2012/12/24

ミッシェル・グロ ブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ 2008 (ブラインドテイスティング:当てる)

ミッシェル・グロ ブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ 2008
(1)カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー36%、プティ・ヴェルド4%(仏:ボルドー地方:AOCオー・メドック:09)\2980
(2)ピノ・ノワール100%(仏:ブルゴーニュ地方:AOCオー・コート・ド・ニュイ:08)\2380
(3)ネッビオーロ(伊:ピエモンテ州:DOCGバローロ:08)\2380
(4)グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、サンソー (仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCシャトーヌフ・デュ・パプ:09)\1780

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:微かにオレンジのさした、ルビー
濃淡:やや淡め
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:落ち着いた色調、明るさのある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:スミレ、イチゴ、赤い果実、張りのあるなめし革、グリーン系スパイス
香りの印象:酸化熟成の段階にある、第2アロマが強め

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:フレッシュ、シャープ
バランス:軽やかさがあり、心地良い
タンニン分:緻密、サラサラとした
アルコール度:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フローラル

【評価】
軽めの口あたりだが、華やかさがあり、芯が強い。

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし、飲む寸前?

【判定】
グラスの底がしっかり見えるくらいの透明感。
この段階では、ピノ・ノワール。

香りも、フローラルとなめし革で、上質なピノ・ノワールの印象。

飲み口も軽めでフレッシュ、キュッとある後味の渋みもピノ・ノワールらしい。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノワール
で、ピンポン

久々に、いいブルゴーニュって感じ。

【総評】
ミッシェル・グロ ブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ 2008
Domaine Michel Gros Bourgogne Hautes Cotes de Nuits 2008

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCオー・コート・ド・ニュイ
アルコール度:13%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

町田の蔵家さんで、2380円で購入。

華やかさがあって、特別な日って感じのする、ワインらしいワイン?です。

カミさんに感想を聞いたら、「ピノ・ノワールらしくて、素直で飲みやすい。2980円くらい。」という評価。

そうですね、最初温度が低かったので、分からなかったのですが、ヒンヤリとしたクールな印象がありますね。
さらに飲み終わりも、スッキリとキレイに消えます。

飲めば飲むほど美味しいブルゴーニュですね。
これはいい。

今日の晩御飯は鶏もも肉のグリル。
塩コショウしてオーブンでじっくり焼いて、醤油と蜂蜜と砂糖の甘辛だれで仕上げたものです。

ちょっとタレに甘みがあるせいか、このワインとはイマイチ馴染みませんでした。
どちらかというと、牛肉の方が合うかも。

チーズのコンテがあったので、合わせてみると、これはジワッと馴染む感じで、悪くありません。

このワイン、ブルゴーニュらしさがありながら、クリーンでクリアでフレッシュ感があって、ワインだけでも爽やかに飲めます。

赤ワインでこれだけ爽やかさを感じるワインは珍しいかも。

良いワインですね。
何もなくても、どんどん進みます。

なんでしょうか、温州みかんを食べてるみたいな、フレッシュ感がありますね。
スイスイ飲んでしまって、このワイン、危ないぞー。

このワイン、常備したいくらい、スゴイ美味しいです。
飲めば飲むほど美味しくなってきました。

グラスに残し少しになっても、香りは強く、しっかりしてます。

これはいいワインですね。
お買い得だと思います。

■楽天ショップへのリンク

【ミッシェル グロ】 ブルゴーニュ オート コート ド ニュイ [2005] 750ml・赤 []

※サイトより引用
グロ家のワイン造りの歴史は、ニュイ・サン・ジョルジュの近郊ショーという村で1804年に生まれたアルフォンス・グロに始まり、息子のルイ・グロによってその礎が築かれます。
ルイ・グロから畑の一部を引き継いだ息子のジャン・グロは、多くの改革を行いその後のドメーヌの発展に大きく貢献、グロファミリーを世に知らしめました。
その後ジャンの畑は相続により分割されましたが、ジャンの後継者となったのは長男であるミッシェル・グロです。
ミッシェルはボーヌ大学で醸造学を学び、1979年にオート・コート・ド・ニュイの2ヘクタールの畑から初めてのワイン造りをスタート、自身のドメーヌ名で伝統の名に恥じぬすばらしいワインを造り続けています。

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