(2)ガメイ、ピノ・ノワール(仏:ブルゴーニュ地方:AOCコトー・ブルギニョン:11)\1480
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン(南ア:コースタルリージョン:パール地区:08)\1365
(4)カリニャン45%、グルナッシュ・ノワール45%、シラー10%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCフィトゥー:09)\1365
(5)シラー35%、カリニャン25%、サンジョヴェーゼ19%、メルロー17%、カベルネ・ソーヴィニヨン4%(米:カリフォルニア:10)\950
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:ニュートラルなルージュの、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した、濃縮感がある
【香り】
豊かさ:やや弱い
特徴:ブルーベリー、プルーン、加熱した果実、赤い花、黒蜜、樹脂
香りの印象:開いている、熟成感がある
【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):控えめ
酸味:しっかり、まろやか
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:サラサラした、収斂性がある
アルコール度:やや強め
余韻:やや長い
【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮感のある)、スパイシー
【評価】
やや熟成感がある、濃縮感のある
【供出温度】
15-18度
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
濃い外観からは、ニューワールドと南仏が候補。
香りの特徴は、熟成感。
2008年、2009年の2本が候補。
でも、カベルネ・ソーヴィニヨンらしさはなく、カリニャンなどのローカル品種っぽい。
味わいは見た目よりは軽く、よく言えば、シャトーヌフ・デュ・パプのような、煮詰めたような果実感がある。
とにかく南仏っぽい。
ファイナルアンサーで、カリニャン、グルナッシュ・ノワール、シラーのフィトゥー
で、ピンポン
ミニ・シャトーヌフ・デュ・パプみたいな感じ?
【総評】
フィトゥー・ルージュ 2009 シャトー・ド・カスカステル
Fitou Rouge 2009 Chateau de Cascastel
フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCフィトゥー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カリニャン45%、グルナッシュ・ノワール45%、シラー10%
伊勢丹で、1365円で購入。
濃縮感があるけど、チャーミングな印象の果実感が特徴。
プルーンのような、ちょっとクセのある甘い印象の果実感です。
そこに、スパイスと薬草のような香りが入って、南仏らしい、濃厚な味わいを出していますね。
カミさんに価格感を聞いたら、1380円で、ほぼ正解。
とはいえこのワイン、伊勢丹で買っているので、普通にスーパーに売っていたら、1000円ちょっとかな?
でも味わいは、しっかり、1500円くらいの厚みを感じます。
後味がドライで、収斂性があって、ワインだけだと、だんだん辛くなってくるタイプですね。
食事と合わせた方が活きるタイプでは。
今日の晩御飯は赤ワイン仕立てのビーフシチュー。
自家製で、ダッチオーブンで作った、素朴な味わいのメニューです。
合わせて見ると、ちょっとフルーツ感がやや浮いた感じで、ピッタリはきませんが、でもまあ、問題なし。
食事に合わせても、そのまま飲んでも、あまり印象が変わらないかも?
食事が終わって、ワインだけになっても問題無く飲めます。
ただ、グラスに入れて時間が経つと、力が落ちて、酸っぱくなってきますね。
このワイン、悪くないけど、それほどまあ、抜群に良いわけではないかな。
ミニ・シャトーヌフ・デュ・パプみたいな感じがあるので、その点ではオススメでしょうか。
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※サイトより引用
マコン・グラン・ヴァン・コンクール 2011 金賞
1986年度 世界最優秀ソムリエ ジャンボン氏が選んだ辛口の赤ワイン
12世紀初頭に建てられたシャトーです。ブドウ園はテラ・ヴィティスの認証を得ています。手摘みされた3種の葡萄は、各々に熟成が行われ、シラー種は樽で3か月間熟成しています。
輝きのある濃いカーマインレッドの素晴らしい色調で、紫色のニュアンスを伴う。際立つ香りは、繊細で複雑みがあり、黒いベリー系の熟れた果実やスパイス、バニラの香りなどが感じられ、ベースにはスモーキーな香りが漂う。ボリューム感のある口当たり。肉付の良い緻密でなめらかなタンニンが、ワインに奥深さを与えるとともに、繊細なワインに仕上げている。アロマの余韻とともに、全体の印象が長く持続する、味わい深く格調高い素晴らしいフィトゥー。(ジャン・クロード・ジャンボン氏によるコメント)
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