2011/06/02

ヴィヌム・レックス ヴィノ・ビアンコ NV(ブラインドテイスティング:外す)

 
(1)シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、グルナッシュ・ブラン(仏:ヴァン・ド・ターブル:NV)\638
(2)シュナン40%、コロンバール40%、ケープリースリング20%(南ア:WOウエスタンケープ:NV)\524
(3)マカベオ(スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ:09)\500
(4)品種不明(伊:アブルッツォ州キエーティ県:NV)\368

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ヴィヌム・レックス ヴィノ・ビアンコ NV【外観】
わずかにオレンジが差している、中庸な濃さのイエロー。
色味はちょっと複雑で、オレンジが差しているようで、グリーンっぽくもある。
輝きは大人しい。
粘性は弱く、サラッとしている。

【香り】
白い花。
南国系の果実。
石灰のようなミネラル。
最初ふわっと香って、すぐに弱くなる。
グラスを回すと、酵母とミネラルの印象が強くなる。
炭酸の印象。
ラムネ菓子みたいな甘い感じもある。
香りは全体的に弱め。

【味わい】
残糖を多めに感じる、やや辛口。
ほんのり甘いが、後味がスッキリした口当たり。
酸味はちょっと荒っぽい強さ。
ボディは弱め。
アルコールの印象はちょっと浮き気味だが、弱い。
舌にまとわりつくような苦みがあって、後味がいまいち。
余韻は少し続く。

【判定】
色味が複雑でちょっと濃いめの黄色は、マカベオとか南アフリカの印象。

香りは弱めだが、複雑。
炭酸の印象や、ラムネっぽい甘い感じがあって、イタリアっぽい。

飲み口はちょっと甘めで、シュナンが浮上。

複雑な色調と、複雑な香りは、やはり多数の品種が混ざっているせいか。

南国系の果実はシュナン、ミネラルはケープリースリング、やや浮いたアルコール感がコロンバール、かな?

ファイナルアンサーで、シュナン、コロンバール、ケープリースリング
で、ブー

品種不明のイタリアでした。

【総評】
ヴィヌム・レックス ヴィノ・ビアンコ NV
VINUM REX VINO BIANCO NV

伊:アブルッツォ州キエーティ県
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:不明

OKストアで、368円で購入。

ネタバレして飲んでみると、シャルドネ比率が高そうな印象。

今日の晩ご飯は、カレー味の鶏の炒め物。
ちょっとイロモノ系のおかずです。

でも、これが意外とよく合いました。

カレー風味ですが、味付けは強く無かったので、ちょうどいいバランスでした。
ワインのほんのりとした甘みが、カレー味にマッチしますね。

ちょうど、カレーとゲヴュルツトラミネールが合うような感じです。

ミックスレーズンがあったので合わせてみると、濃い色のレーズンには持って行かれますが、グリーンのレーズンに合わせると、生き別れた兄弟に合ったかのような?合い方をしますね。
抱擁して涙ぐむくらいの勢いで合います。

このワイン、後味の苦みが強いので、人によって好き嫌いがありそうですね。

カミさんに価格感を聞いたら、680円。
まあ、いいんじゃない、って感想でした。

軽くて、荒っぽい飲み口ながら、美味しく飲めて、すっかりボトル1本無くなりました。

グラスに残る香りが、木のチップみたいな香りに加えて、やや雑巾っぽい、香りもあり、まあ人には勧められないワインかな。

マズイワインが大丈夫って人にはオススメです。
まあ、500円超えると高い印象ですが。

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