(1)ピノタージュ(南アフリカ:ウエスタン・ケープ:コースタル・リージョン:スワートランド:09)\980
(2)シラーズ、 カベルネ・ソーヴィニヨン、グルナッシュ(オーストラリア(国内でボトリング)NV)\880
の2本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:オレンジがかった、サーモンピンクのロゼ
濃淡:中庸
ディスク:厚め
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、しっかり熟した
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:アセロラ、赤い果実、ミネラル、グリーン系のハーブ、スパイス
香りの印象:開いている、第1アロマが強い
【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやかな
酸味:優しいが、しっかりしている
バランス:心地良い、流れるような、
タンニン分:サラサラした、軽い
余韻:やや長い
【フレーヴァー】
フルーティー(濃縮感のある)、スパイシー
【評価】
優しい飲みくちながら、しっかりしたボディがある。
【供出温度】
8-10度、11-14度
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
ちょっとサーモンピンクの外観からは、複数の品種が入っている、オーストラリアの方が候補。
香りは、カベルネのようなグリーンっぽさと、シラーズのスパイシーさが入っている感じ。
飲み口は優しく、角がとれてる。
ちょっと角が取れすぎてて、個性が弱いくらいの感じ。
上品な香りと飲みくちは、グローバル品種の印象。
ファイナルアンサーで、シラーズ、 カベルネ・ソーヴィニヨン、グルナッシュ
で、ブー
何と、ピノタージュの方でした。
【総評】
フィッシュ・フック ピノタージュ ロゼ 2009
Fish Hoek Pinotage Rose 2009
南アフリカ:ウエスタン・ケープ:コースタル・リージョン:スワートランド
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノタージュ
イトーヨーカドーで、980円で購入。
ここのところ、南アフリカのワインは「ハズレ」が続いてて、ちょっと避けてましたが、このワインは当たりみたいです。
とても上品な印象で、すっきり飲みやすい味わい。
可愛らしいフルーツ感もありますが、ちょっと落ち着いた感じがあって、清楚なお嬢様って感じ?
それに、一度見ると忘れられない、魚の骨のラベルデザイン。
今日は子供がワインを選んだらしいのですが、ひと目で強いインパクトがありますね。
見た目はカジュアルで楽しい印象ですが、味わいは、ちょっと穏やかで品の良い感じ。
ちょっと炭酸を含んでる感じもあって、フレッシュ感がありますね。
気が付くとどんどん飲んでます。
カミさんに価格感を聞いたら、1280円でした。
今日の晩御飯はアジの干物と、チキンサラダ、かに玉風の玉子焼き。
アジの干物は生臭くなってダメ。
チキンサラダにはよく合いました。
食事が終わっても、ワインだけでも美味しく飲めます。
でもちょっと、ミックスナッツにも合わせてみました。
アーモンドよりも、ピスタチオの方が合うタイプですね。
赤ワインだとアーモンドの方が相性がいいですが、このワインはピスタチオの青みのあるロースト香にピッタリとはまりました。
ビーフジャーキーもあったので合わせてみると、完全にワインが負けて、姿が消えてしまいます。
これはせっかくのワインがもったいない。
でも、飲み会的な感じでは悪くありません。
若干、印象が変わらずに、単調かな~、と思う部分もありますが、1000円弱だったら十分な品質ではないでしょうか。
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