2012/07/22

チャリオット ジプシー 2010 (ブラインドテイスティング:当てる)

チャリオット ジプシー 2010
(1)グルナッシュ70%、シラー30%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:10)\1575
(2)ガメイ、ピノ・ノワール(仏:ブルゴーニュ地方:AOCコトー・ブルギニョン:11)\1480
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン(南ア:コースタルリージョン:パール地区:08)\1365
(4)シラー35%、カリニャン25%、サンジョヴェーゼ19%、メルロー17%、カベルネ・ソーヴィニヨン4%(米:カリフォルニア:10)\950

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ニュートラルな色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:落ち着いた色調、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ブルーベリー、チェリー、赤い果実、グリーン系スパイス、胡椒、燻製肉、硫黄?
香りの印象:やや熟成感がある、閉じてる?

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:フレッシュ、強め
バランス:ちょっとチグハグ、ジュースが混ざったような印象
タンニン分:弱め、後味に微かに残る
アルコール度:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュ)

【評価】
カジュアルなまとまり、ジューシー

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
わずかに透明感があり、落ち着いた色調。
若さはあるので、2010年くらいが候補か。

香りの印象は、カジュアルな果実感と、ちょっとクセのあるグリーン系のスパイス。
それにカラメルっぽさも入る。
シラーでときどき感じるグリーン系の印象のような感じ。

味わいは、ライトで、半分ジュースみたいなカジュアル系。
一気にアメリカが候補。

フランスでは無さそうだが、ガメイ、ピノ・ノワールは一応検討。

後味のクセがちょっとピノ・ノワールっぽい感じもあるけど・・
ちょっとキャンディっぽい感じもガメイっぽいけど・・・
期待の、コトー・ブルギニョンとしては、ちょっと今ひとつなまとまりなので、悩む。

逆にアメリカの品種は、シラーにカリニャン、サンジョヴェーゼ、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンで、なんでもあり。

やっぱりこっちかな。

ファイナルアンサーで、アメリカ
で、ピンポン

ファストフードに合いそうな、アメリカのデイリーワインって感じです。

【総評】
チャリオット ジプシー 2010
CHARIOT GYPSY 2010

アメリカ:カリフォルニア州
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラー35%、カリニャン25%、サンジョヴェーゼ19%、メルロー17%、カベルネ・ソーヴィニヨン4%

リカーランドトップで、950円で購入。

柔らかい飲みくちで、タンニンも少なく、ジューシーで、飲みやすいワインです。
でも、あまりにジュースっぽくて、個人的にはアウトかな。
950円も高すぎる印象。

合わせる食事によっては活きるかも。
バーベキューとかに持って行くと、喜ばれそう。

角が取れてて、飲みやすい口あたりなのですが、あまりに削りすぎてワインらしさが無くなった、って感じなんですよね。

ただ、ワインだけでも飲みやすいので、どんどん飲んじゃいますね。
ワイン・カクテルって感じ?
アルコール度は高めなので、どんどん酔っ払います。

今日の晩御飯は、ダッチオーブンで焼いた、チキンのグリル。
味付けは、市販のスパイスで、ちょっと手抜き。

赤ワインに合わせるには、ちょっとさっぱりした味付けなのですが、それにしても、このワインは合いません。
というか、あまりにジュースっぽくて、食事が活きませんね~。

家庭料理なのに、料理の方がもったいない、と思う珍しいパターン。

甘みが特徴なので、照り焼きとかだと合いそうかな。
というか、やっぱり、ハンバーガー?

食事が終わって、ワインだけで飲んでると、ジュースっぽくてお腹にたまる感じ。
あんまり量は飲めないかも。

何とも不思議な甘みがあるので、ドライなワインが好きな人はイマイチかもしれません。

ラベルはなかなか個性的で好きなんですが、リピートする事は無いかも。

■楽天ショップへのリンク

チャリオット・ジプシー カリフォルニア[2010]

※サイトより引用
ジム・ニール・ワイン・カンパニーはカリフォルニアの有名レストラン「スパゴ」、「テラ」等でシェフを務めた経験を持つジム・ニールが設立した走りはプライベートワイナリー。
2008年からサンタ・ヘレナの有名ワイナリー、ジョセフ・フェルプスで10年以上、醸造担当者を務めたジェフ・ハンスエイカーを醸造長に迎え、高い評価を得ることとなりました。
チャリオット・ジプシーは同社の看板商品で、勝利を目指すタロットカードのチャリオットをモチーフにしたワインです。「上質で料理に合わせやすいワインを、親しみやすいプライスで提供すること。」がチャリオット・ジプシーの理念となっています。
また、カリフォルニアの高級スーパー「トレーダー・ジョーズ」の専売品で同チェーンでは年間2万ケースを販売している銘柄。
ナパ・バレー、ソノマ、サン・ホキアン、モントレーなどの広大なぶどう園で栽培された、シラー、カリニャン、サンジョヴェーゼをブレンドしたワイン。
濃いルビー色にスミレ色がかったエッジをもち、深みのある色調で、ストロベリーやラズベリーの爽やかなアロマと共に、焼菓子やホワイトペッパーがほのかに香ります。
瑞々しいフルーツの果実味としっかりとした酸味、そして滑らかなタンニンが感じられ、ボリュームがありながら、決して飲み難さを感じさせないスタイル。柔らかなオークの風味も楽しめます。

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