(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ州:AOCプイィ・フュイッセ:08)\3900
(2)デラウェア(日本:山梨県:10)\1320
(3)ヴィオニエ80%、ソーヴィニヨン・ブラン20%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:09)\1080
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:中央渓谷地方:DOマウレ・ヴァレー:10)\840
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:濃い
ディスク:厚い
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:よく熟した、成熟感がある
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:洋ナシ、パイナップル、白い花、アーモンド、バター、ヴァニラ
香りの印象:開いている、第1アロマが強い、熟成感がある
【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:なめらかな、スムーズな
バランス:まろやかな、ふくよかな
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:ボリューム感がある
余韻:やや長い
【フレーヴァー】
フルーティー(濃縮した)
【評価】
成熟感があり、豊か
【供出温度】
8-10度
【グラス】
中庸
【判定】
かなり濃い外観からは、シャルドネかヴィオニエ。
香りは、フルーツ感が強く、熟した濃い印象はヴィオニエ。
ちょっと熟し過ぎた洋ナシのような、ヴィオニエの特徴がある。
味わいは軽めながら、ボディはしっかりしている。
というかブドウ品種の持っている厚みのような感じ?
ただ、日本のデラウェアもちょっと検討。
香りをあらためて嗅いでみるが、やはりこれはヴィオニエだろう。
ファイナルアンサーで、ヴィオニエ、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン
上品なまとまりのヴィオニエです。
【総評】
テール・ナチュール 白 2009
Terre Nature Blanc 2009
フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ヴィオニエ80%、ソーヴィニヨン・ブラン20%
イトーヨーカドーで、1080円で購入。
ヴィオニエって久しぶりかも。
この品種は、独特な世界観を持ってますよね。
濃厚で深いフルーティさというか。
このワインは口あたりが優しくて、ライトなアタックですが、飲んだあとにグーッと厚みが出るような印象があります。
濃厚な果実の香りが口から鼻に抜けてきて、いっぱいに満たされる感じ。
後味は結構スッキリと消えます。
とても上質感があるのですが、ちょっと刺すような苦味を持っていて、微妙に気になりますが、そのへんは個人差がありそうですね。
香りはフルーツ感にハーブやフローラルが合わさって、とても華やか。
お休みに開けても満足感があるのでは。
今日の晩御飯は鶏の炊き込みご飯。
香りも強めで、バターリィなので、和食には全く合いません。
さらに、ちょっと苦味も気になってくるかも。
カミさんに価格感を聞いたら、880円。
思ったより濃かった。バターっぽい、という感想。
このワイン、美味しいのですが、合わせる食事には気を使いそう。
ミックスナッツやドライフルーツにはバッチリ合いました。
食事と言うよりは、飲み会系かもしれませんね。
ヴィオニエのスタイルをちゃんと持っていて、モダンなまとまりも感じます。
果実感の厚みがあるのに、飲み口はスッキリしてますね。
これは、いいワインだと思います。
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