2012/06/02

カンティーネ・アウローラ エラ シラー オーガニック 2010(ブラインドテイスティング:外す)

カンティーネ・アウローラ エラ シラー オーガニック 2010
(1)カベルネ・ソーヴィニヨン54%、メルロー26%、タナ7%、マスカット・ベーリーA4%、甲州4%、ノートン3%、その他2%(日本:山形・上山、栃木・大平町、栃木・足利、長野・高山村、山梨・勝沼、埼玉・熊谷、群馬・赤城:10)\1715
(2)シラーズ(豪:南オーストラリア:10)\980
(3)シラー100%(伊:シチリア州:IGTシチリア:10)\982
(4シラーズ(南ア:WOウエスタン・ケープ:11)\924
(5)テンプラニーリョ40%、モナストレル40%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%(スペイン:DOバレンシア:07)\898

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:赤味の強い、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚い
粘性:弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:少し落ち着きのある色調、やや明るめ

【香り】
豊かさ:それほど強くない
特徴:ブラックチェリー、アルコール、プルーン、ドライフルーツ、フローラル
香りの印象:少し熟成感がある

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):控えめ
酸味:優しい、おだやか
バランス:ライトで柔らかい、流れるような
タンニン分:優しい、少し舌が乾く
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
軽めのボディながら、深みのある味わい

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
やや明るめで、落ち着いた印象。
スペインの2007年が候補。

香りもちょっとプルーンのような落ち着き感がある。
弱い香りで、特徴がつかみずらい。
日本も候補。

味わいはライトで、おだやか。
安いスペインか、日本か。

スペインはテンプラニーリョとモナストレル。
モナストレルは確か鉄サビのような印象が特徴だったかと、香りを探ってみると、何となく感じる。

テンプラニーリョは野趣のある動物香が特徴だが、それも何となくある感じ。

ファイナルアンサーで、テンプラニーリョ、モナストレル、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブー

なんと、イタリアのシラー。

【総評】
カンティーネ・アウローラ エラ シラー オーガニック 2010
ERA Syrah Sicilia 2010

伊:シチリア州:IGTシチリア
アルコール度:13%
ブドウ品種:シラー

ヴァン・ヴィーノの通販で、6本セット5900円で購入。1本あたり984円
参考価格は982円。

これはまったく、シラーだとは思いませんでした。
こんなに軽いシラーは初めてかも。

今日の晩御飯は、高菜おにぎりと自家製の餃子。

軽いので、高菜のおにぎりにも合いますね。
シラーと高菜おにぎりなんて、普通では絶対合いません。

何もつけない、自家製餃子だと、野菜が多いので、ワインがやや勝ち気味。
でも何となく馴染みます。

ちょっと不思議な合い方ですね。

最初、軽くて安っぽい印象がありましたが、食事と合わせると印象が変わってきます。
ふところが深くて、いいやつ的な印象。

ビーフジャーキーに合わせると、ちょっとケンカする感じ。
ワインの苦味が出てきます。

肉の臭みも出てきて、いままでビーフジャーキーに赤ワインを合わせた中でも一番合わないのでは。

ワイン自体が控えめで優しい感じなので、味も香りも強い食材には合わせにくいのかもしれません。

和食系肉料理から、ライトな中華、くらいが合わせるゾーンかも。
筑前煮とか合いそうですね。

1000円前後のワインとしては、ちょっと軽いかな、と思いましたが、オーガニックという事と、飲み進んでも嫌味が出てこないって点で、悪くないですね。

独特な世界観を持っているので、ピッタリ当てはまるシーンがありそうな感じです。

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事