(1)カルメネール(チリ:コキンボ地区域:エルキ・ヴァレー:10)\1299
(2)シラー、メルロー、テンプラニーリョ(スペイン:カタルーニャ州:DOカタルーニャ:08)\1090(特売)
(3)テンプラニーリョ50%、メルロー50%(スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ:10)\1001
の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:やや薄め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カシス、ブルーベリー、なめし革、グリーン系スパイス、かすかにヴァニラ?
香りの印象:開いている、木樽からのニュアンス
【味わい】
アタック:ソフト
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらか、フレッシュ
バランス:肉厚で、心地良い
タンニン分:強めだが、優しい
アルコール度:やや強い
余韻:やや長い
【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮感のある)
【評価】
濃縮感があり、フルーティで力強い
【供出温度】
15-18度
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
底がまったく見えない、とても濃い外観。
フチは紫で、まだ若い印象。
ニューワールドっぽい外観。
香りは、フルーツ系に茎っぽいグリーン香が入る。
カベルネ・ソーヴィニヨンっぽいが、この中にはない。
いままでも、カルメネールをカベルネ・ソーヴィニヨンと間違える事が結構あったので、ここはカルメネール?
飲みくちはとにかくマイルド。
ボリューム感があるが、優しいフルーツ感。
しかもポートワインのような熟成感と甘みがある。
これはちょっと不思議な感じ。
酒精強化ワインみたい。
時間とともに、お醤油のような香りが出てきた。
濃厚だけど、やさしくスッキリとしたフルーツ感はカルメネールっぽい。
ファイナルアンサーで、カルメネール
で、ブー
なんと、テンプラニーリョ、メルローのスペイン。
【総評】
バルデルバ 2010 ボデガス・セニョリオ・デ・アイレス
VALDERBA 2010
スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:テンプラニーリョ50%、メルロー50%
DSKワインの通販で、6本セット3980円、1本あたり663円で購入。
参考価格は、1001円。
カミさんに感想を聞いたら、「濃いねこのワイン、880円くらい。」というこたえ。
あまり濃いワインが好きじゃないカミさんですが、このワインは悪くないみたいです。
とにかく濃い外観で、透明度はほぼゼロ。
5mm先も見えないって感じです。
香りは、ポートワインのような熟成感が特徴。
いや、ポートワインじゃなくて、シェリーですね。
ペドロ・ヒメネスの甘いシェリーの、黒蜜ぽい感じ。
いわゆるドライなワインの分類に入るのですが、ソフトな口あたりと濃厚なフルーツ感、残糖もややあって、総合的に「甘~い」印象を受けます。
これは好きな人はハマりそうな味わいですね。
ちょっと、シェリーみたいだし。
ワインだけで、クイクイ飲めます。
今日の晩御飯は、肉団子の酢豚。
普通だと赤ワインには合わせにくいですが、このワイン、なんだかとっても馴染む感じ。
食事をフワーッと包み込みます。
中華風のドレッシングをかけたサラダにも、問題なく合いました。
甘くて熟成したフルーツ感が、ワイン自体を柔らかくしているので、食事との相性も広くなってるみたい。
このペドロ・ヒメネスのシェリーのような熟成香が、中華料理にも良く合いそうです。
食事が終わって、おつまみで「ベビースター ラーメンおつまみ 海苔わさび味 ピーナッツ入り」に合わせると、ピーナッツは問題なし。
海苔わさび味のベビースターには、「・・・」な感じ。
合わないんだけど、何か、新しい世界をみたような・・・なんとも表現出来ません。
おつまみ無しでも、ワインだけでも美味しく飲めますね。
好き嫌いはあるかしれませんが、コストパフォーマンスは高いと思います。
個性的で、面白いワインですね。
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※サイトより引用
“バルデルバ”
[生産者:ボデガス・セニョリオ・デ・アイレス]
[産地:スペイン、アラゴン州]
[タイプ:赤、ミディアムボディ]
雄大な大自然の中の畑から生み出されるコスト・パフォーマンスに優れた赤ワイン。幅広く愛される味わいです。ステンレスタンクで仕上げられるフレッシュな果実のアロマを持つバランスの良い味わい。
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