2012/12/08

サラダ フュージョン 2009 (ブラインドテイスティング:当てる)

サラダ フュージョン 2009
(1)カリニャン60%、グルナッシュノワール30%、シラー10%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCフィトゥ:08)\1239
(2)カベルネ・ソーヴィニヨン100%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:09)\1124
(3)ガルナッチャ・ティント、モナストレル、シラー、プティ・ヴェルド(スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:アルマンサDO:09)\980
(4)ピノ・ノワール(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\980

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いガーネット(ほとんど黒)
濃淡:とても濃い
ディスク:薄い
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カシス、ブラックベリー、タバコ、グリーン系スパイス、ブルーベリージャム、ユーカリオイル
香りの印象:開いている、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらか、フレッシュ
バランス:肉厚な、心地良い
タンニン分:力強い、緻密
アルコール度:強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(濃厚な)

【評価】
濃縮し、力強いが、チャーミングな印象もある

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし、飲む寸前

【判定】
ほとんど黒に近い、濃い外観。
フチは紫で若々しさがある。
ピノ・ノワール以外は候補。

香りは香木のようなグリーン香と、揮発性のあるユーカリオイルのような印象がある。
生肉のような動物香があって、時間とともにカラメルっぽさも出てくる。
この段階ではなかなか判断がつかない。

味わいは、ヒンヤリしたクールな口あたりがとても好印象。
果実感もチャーミングで、フルーティで飲みやすい。
ほんのり甘みもある。

グルナッシュのような果実感なので、ここはスペインとフィトゥに絞る。

フィトゥだとカリニャンが60%なので、もう少しクセがありそう。
そうなるとスペイン?

ファイナルアンサーで、ガルナッチャ・ティント、モナストレル、シラー、プティ・ヴェルド
で、ピンポン

このワイン、美味しいです。

【総評】
サラダ フュージョン 2009
Sa_Ra_Da FUSION 2011

スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:アルマンサDO
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ガルナッチャ・ティント、モナストレル、シラー、プティ・ヴェルド

酒のやまいちの通販で、5本セット4980円、1本あたり996円で購入。
参考価格は、980円。

ものすごく濃い外観に、ちょっとビビってたのですが、飲み口は優しく、フルーツ感はチャーミング、後味も程よく渋みが残って、爽やかな印象。

完全にフルーツ感中心なのですが、複雑な香りや、しっかりしたタンニンがワインの深みを出してる感じ。

ガルナッチャの良さが活きてます。
ローヌ南部のシャトーヌフ・デュ・パプあたりに通じるものがありますね。

チャーミングなフルーツ感と深みというか。

カミさんに感想を聞いたら、「フルーツ感が濃厚で美味しい、1280円くらいの印象」とのこと。

今日の晩御飯は、焼肉。

焼肉のたれって、ちょっと甘みがありますが、このワインなら大丈夫。
フルーツ感を加えてくれる役割と、脂っぽさを抑えてくれる、2つの効果があります。

なかなか良い感じで肉もワインも進みますね~、美味しい。

食事が終わって、ワインだけになっても問題なし。

いろいろなシーンで活かせそうです。

フレッシュなフルーツ感をうまく出している、イマドキのワインの見本のような味わいです。
これはオススメ。

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サラダ フュージョン

※サイトから引用
パーカー88点!ベルリン・ワイントロフィー金賞!
FUSIONという名前・・・・
JAZZ、ROCK、LATINを融合して生まれた音楽のようにアルマンサの地ブドウ ”ガルナッチャ・ティントレラ”スペイン果実味系の王道 ”モナストレル”南仏系濃厚ワインを生み出す ”シラー”そして、ボルドー系に力強さを加える ”プティ・ヴェルド”どれも個性的なメンバーが、ひとつにまとまり、しなやかなハーモニーを奏でます。
紫がかった濃い赤色が印象的。ラズベリーやバラ、スミレの香りにシナモン、クローブ、コショウやミントのスパイシーさも特徴です。口に含むとまろやかでいて、心地よいタンニン、長い果実味のある余韻が残ります。

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