(1)グルナッシュ、シラー、ムールヴェドル、サンソー(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCジゴンダス:07)\3480
(2)プティ・ヴェルド(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:07)\1040
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン50%、シラー50%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\950
(4)カルメネール(チリ:セントラル・ヴァレー:10)\900くらい(6本セット@714円で購入)
(5)グルナッシュ50%、カリニャン25%、シラー15%、メルロー10%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\820
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、ガーネット
濃淡:濃い
ディスク:薄い
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:ちょっと落ち着いた、よく熟した
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カシス、ブラックベリー、動物香、血液、プルーン、シナモン
香りの印象:開いている、少し熟成感がある
【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖が多め、豊か
酸味:強め、フレッシュさのある
バランス:豊満で、強さのある
タンニン分:優しい、収斂性がある
余韻:やや長い
【フレーヴァー】
フルーティー(濃縮した)
【評価】
濃縮し、強さがある、少し熟成感がある
【供出温度】
15-18度
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
かなり濃くて、ちょっと落ち着いた色調の外観。
この中では2007年くらいが候補。
香りは果実香が中心で、樽の影響は少ない。
かなり凝縮感があり、プルーンのようなフルーツ感もある。
ちょっと独特な印象は南フランスのグルナッシュ?
シャトーヌフ・デュ・パプの感じ?
味わいも甘みを残していて、重いけど可愛くスッキリした果実感が、シャトーヌフ・デュ・パプをイメージさせる。
飲み口も柔らかくて、ちょっと悪臭系が入ってる感じは、ちょっとランク上のワインって感じ。
ファイナルアンサーで、ジゴンダス
で、ピンポン
フルーティさの中にも品質感を感じるワインです。
【総評】
M.シャプティエ ジゴンダス 2007
M.Chapoutier Gigondas 2007
仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCジゴンダス
アルコール度:14.5%
ブドウ品種:グルナッシュ、シラー、ムールヴェドル、サンソー
リカーランドトップで、3480円で購入。
シャトーヌフ・デュ・パプに通じるような、南ローヌのワインって感じ。
ほんのり熟成感が深みを出しています。
今日も晩御飯は焼肉。
牛カルビに焼肉のタレをつけて食べても、ワインが負けすに、タレのフルーツ感とシンクロします。
豚肉カルビは、豚肉の甘さとワインの甘さがシンクロして、そこそこ合う感じ。
カミさんに価格感を聞いたら、1480円。
3000円超えると伝えたら、それは高い、という評価。
香りがイマイチで、生っぽい感じとか、後味にアルコール感が残る印象が安く感じる、とのこと。
確かに、時間がたってもあまり変化が無くて、印象が変わらないかな。
濃厚で、ちょっとクセのある、独特なフルーツ感はなかなか良いのですが、いわゆる3000円超えのワインに期待する、深みとか、奥行き感みたいなものが無いのかも。
でも、飲み進んでもチャーミングで美味しくて、これはこれでありですね。
リッチなデイリーワインって感じ?
3000円超える期待感には応えてくれないかもしれませんが、ワインとしては、素直で、ナチュラルで、繊細さがあって、とても真面目な印象を受けます。
ワインだけで十分美味しいタイプです。
14.5%という高いアルコールにもかかわらず、チャーミングにまとまってますが、ちょっと後味が辛いかも。
時間がたっても香りがイマイチ開いてきませんね。
さすがに3000円超えだと、リピートしたいというほどでは無いかも。
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