2011/07/17

ドミニオ・エスピナル マカベオ 2010(ブラインドテイスティング:外す)

 
(1)リースリング・リオン(日本:岩手県:花巻市大迫町:09)\2181 (エーデル)
(2)シャルドネ(チリ:コルチャグア・ヴァレー/カサブランカ・ヴァレー:10)\1280 (トップ)
(3)リースリング(独:ファルツ地方:09)\1140 (トップ)
(4)トレッビアーノ、マルヴァジーア(伊:ラツィオ州:DOCエスト・エスト・エスト・ディ・モンテフィアスコーネ:2009)\943 (OK)
(5)マカベオ(スペイン:ムルシア州:イエクラDO:10)\798 (トップ)

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ドミニオ・エスピナル マカベオ 2010
【外観】
少しベージュがかった、中庸なイエロー。
色あいはシンプルな色調で、ベージュ寄り。
輝きは弱め。
粘性は中庸で脚が現れるが早めに消える。

【香り】
熟した蜜のような果実香。
洋ナシやオレンジ。
グラスを回すと少しミネラルとハーブ香。
アロマティック品種のような印象。
香りは弱め。

【味わい】
残糖を少し感じるセック。
収斂性のある、少し荒めの口当たり。
酸味は強めだが、酸化の印象が少し。
アルコールは強めに感じる。
ボディは中肉中背だが、やや弱め。
喉にひっかかるようなエグ味が気になる。
余韻は短い。

【判定】
外観のベージュっぽく、あまり力の無さそうな感じはマカベオが候補。

香りは、強いフルーツ香がアロマティック品種のような印象。
トレッビアーノかマカベオ?
でもどちらもちょっと違うような。

味わいは、やや酸化の印象や収斂性、エグ味があって、安いワインの印象。
ブドウ自体の力も無さそう。

そうなるとやはりトレッビアーノかマカベオだが、ここでちょっと気になるのが、ドイツのリースリング。

あれ?よくよく味わってみるとこれってリースリングじゃない?
ペトロール香が無いので、やや不安があるものの、この種の部分の印象はドイツのリースリングのような気がする。

ファイナルアンサーで、リースリング
で、ブー

う~ん、マカベオでした。

【総評】
ドミニオ・エスピナル マカベオ 2010
DOMINIO ESPINAL BLANCO MACABEO 2010

スペイン:ムルシア州:イエクラDO
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:マカベオ

リカーランドトップで、798円で購入。

以前もマカベオでマスカットっぽさを感じたことがありますね。
ドミニオ・エスピナル マカベオ 2009

この時はボルドーと間違えたのですが、確かにボルドーっぽい、リンゴのような印象を持っています。

樽香もありますね。
ちょっと温度が上がると樽の印象が出てきました。

マカベオをボルドーブランスタイルで仕上げてるような感じなのかな?

スペインの白ワインって、シェリーっぽさを感じることがよくありますが、このワインは全然シェリーっぽさはありません。

今日の晩ご飯は、市販の皮を使った、自家製ぎょうざ。

このワイン、実に良く馴染みました。

さっぱりしてくれるという点では、ビールよりも合うんじゃ、と思うくらいでした。

カミさんに価格感を聞いたら880円でほぼ正解。
1000円しないくらいの印象だけど美味しい、という感想です。

やや飲み口に荒さがあって気になるものの、個性と思える範囲ではありますね。

リッチでボリューム感のあるタイプではありませんが、さっぱりサバサバした味わいで、夏場には良さそうです。

コストパフォーマンスという点では、まあまあ、かな。

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事