2012/12/09

アントニー・バルトン ボルドー・ブラン 2010 (ブラインドテイスティング:当てる)

アントニー・バルトン ボルドー・ブラン 2010
(1)ソーヴィニヨン・ブラン100%(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:10)\1880
(2)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCプティ・シャブリ:10)\1790
(3)ゲヴュルツトラミネール(米:オレゴン州:09)\1380

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかったイエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、輝きのある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:レモン、グレープフルーツ、青草香、ミネラル、クリーム、爽やかなハーブ、白い花
香りの印象:第1アロマが強い、おとなしい

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:フレッシュ、シャープ
バランス:スリム、溌剌とした、シャープ
苦味:爽やかさを感じさせる
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュ)

【評価】
すっきりシャープな飲み口だが、アルコール度はしっかりある

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
若々しい、グリーンがかった外観はソーヴィニヨン・ブランが候補。

香りはやや控えめながら、ソーヴィニヨン・ブランの特徴が出ている。

飲み口はほんのり甘みがあって、アタックは爽やかで軽いが、アルコール度がしっかりあとから効いてくる感じ。

普通に考えるとソーヴィニヨン・ブランなのだが、価格感が2000円近い感じではない。

ゲヴュルツトラミネールを検討するが、あの特徴的なライチ香は感じられない。
シャープな飲み口という点では、シャブリも候補だが、香りがやはりソーヴィニヨン・ブラン。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

いやー、これもうちょっと期待してたのに。

【総評】
アントニー・バルトン ボルドー・ブラン 2010
Anthony Barton Bordeaux Blanc 2010

フランス:ボルドー地方:AOCボルドー
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%

町田の蔵家さんで、1880円で購入。

カミさんに価格感を聞いたら、880円。
1880円と伝えると、それは高い、という評価。
軽くて、ちょっと酸化したような酸っぱさがあるので、安く感じる、という感想でした。

ボルドーブランって、伝統的に酸化したリンゴのような印象があったりしますが、このワインはちょっと違って、何となく味気ない感じの酸味なんですよね。

軽くて、ボリューム感が無くて、ちょっとアルコールが浮いてる感じで、第一印象はイマイチ。

ちょっとワインの温度が低いのかもしれません。
食事と合わせたり、時間が経つと変わってくるかも。

今日の晩御飯は、鶏の唐揚げにピリ辛ダレをかけたもの。

ボルドーブランには合わなさそうなメニューですが、案の定、いまいち馴染みません。
サバのみりん干しに合わせてみましたが、これもやっぱりイマイチ。

ちゃんとワインに合うメニューじゃないとダメみたいですね。

時間が経っても、あまり変化はありません。
香りもあまり強くならないし、ボディもちょっとひ弱?

なめらかな口あたりや、すっきりした飲み口は良い感じで、クリーンで、すーっと体に入っていく感じは上品さを感じます。

ですが、全体的にはやや物足りないんですよね。
後味の苦味もややキツめで、爽やかさが無い。

このワイン、ちゃんとした料理に合わせないと活きてこないタイプみたいですね。
家庭で良さを引き出すのはちょっと難しそう。

コストパフォーマンスもイマイチかな~。

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【あす楽対応】2010 アントニー・バルトン ボルドー・ブラン

※サイトより引用
ンスのボルドー、サン・ジュリアン村にあるシャトー・レオヴィル・バルトン(第二級格付)とシャトー・ランゴア・バルトン(第三級格付)のオーナー、アントニー・バルトンがボルドーのアペラシオンの典型的な特徴を具えたワインを厳選してつくり上げた酸と果実味が見事なバランスを保っているエレガントな白ワインです。
15haのLangoaと45haのL ovilleの土壌は粘土質の下層土を持った砂利質で、最高の品質を得る古樹が高い比率 を占めています。葡萄品種は両シャトー共にカベルネ・ソーヴィニヨン 72%、メルロ 20%、カベルネ・フラン 8%と同じ比率で、醸造法も全く変わりません。ワインは共に非常にバランスのとれたSaint-Julienの典型で、洗練されたブーケとフレーバーを具えています;エレガントさとフィネスをパワーや抽出よりも重視して葡萄が完全に熟した状態で収穫し、醗酵を30/32℃の温度にコントロールして行ない、過度の抽出を避ける為に適切な時点で果汁を果皮から離すようにします。
Ch teau LangoaとL oville Bartonは魅力的な深い色、素晴らしいストラクチャーと十分なタンニンを持った長期熟成型のワインです。現代的な醸造法によって以前よりも若い段階で楽しむことができるようになりましたが、偉大なヴィンテージのワインは25年から30年以上かけて熟成します。その為軽いヴィンテージのワインを適正な時点で飲む方が偉大なヴィンテージのワインを成熟期に達する前に飲むよりもずっと楽しむことができます。
Lady LangoaはCh teau LangoaとL oville Bartonのセカンド・ラベルです。その名前は1821年にCh teau Langoaを購入したヒュー・バルトンの娘、スーザンに因んで付けられました。
【テイスティング・ノート】
グレープフルーツやパイナップルを思わせる清清しい香り、セミヨンから来る白い大きな花のフレーバーが実に優雅。しっかりとした果実味があり、あまり冷やさず、ゆっくりといただきたい香りを楽しむためのワイン。

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