイメージさせるリンゴやシードルで、時間が経つと、甘い果実香やはちみつのような印象も出てきました。

味わいは、酸化した酸っぱいアタックで、じんわり甘い残糖の印象などあるが、ほぼ饐えた酸の印象でフィニッシュまで続きます。

これはダメだ、もう1本開けるか、というレベルですね。
でももう少し飲み進んでみることにします。

大体、ワインセットにはこういうハズレワインが1本くらいは入ってるものですね、と諦めて飲み進むと、あれ?意外と飲める。
ワインだけでちびちび飲んでると、これ以外と美味しいかも。

確かにボルドーブランって、こういった酸化した印象のワインによく当たるのですが、ひとつの文化なのでしょうか。
酸化した印象があることで、ブランデーとか、ウィスキーに近い強い印象がでるんですよね。
ワイン文化の奥深さを感じますね。

フレッシュフルーティが主流の中で、酸化熟成を味わいの中心にもってきて、他の産地では真似できない味を作るってことでしょうか。
ただ、一般受けするかどうかはまた別ですが。

今日の晩御飯は、春キャベツと鶏肉のトマトシチュー、とピラフ。
合わせてみると、親戚のおじさんが、まったく話題も合わないのに、「何だ何だ、それ?」って絡んでくるような、合い方?

料理とワインがぴったりフィットしないんだけど、なんとなくワインが歩み寄るような。
熟成感があるからですかね?

カミさんに感想を聞いたら、880円くらい、全体的にあまり美味しくない、という評価。
後味のグレープフルーツのような苦味が気になる、とのこと。

ビーフジャーキーにも、なになに?って寄ってくるけど、ピッタリフィットはしませんね。

そう、このワイン、美味しくないんですけど、何となく憎めないんですよね。
こういうタイプ、好きな人は好きかも。

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※サイトより引用
品質と価格のバランスに優れたワインとして、バリュー・ボルドー受賞の実績を持つボルドーの秀逸蔵、オー・モンダン ブラン
セミヨン70%、ソーヴィニヨン・ブラン30%。
黄桃やリンゴ、アプリコットにパイナップルなどのトロピカルな香りが大爆発!
柔らかな酸味と豊かな果実味とのバランスが良い辛口白です。

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