
届きました。
リーデルのチロルシリーズ。
さすがにワイングラスなので厳重な梱包です。
二重の箱入りで、その回りをさらにプチプチでくるんで送られてきました。
■チャーミングで、質感の高いデザイン
一目見た感想は、「かわいい!」。
なんともキュートなフォルムです。
写真では分からなかった台(プレート)の部分は、半球体のクリスタル・ガラスの無垢でした。

通常のワイングラスのプレートくらいの厚みで、湾曲して半球体になっているのかと思っていましたが、下面はほぼフラットで分厚いレンズのようです。
気泡とか濁りはない、透明感の高い純粋なクリスタル・ガラスなのでとてもキレイ。
■オリエント急行で採用されている、安定感のあるバランス
台(プレート)がクリスタル・ガラスの塊なので、本体(ボウル)部分の繊細な軽さと比べて、極端に重心が低く、とても安定感があります。
このチロルシリーズはオリエント急行で採用されているそうですが、揺れる車内の中でもビクともしなさそうです。
ただ、その分やや全体的に重い感じも・・・

重さを調べてみると、ヴィノムシリーズのシャルドネが、155グラムに対して、チロルシリーズのヴィオニエ/シャルドネは、165グラム。
わずか10グラムですが、もっと重い感じがありますね。
まず慣れない形状なので、持つ場所に困るのがその要因の一つではないでしょうか。
どうしても本体(ボウル)の部分は持ちたくないので、台(プレート)の部分を持つ事になります。
ところが半球体の形状なので、通常のワイングラスのようにつまんで持つわけにもいかず、ガッチリと持とうと力が入ってしまいます。
持っていて安定しないので、重く感じてしまいますね。
実際に使ってみると、やっぱり本体(ボウル)の部分をがっちり掴んでしまいます。
半球体の台(プレート)部分を持つのは相当慣れが必要そうです。
■小さな子供のいる家庭とか、ガーデンテラスとかで活躍しそう
ちょっと気軽に飲みたいけど、飲み口の分厚いグラスは嫌、って時に良さそうですね。
背が低く、重心が低くて倒れにくいので、小さな子供のいる家庭にはいいのでは無いでしょうか。
子どもがいる食事のシーンで、ワイングラスがあるとハラハラすることって結構ありますよね。
あとは、庭でのバーベキューとか、テラスでランチ、なんてシーンにも良さそうです。
足場が不安定なテーブルでも、重心が低いチロルシリーズだと安心。
リーデルなので、良いワインでも大丈夫。
さらに珍しいシリーズなので、ちょっとテーブルでの話題にもなりますよね。

■シーンによって使い分けるとワイングラスが長持ちする?
ワイングラスってある意味消耗品なので、よく割ってしまう人は試してみる価値があるかも。
優雅に飲みたい時には脚(ステム)のある、スラッとしたワイングラスを使い、ランチでちょっといただく時なんかは、このチロルシリーズがカジュアルな雰囲気でいいかもしれませんね。
一つあると、案外便利なシリーズではないでしょうか。
リーデル(Riedel) チロル ヴィオニエ/シャルドネ
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