2007/05/05

クロ・フロリデーヌ・ブラン 2004(ブラインドテイスティング:外す)

・シャルドネ(ムルソー)\4180
・シャルドネ(サントーバン・プルミエ・クリュ:ジャン・マルク・ボワイヨ)\2980
・セミヨン50%、ソーヴィニョン40%、ミュスカデル10%(グラーブ クロ・フロリデーヌ)\2780
・アリゴテ \1880

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

クロ・フロリデーヌ・ブラン 2004 ボトル ラベル
【外観】
やや濃いめの黄色
輝きを感じる
粘度はそこそこあり、12.5%くらいか(正解)

【香り】
樽香、バター香、バニラ香
フルーツは柑橘系
力強い香り
こってりとした濃厚な香り

【味わい】
しっかりとした酸味
やや苦味が残る
余韻は長く、10秒以上

【判定】
バターっぽい香りはこれはシャルドネのいいやつだ。
サントーバンか、ムルソーに絞る。
酸味がしっかりとしていて、やや独特な酸味もある。
あまりボディは厚くない。
値段で行けば、サントーバン、でも独特な雰囲気はムルソーか。

ファイナルアンサーで、ムルソー
で、ブー

な、なんとクロフリデーヌ・・
全然違った・・

【反省点】
樽の強いボルドーをすっかり忘れていた。
やはりボディの厚みのようなものはシャルドネとは違うかも。

クロ・フロリデーヌ・ブラン 2004
CLOS FLORIDENE 2004

■楽天ショップへのリンク

http://item.rakuten.co.jp/cavedehokuto/10000951/


http://www.rakuten.co.jp/wine-kadoya/123456/123661/288529/

※サイトより引用
マセラシオン・ペリュキュレールは果実を破砕したあと果皮を取り除かず、果汁に漬け込んだまま低温で長く置き香りの成分を余すところなく抽出し果実味を最大限に引き出す方法です。この方法によりアロマに複雑味と個性が生まれます。
「マセラシオン・ペリキュレール」という彼の処理では、ブドウの果皮と果汁との接触を比較的低温で長く行うことができる。これは、ブドウの果皮に含まれる成分こそがワインにアロマの複雑さと果実味の豊かさを与えるものだというデュブルデューの信念によるものだが、今ではほかの権威たちもこれを支持している。

収穫は手摘みで2回にわたり行われ、デュブルデュー氏お得意の果皮と果汁を一緒に漬けるマセラシオン・ペリキュールにより、果皮に付着する香味成分を余すところなく抽出し果実味を最大限に引き出しています。
色調は緑がかった金色で、香りは白桃、レモン、グレープフルーツ、クッキー、トーストなどの芳香、力強い味わいと新鮮な果実味に優しい酸がエレガントに口の中に広がる秀作です。
クロ・フロリデーヌは、偉大な石灰岩のテロワールに由来する特別な個性を持つ。緑がかった金色の色調で、トースト、グリルしたニュアンス、グレープフルーフ、レモン、白桃の凝縮したアロマ。力強い風味と新鮮な果実味、濃縮感、偉大な白ワインのストラクチャー(構造)。
最低10年は寝かすことが可能。
生産量は70,000本、若い葡萄の木から造るワインはシャトー・モンタリヴェ(Chateau Montalivet)の名で商品化されている。
面積:13ha
品種:セミヨン50% ソーヴィニョン40% ミュスカデル10%
樹齢:20~40年
収穫:2回にわたる手摘み
醸造:オーク樽醗酵、澱の上( sur lie )で11ヶ月の樽熟成

個人的な感想
私ごときがうんぬん言うワインでは無いんですけど、力強さとオーラはさすが。
フルーツもモモやグレープフルーツといった複数のフルーツを感じて、樽の印象は大変強いけれども、ぎりぎりの線で嫌味になって無い印象。
バニラやバターっぽさも感じる。
確か前回飲んだものは樽のニュアンスがやや嫌味になってたような記憶が残っているが、今回のやつはさすが、って感じ。
しっかりとした酸味と力強さはひと昔前の上質な白ワインをイメージさせる。
樽香のしっかりとした、セミヨンが多いボルドータイプと、シャルドネの上質なものを分けるポイントはどの辺りにあるだろうか。
確かに飲むと全然違うんですけどね。
ボディが厚くてもやや硬めな男性的なものがボルドーで、包容力のあるボディの広がりがシャルドネって感じなのかな?
セミヨンの麝香を感じられれば判定出来るのかもしれないけど?
次回ムルソーが空いた時に、その違いがある程度イメージ出来るかもしれない。

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