2012/04/07

テール・ナチュール 白 2009(ブラインドテイスティング:当てる)

テール・ナチュール 白 2009
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ州:AOCプイィ・フュイッセ:08)\3900
(2)デラウェア(日本:山梨県:10)\1320
(3)ヴィオニエ80%、ソーヴィニヨン・ブラン20%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:09)\1080
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:中央渓谷地方:DOマウレ・ヴァレー:10)\840

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:濃い
ディスク:厚い
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:よく熟した、成熟感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:洋ナシ、パイナップル、白い花、アーモンド、バター、ヴァニラ
香りの印象:開いている、第1アロマが強い、熟成感がある

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:なめらかな、スムーズな
バランス:まろやかな、ふくよかな
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:ボリューム感がある
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティー(濃縮した)

【評価】
成熟感があり、豊か

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
かなり濃い外観からは、シャルドネかヴィオニエ。

香りは、フルーツ感が強く、熟した濃い印象はヴィオニエ。
ちょっと熟し過ぎた洋ナシのような、ヴィオニエの特徴がある。

味わいは軽めながら、ボディはしっかりしている。
というかブドウ品種の持っている厚みのような感じ?

ただ、日本のデラウェアもちょっと検討。

香りをあらためて嗅いでみるが、やはりこれはヴィオニエだろう。

ファイナルアンサーで、ヴィオニエ、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

上品なまとまりのヴィオニエです。

【総評】
テール・ナチュール 白 2009
Terre Nature Blanc 2009

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ヴィオニエ80%、ソーヴィニヨン・ブラン20%

イトーヨーカドーで、1080円で購入。

ヴィオニエって久しぶりかも。

この品種は、独特な世界観を持ってますよね。
濃厚で深いフルーティさというか。

このワインは口あたりが優しくて、ライトなアタックですが、飲んだあとにグーッと厚みが出るような印象があります。

濃厚な果実の香りが口から鼻に抜けてきて、いっぱいに満たされる感じ。
後味は結構スッキリと消えます。

とても上質感があるのですが、ちょっと刺すような苦味を持っていて、微妙に気になりますが、そのへんは個人差がありそうですね。

香りはフルーツ感にハーブやフローラルが合わさって、とても華やか。
お休みに開けても満足感があるのでは。

今日の晩御飯は鶏の炊き込みご飯。

香りも強めで、バターリィなので、和食には全く合いません。
さらに、ちょっと苦味も気になってくるかも。

カミさんに価格感を聞いたら、880円。
思ったより濃かった。バターっぽい、という感想。

このワイン、美味しいのですが、合わせる食事には気を使いそう。

ミックスナッツやドライフルーツにはバッチリ合いました。

食事と言うよりは、飲み会系かもしれませんね。

ヴィオニエのスタイルをちゃんと持っていて、モダンなまとまりも感じます。
果実感の厚みがあるのに、飲み口はスッキリしてますね。

これは、いいワインだと思います。

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