(2)ソーヴィニヨン・ブラン70%、セミヨン30%(仏:ボルドー地方:AOCペサック・レオニャン:07)\2980
(3)バッカス(英:イングランド南東部:05)\2400
(4)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCシャブリ・プルミエ・クリュ:10)\1880
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
色味の強い、濃い目のイエロー。
色調はかすかにオレンジよりの強い色調のイエロー。
輝きは強め。
粘性は強い。
【香り】
熟した南国系の果実。
パッションフルーツ。
ヴァニラ。
ミントのようなハーブ。
グラスを回すと、バナナやオレンジのようなフルーツ。
フルーツとハーブが中心。
香りはとてもボリューム感があって強い。
【味わい】
残糖を微かに感じるセック。
しっかりしたボディのシャープなアタック。
トロッとした感じの飲み口。
酸味はしっかりと強い。
リンゴのような収斂性のある印象の酸味。
アルコール度はかなり強め。
後味に苦味が残るが、余韻はキレイに消える。
舌の両脇に強く味わいを感じる。
余韻は長めに続く。
【判定】
色味の強い色調で、ややオレンジっぽさがある。
少し熟成した2005年から2007年くらい?
香りは樽の印象と、熟した果実、パッションフルーツやバナナ。
リンゴのような印象もあって、総合的にはボルドーブラン。
味わいはシャープさがあって、ボリューム感はそこそこ。
ボディはしっかりしていて、やはりリンゴのような印象がボルドーっぽい。
バッカスはまったく飲んだことが無いが、多分これはフランスの高貴品種。
シャブリって感じでは無いので、ペサック・レオニャンかプイィ・フュイッセ。
樽でしっかり熟成したものって、ボルドーとブルゴーニュで判定つかない時があるんですよね。
やや迷うものの、やはりこれはボルドーブランだろう。
ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン
で、ピンポン
ふー、当たってよかった・・
【総評】
レスプリ・ド・シュヴァリエ ブラン 2007
L'ESPRIT DE CHEVALIER BLANC 2007
フランス:ボルドー地方:AOCペサック・レオニャン
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン70%、セミヨン30%
町田の蔵家さんで、2980円で購入。
日頃安いワインしか飲んでないので、高めのワインのブラインドテイスティングってちょっと苦手になってます・・
カミさんに、ペサック・レオニャンのグラン・クリュのセカンド、という説明をして、価格感を聞いたら、1980円。
美味しそうと思って開けたけど、酸っぱくてイマイチ、らしい。
確かに、酸味が強いというよりは、酸化してるような印象。
伝統的なボルドー・ブランって結構こういった酸っぱいタイプがありますね。
カミさんには不評だけど、私はこの酸っぱさ、大丈夫です。
微妙に酸化してるような印象はあるけど、後味がキレイに消えるので、スッキリした酸味の印象で終わります。
グビグビ飲めるタイプじゃないですね。
さらにワインだけだとダメみたい。
今日の晩御飯はクリームシチュー。
やはり食事に合わせると、欠点が消えて、良さが出てきます。
フツーの鶏肉のクリームシチューで、特にハーブやスパイスも効いて無いのですが、うまく食事をまとめて、プラス酸味とフルーツ感を加えてくれます。
ベースはしっかりしているので、酸っぱいと文句言っていたカミさんも結構飲んでました。
おつまみで、レーズンに合わせてみると、酸っぱさが強調されてダメ。
でもキューブチーズのプロバンストマトに合わせてみると、酸味が良い方向に触れて、フルーツ感がグッと良くなります。
トマトの味に乗っかるように上質なフルーツ感が出てきますね。
やっぱり食事と合わせて活きるタイプみたい。
でも、同じ価格帯のボルドーブラン、クロ・フロリデーヌと比べると、やっぱりイマイチ感が・・・
家庭で飲むにはちょっと神経質なのかな?
ワインだけでは、凸凹があって、それを食事でおぎなうような、昔ながらワインの印象?
ちゃんとしたレストランで、ソムリエさんがキチンと料理を合わせて出してくれるととても美味しく飲めると思います。
■楽天ショップへのリンク
レスプリ・ド・シュヴァリエ ブラン 2009 税込 2,604 円 送料別
※サイトより引用
ペサック・レオニャンで、赤白ともにクリュ・クラッセの格付けを受けている ドメーヌ・ド・シュヴァリエのセカンド、レスプリ・ド・シュヴァリエが なんと赤・白揃ってヴェリタスに到着しました!
ドメーヌ・ド・シュヴァリエは、パーカーさんが 白は5つ星、赤は4つ星をつけ、 とても高い評価を得ています。
さらには、フランスのワイン誌『クラスマン』でも ペサック・レオニャン地区でオーブリオン、ラ・ミッション・オーブリオンに 次ぐ2つ星の評価を得ています。
特にシュヴァリエブランの畑は、わずか4haしかなく、 年間1000ケースしか造られない親ワイン以上に稀少な 500ケースのみのセカンドワイン!
なんといっても稀少なワインですから、 出会ったときが買いどきです!
お見逃しのないように!
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